スタートアップ1-2話あらすじネタバレ感想。仮想通貨の出資者はギャング

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スタートアップ 前回までは…

イジー・モラレス(オトマラ・マレロ)が作成した仮想通貨「ジェンコイン」。

バレンシア銀行の行員ニック・タルマン(アダム・ブロディ)は「ジェンコイン」に投資する。

しかし、その投資金は同じく銀行員の父アンドリュー・タルマン(カール・ウァイントローブ)から資金洗浄を頼まれたものであった。

アンドリューの行方を追うFBI捜査官のフィル・ラスク(マーティン・フリーマン)とギャングのロナルド・デイジー(エディ・ガテギ)。
ロナルドはアンドリューの行方を聞き出すためニックを襲うのであった。

 

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スタートアップ 第2話 あらすじ

ニックを襲ったロナルドの目的は、自らの金を持ち逃げしたアンドリューの行方を知ること。

それを聞いたニックは、父から受け取った金こそがロナルドの金であることに思い当たる。しかしその金はイジーが作成した「ジェンコイン」に投資したので、手元には無い。

金の行方について説明するため、ニックはロナルドの元にイジーを呼び出す。

イジーは「ハイチ系ギャングから恨みを買う怖さを知っているから関わりたくない」とニックに怒りをぶつけるが、ジェンコインへの投資先を失うことを懸念しロナルドに「ジェンコイン」について説明を行う。

だがロナルドは投資に興味を持たず、24時間以内に30万ドルを現金で返すようにと脅す。

 

ワシントンDCから異動してきた女性捜査官マデリン・ピアース(ジョセリン・ドナヒュー)はフィルの部下となる。
フィルはアンドリューの足取りを追うため、マデリンにアンドリューの勤め先の銀行への聞き込みを命じる。

ロナルドは反抗期の息子のトゥーイー・デイジー(ケルビン・ハリソン・Jr)を帰宅させるため、ギャングのたまり場である広場へ向かう。2人が会話をしていると、突然、あたり一帯が別グループのギャングの銃撃を受ける。

間一髪、トゥーイーを守ったロナルドは、抱きかかえながら安全な場所へと身を隠した。

ギャングたちは去っていったものの、辺り一帯には銃弾を受けた負傷者たちの姿があった。その中にはトゥーイーの友人もおり、トゥーイーは仲間とともに友人の敵を討つことを決意する。

そんな息子を見て、「復讐を果たしても、復讐の連鎖が続き更なる犠牲者を増やすだけだ」とトゥーイーを諭すロナルドであった。

何とか30万ドルを集めようと躍起になったニックとイジーだったが、15万ドル程度しか集めることが出来ずに約束の時間を迎えてしまう。

姿を現したロナルドは、24時間前とは打って変わって、30万ドルの現金は返さなくていいと言う。
それどころか、ロナルド自身も「ジェンコイン」の事業に参加したいと言う。

「その金の残りの出どころが明らかになったら、用心棒が必要だろ?」と不敵に笑うロナルドの笑顔に、この先に起こるであろう嫌な予感を隠し切れないニックだった。

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感想1 ニックとイジーの対照的な個性。


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ロナルドに渡すはずの30万ドルを集めきれなかった時、ニックとイジーのリアクションは対照的なものでした。

ニックはもうダメだと頭を抱える一方、イジーは「要求された金額の半分もあれば誠意を見せられる。」と言い張りあまり気に留めていない様子。

その上、自らの身の安全を確保するため、ロナルドとの約束の場所に銃を持参するイジー。

彼女からは、どんな状況下でも悲観的にならず、諦めずに自らの行動で未来を切り開こうとする強さを感じ取れました。

しかしニックはすぐに弱気になり、悲観的になっていました。

今後彼のこういった弱さは克服されていくのでしょうか。
また、「ジェンコイン」事業やそれに取り巻く様々な問題に直面する状況の中で、彼らはチームとして団結することができるのでしょうか。

 

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金融豆知識 仮想通貨で資金洗浄(マネーロンダリング)は可能?

イジーが「ジェンコイン」についてロナルドに説明するシーンで、仮想通貨を用いた資金洗浄について語っていました。
本当にそんなことが可能なのでしょうか。

資金洗浄(しきんせんじょう)とは、規制薬物取引、盗品などの贓物(ぞうぶつ)取引、身代金、詐欺、違法賭博、脱税、粉飾決算、裏金、偽札などの犯罪行為によって得た現金(汚い資金)から、出所を消し(汚れを洗い流し)、正当な手段で得た資金と見せかける(綺麗に見せかける)ことである。捜査機関による口座凍結、差押、摘発、徴税等を逃れる目的で行う。犯罪資金を資金洗浄せずに使用した事が切っ掛けで、犯罪者が検挙されることがある[1]。マネー・ロンダリング(英: money laundering)とも言われる[注釈 1]。

実は仮想通貨を用いた資金洗浄(マネーロンダリング)は可能です。

異なる仮想通貨で売買を繰り返し金の出所をあやふやにする方法や、不正入手した仮想通貨を小分けにして様々な口座に送金する方法などが行われているそうです。

また信頼できない取引所や怪しい相手から仮想通貨の取引を行ってしまうことで、知らず知らずのうちに自らが資金洗浄に加担してしまうケースもあります。
そういったことにならないように、仮想通貨の取引を行う際には取引相手に注意してください。

 

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感想2 ハイチ系ギャング・ロナルドの目的とは?

30万ドルを現金で返すようにという主張から一転、突如「ジェンコイン」事業に参加することを表明したロナルド。

彼の目的とは一体何でしょうか。

おそらくロナルドの息子がギャングの抗争に巻き込まれたことが、彼の考えを変えた一因だと思われます。

ロナルドは血で血を洗うギャングの世界から抜け出したがっており、そのためには綺麗な金が必要となります。今の死と隣り合わせの暮らしから抜け出して、まっとうに稼ぐ・生活をする足掛かりにしたかったのかもしれませんね。

子を持つ親として、その子の未来を明るいモノにしたいというロナルドの葛藤が見えます。

 

そしてその理想の人生を手に入れるため、一家で真っ当に生き直すために「ジェンコイン」事業に興味を持ったのではないでしょうか。

ギャングという恐ろしい肩書を持ちながらも、誰よりも家族の安全を気にかけているロナルド。
息子に復讐することの愚かさや、自らのようなギャングになってほしくないと訴えかけるシーンからも、ロナルドの優しさが垣間見えました。

 

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スタートアップ 第2話 まとめ

第2話では、ロナルドに返金するため奔走するニックとイジー。

果たして24時間以内に30万ドルを集金できるのか、という展開にはハラハラドキドキしました。追い詰められた状況下でニックとイジーが見せたそれぞれ異なる一面。

ニックの弱さとイジーの強さが対照的に描かれていたのがとても印象に残りました。

また、フィルの元に異動してきた女性捜査官マデリンが今後どういう役割を果たすのかにも目が離せません。

そしてロナルドがギャングから足を洗うため、ついに行動を起こします。返金はしなくていいから「ジェンコイン」事業に参加したいと言うロナルド。

ニック、イジー、ロナルド、この3人は本当にうまく機能するのでしょうか。

第3話に続きます。

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