U-NEXT独占配信!ヒュー・グラント&ニコール・キッドマンが初共演&W主演を果たした『フレイザー家の秘密』を観たよ~。
アメリカで2020年に制作された本作は『ビッグ・リトル・ライズ』のニコール・キッドマンとデイビッド・E・ケリーが再びタッグを組んだ意欲作。
ニコール・キッドマンのお相手の夫役は意外にも米ドラマ初参戦のヒュー・グラントが好演。
かねてから「俳優業は引退する」と決意していたヒュー・グラントに、ニコール・キッドマンが熱烈ラブコールを送って共演が実現した話題作です。
ますますイケおじになっているヒュー・グラントと、年を経てさらに美しさを増しているニコール・キッドマンが夫婦としてスクリーンに登場した『フレイザー家の秘密』は、ドロドロのサスペンス好きの方は必見!
と言いたいところですが、
結論いうと、ちょっとつまんなが過ぎたかな~~
ひっさしぶりに熟年俳優陣の海外ドラマ観たのだけれど、これはヒュー・グラントととニコール・キッドマンの無駄遣いでは…?
というわけでさっそく『フレイザー家の秘密』のあらすじやネタバレ、感想や評価を語っていくよ!
なお、今回はドラマに関するネタバレが大いに含まれておりますので、まだ観ていない方はご注意を。
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Contents
「フレイザー家の秘密」海外ドラマちゃん的 評価。
せっかくの豪華キャスト陣、途中までは面白いのに結末で台無し!
年を経て、さらなる深みを増した主演2人の圧巻の演技にグイグイ引き込まれます。第1話はセレブ家庭の裕福さを観察するというユルイ展開ですが、第1話のラストから物語は一気にサスペンスへと転換しそこからは一気見確実。残念すぎるのは、結末。え?今までの伏線はなんだったの?
ってくらい回収しきれていない伏線山積でストーリーは幕を閉じます。ある意味衝撃の結末を観終えたあなたはきっとこう言うでしょう。「あれ?終わり…?」
散々期待したのにラストで一気に期待を裏切られ、評価としては3.5。
そうなんですよ、期待を裏切ってくるのがこの『フレイザー家』。
登場人物全員異常者なの?
という伏線があって、いや逆にそうであって欲しかったんだけど、この伏線が「ただの視聴者混乱作戦」だったんですよね~。
何にも意図がなかったというか、落とし込みが浅いというか。
数々の伏線に対する回収及び説明がドラマ内でなされていなかったのが低評価の大きな原因ですね。
「フレイザー家の秘密」あらすじ
『フレイザー家の秘密』観るならU-NEXT
幸せなセレブ生活を送る臨床心理士のグレイス。ある日、息子の学校に通う生徒の母親が殺害され、時を同じくして医師である夫が姿を消す。それから夫にまつわる事実が次々と明らかになり、事件はニューヨーク中が注目する裁判へと発展するのだった。
「フレイザー家の秘密」物語は、ニューヨークに住む裕福なセレブ家庭で起こります。
臨床心理士のグレイス・フレイザー(ニコール・キッドマン)は、愛する夫ジョナサン(ヒュー・グラント)と息子ヘンリー(ノア・ジュープ)とともにニューヨークで暮らしている。
ヘンリーが通う地元の私立小学校の基金集め委員会に入っているグレイスは、同委員会のママ友たちとも順調で、まさに満たされてた人生を送っていたが、ある日、新しく委員会メンバーに加わったエレナ・アウヴェス(マチルダ・デ・アンジェリス)と出会う。
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若くて美しく、巨乳(海外ドラマちゃんがあえてピックアップしているわけじゃないですよwそういう描写が多々あるのよ。)のエレナは、基金集め委員の会議中におっぱい丸出し&セレブママたちを凝視したままで授乳を始めたり、グレイスが通うジムに突如現れたかと思えば、すっ裸で接近してきたり、エレベーターの中でグレイスにキスをしてきたりと、情緒不安定な様子。
周りから浮きまくっているエレナを気にかけ優しく接するグレイスだったが、小学校の寄付金パーティーの後、エレナは自身のアトリエで何者かに撲殺されてしまいます。
容疑者は、グレイスの夫で小児科医のジョナサン・フレイザー(ヒュー・グラント)。
事件の謎に迫るグレイスは、夫の衝撃的な過去、事件のカギを握る息子の秘密、父と母の本当の関係を知ることになります。
エレナ撲殺の真犯人は、臨床心理士のグレイス・フレイザーか?
心優しき小児ガン専門医のジョナサン・フレイザーか?
もしくは被害者エレナの夫フェルナンド・アルヴェスか?
はたまた父の秘密を知った息子ヘンリー・フレイザーか?
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「フレイザー家の秘密」概要
『フレイザー家の秘密』観るならU-NEXT
- タイトル フレイザー家の秘密(原題:THE UNDOING)
- 主演 ヒュー・グラント、ニコール・キッドマン
- 出演 ノア・ジュープ、ドナルド・サザーランド、エドガー・ラミレス
- 脚本 デイビッド・E・ケリー
- 製作 アメリカ
- 全6話
- 原作
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『フレイザー家の秘密』原作は『You Should Have Known』
原作はジーン・ハンフ・コレリッツの『You Should Have Known』。2014年に発表されたミステリー小説です。
『フレイザー家の秘密』の豪華なキャスト陣まとめ
『フレイザー家の秘密』観るならU-NEXT
- 脚本を担当したデイビッド・E・ケリーは、ニコール・キッドマンと『ビッグ・リトル・ライズ』以来の再タッグ。
- ヒュー・グラントは米ドラマ初出演!
- ヒュー・グラントの俳優業引退を覆した作品。
- 脇を固めるのも豪華俳優陣!
ニコール・キッドマンがヒュー・グラントとの共演を熱望して叶ったという話題作で、オファーされた当時は俳優業引退を決めたタイミングだったというヒュー・グラントは、『フレイザー家の秘密』の依頼を受けるべきか悩んだらしいよ。
ヒュー・グラントは俗にいう“舞台恐怖症”で人前に出るストレスを感じることが年々増えたため、俳優業から引退しようと考えていたんだって。
そして脇を固める出演俳優陣にも注目。
キャスト陣の1人で、ニコール・キッドマン演じるグレイスの実父フランクリン役はドナルド・サザーランド。
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むちゃくちゃ渋いです。
娘グレイスと孫ヘンリーを守るため、警察にもひるまない毅然とした態度と、グレイスへの明確な助言で、ストーリーのキーパーソンの1人となります。
サザーランドといえばそう、『24』のキーファー・サザーランドがあまりにも有名だと思うのですが、ドナルドはキーファーの父親です。
ドナルド・サザーランドのプライベートはユニークなおじいちゃん。
ドナルド・キーファーのエピソードとしては、ドナルドは『24』の大ファンで、『24』全盛期の当時、実家に遊びに来たキーファーにうっかり『24』の未放送分のネタバレをされたときには激怒してキーファーを追い出したりw、
三船敏郎を尊敬していて『シャドウ・オブ・ウルフ』のオファーがきたときには二つ返事でOKをだしたり、となかなか素敵なおじいちゃんです。
その他にも、『ボーン・アルティメイタム』『ジャングル・クルーズ』のエドガー・ラミレスがニコール・キッドマンとヒュー・グラント夫婦を追い詰める刑事役、
『アメリカン・ホラー・ストーリー』のリリー・レーブがニコール・キッドマンのママ友で出演。
リリー・レイブが、友人であり弁護士としてグレイスの良き相談役となる役柄もカッコいいですよ。
とにかくキャストが豪華だよね~!!
それでもあえての『フレイザー家の秘密』おススメの理由
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つまらん連呼している海外ドラマちゃんですが、ここであえておススメする理由を書いてみます(笑)
ちょっと観たろか~という方は是非に。
- とにかくニコール・キッドマンが美しい。華やかな俳優陣に溶け込めていないくらいの異様な美しさをまとっている。
- 心理学者であるニコール・キッドマンの発言は嘘か本当か?色素の薄い水色の瞳の血管が赤くなって涙がボロボロと出るシーンなどは息を呑む。
- ヒュー・グラントはやっぱりぶっ壊れている件。
- 全6話しかないのでサクッと観られる。
まず、『フレイザー家の秘密』は、久しぶりに名女優の演技を観たい方にはゼッタイおススメ。
そしてサスペンスとしては引き込まれる描写も多々あり、ラストの展開さえ無視すればストーリーとしては一気見できる面白さ。
実際に海外ドラマちゃんも娘が「モウソレヤメテ…」って連呼する横で一気見したんですよ。
ラスト以外のストーリーとしては面白いのでサスペンスやサイコスリラー好きにはおススメです。
エレナ撲殺シーンもわりとエグイので、スプラッター好きさんも良いのではないかと。
さらにヒュー・グラントの壊れっぷりがホラーです。
ヒュー・グラント演じるジョナサン・フレイザーの一挙手一投足は、もう嘘かほんとかストーリーの最初から全然わかんない。
ソシオパスの役柄を見事に演じ切っているヒュー・グラントですが、これが実際のヒュー・グラントに近い人物像だろうなってくらいぶっ壊れてます。なのに魅力的。まさにサイコパス、いやソシオパス。
その他にも、ニューヨーク中が注目するフレイザー家の裁判のシーンなんかはゾッとするし、フレイザー家、被害者遺族アウヴェス家がそれぞれ抱えていた闇が浮き彫りになるなど、見応えがあります。
それだけに、最後がな~。
もう少しナントかならんかったのだろうか。
それこそニコール・キッドマンは『アザーズ』ばりの怪奇現象請負人を演じたかったのではないだろうか…。
もったいないと思う。
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『フレイザー家の秘密』は駄作 ニコール・キッドマンとヒュー・グラントの才能無駄遣い まとめ
というわけで、久しぶりに海外ドラマちゃん的海外ドラマ評価でした。
『フレイザー家の秘密』は制作当初から期待していただけにちょと残念でしたね。
ムリに6話に納めずに、もう少し丁寧に伏線回収してほしかった…。
主演の2人ですが、
出演作を語るだけで巻物並みの文字量になってしまうニコール・キッドマン。海外ドラマちゃん的には『アザーズ』が好きですね(海外ドラマじゃないんかいw)。
全然関係ないんだけど、ニコール・キッドマンってオーストラリア女優として有名だけれど、ハワイはホノルル出身なんだよね。
ヒュー・グラントはやっぱり『ノッティングヒルの恋人』(海外ドラマじゃないんかいw)。
『アバウト・ア・ボーイ』や『ラブアクチュアリー』などヒュー・グラントの役柄は総じて、
“甘いマスクと情けない性格、しかし根は良いヤツかつ結局の甘いマスクで全て清算される”
みたいな印象なんだけど、本人は長年この“甘いマスク役”から脱却したかったらしいよ。
というわけで『フレイザー家の秘密』では、新たなヒュー・グラントが観られるのかな?と期待したけれど、
甘いマスクのオヤジ、性格情けないままついにぶっ壊れる
という予想を上塗りした結果になりましたw
海外ドラマちゃん的には、ヒュー・グラントといえば「優しいイケおじを演じること多数だが、プライベートではぶっ壊れたおっさんセレブ」ってイメージが強いんだけど、『フレイザー家』ではまさにこの両方のイメージを融合させておりましたよ。
ヒュー・グラントって実際にはこんなヤツなんだろうな…って思いました。(失礼すぎだろw)
というわけで、『フレイザー家の秘密』気になる方は是非観てみてね!
U-NEXTで独占配信中(課金なしで視聴できます)です!
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