キム秘書はいったいなぜ?11話ネタバレ、あらすじや感想。市バスデートは最高?

韓国大人気ドラマ、キム秘書はいったいなぜ?第11話です。

前回は…作家のモルぺウス(ソンヨン/イ・テファン)がアートセンターの開館イベントに出演してくれることになり喜ぶミソ(パク・ミニョン)だったが、ヨンジュン(パク・ソジュン)から猛反対され口論に発展する。

ユシク(カン・ギヨン)からミソに謝罪をするよう忠告されたヨンジュンは、言葉に詰まりながらもミソに謝罪をする。モルぺウスがヨンジュンの実兄であることを知ったミソも謝り、2人は仲直りをする。

わだかまりが解けた2人は穏やかな雰囲気で残業をしていると、ヨンジュンがミソにキスを迫る。驚きつつも目を瞑ったミソだったがヨンジュンから突き飛ばされてしまう。

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ヨンジュンとミソの関係、一歩前進?喧嘩から一転、いい雰囲気の2人に和む11話です。

注目有給を取ったミソに会いに来たヨンジュンは“平凡なデート”を楽しむ。

注目副会長室に訪れたソンヨンは秘書室メンバーから歓迎される。

注目ジアはコ・グイナムの秘密を知ってしまう。



キム秘書はいったいなぜ?11話 あらすじとネタバレ

キスを迫られたミソだったがヨンジュンから突き飛ばされてしまい、ショックのあまり「明日は有給を頂きます。」と言い残して副会長室を去っていく。

翌日、アートセンターの開館イベントの打ち合わせで会社を訪れたソンヨンをヨンジュンは冷たくあしらうが、モルぺウスの来社に騒ぐ秘書室メンバーたちはサインや握手を求めて盛り上がる。

有給中のミソは退屈な1日を過ごしていた。公園で楽しそうに遊ぶ親子を見つめながら1人アイスを食べ、友人たちに連絡するも忙しいと断られ「休みの日に遊び相手がいないのは副会長のせいよ」とぼやきながら近所をブラブラする。

「副会長め」と悪態をつきながら家路に向かうミソの前に「呼んだか?」とヨンジュンが登場する。「俺も有給を取ったから一緒に遊ぶか?」というヨンジュンを拒否するミソだったが、食い下がるヨンジュンに一緒に“出掛けたいなら…”とミソはバス旅行を提案する。

新居を探しているジア(ピョ・イェジン)は、眺めがいいというマンションの屋上を見せてもらう。屋上部屋の青年はそこで野菜を育てており、家賃も値切ったという倹約家らしい。そんな話を聞きつつ屋上に行くと…そこには着古したジャージ姿でスーツのボタンを縫うグィナム(ファン・チャンソン)がいた。

狼狽したグィナムは「スーツは1着です。それが知りたくて尾行を?」と逆切れするが、部屋を見に来ただけだというジアに社内の人気者である自分の地位を汚したら許さない、と脅迫する。

バスでソウルの街を巡る2人。つり革の存在を知らなかったり、バスの揺れに対応できずにミソの膝に座って他の女性客に笑われたりと散々なヨンジュンだがその横でミソは楽しそう。

2人は街外れにあるミソの常連の飲食店『コプテギ(豚皮)は立ち去れ』で食事をする。家族の思い出の店だと語るミソ。トングとハサミを奪い「貸せ。今日は君に合わせる日だから俺がやろう」とミソのために真剣にコプテギを切り分けるヨンジュンだった。

ミソに合わせることを楽しむヨンジュン

第10話でミソに迫っておきながら突き飛ばしてしまったヨンジュン。第11話は焦るヨンジュンとショックと怒りで震えるミソで幕開けです。

「俺は君を惑わせたい」とミソに近づいていうヨンジュンは目を瞑ると、悪夢に見る廃墟の部屋が映る。「お願いだからやめて」という幼いヨンジュンに赤い唇の女が「あなたが私の最後を見届けて」と言い手を伸ばす。恐怖に歪むヨンジュンは思わずイスごとミソを突き飛ばしてしまう。

部屋の隅まで飛ばされたミソにヨンジュンは「説明させてくれ」と弁解を図るもミソは「明日は顔を見る自信がないので会社を休みます」と言い去っていく。

まさかのまさか。ヨンジュンは目を瞑れなかったんですね~。悪夢を見るどころか目を瞑っただけでフラッシュバックしてしまうとは…。確かにこの廃墟の映像、めちゃくちゃ怖いので実際に起きたら本当にトラウマになるレベルです。是非動画で確認を→韓流観るなら<U-NEXT>

そして突き飛ばされたミソは休暇を取るものの、年中仕事をしているためいざ休んでもやることないんですよね。この気持ちちょっとわかるw友達とも疎遠で、ジアに電話して仕事状況を確認したりと結局仕事をしてしまうミソなのでした。

ミソとジアの電話を立ち聞きしたヨンジュンは『VIPプラン』を手にミソをデートに誘う。「休みの日まで副会長と過ごしたくない」と拒否するミソだが「挽回させてくれ」とヨンジュンに言われて『庶民的な市バスデート』を提案する。

この「挽回させてくれ」と素直に言えるのがヨンジュンのいいところですね~。

海外ドラマちゃん
こうやって面と向かって言いに来られる男子って絶滅危惧種じゃないの?

ヨンジュンの食い下がりっぷりにミソは少しずつ心を許していきます。「今日は君に合わせる。」というヨンジュンと共にバスに乗って向かった先はミソが1番好きなお店です。

歩み寄るソンヨンと突き放すヨンジュン

アートセンターの開館イベントの打ち合わせのついでに副会長室を訪れたソンヨンは「企画の趣旨は悪くない」と話しだしますが「業務の1つにすぎない。」とヨンジュンは冷遇する。「有能なお前にはそうかもしれないが、両親は俺たちが一緒に働くことを喜んでいる。」と、和解したと思っているからいたずらに揉めたくないと話すソンヨンに「原因は俺じゃない」とヨンジュンは突き放す。

個人的にはソンヨンの歩み寄りの気持ちを買いたい気もするのですが…ソンヨンはいじめた件を忘れているのかな?いじめた方は大して記憶に残っていないというアレでしょうか?この兄弟の確執を握る幼少期に起きた事件。これを解決しない限りはわだかまりの解消は難しそうです。

ヨンジュンのアドバイスは実は結構名言である

2人は街外れにある、ミソの常連の飲食店『コプテギ(豚皮)は立ち去れ』で食事をする。幼少期は貧乏で外食といえば安上がりのこの店だったため家族の思い出の店だと語るミソは、父が詐欺に遭い借金返済のために高卒で働きに出たこと、優秀な姉たちの学費をミソが大黒柱となり稼いだことを話す。

「家族が恨めしくないのか」と尋ねるヨンジュンにミソは「いいえ、わざとじゃないですから。」と答えるが、ヨンジュンは「人は犠牲を厭わない人生に価値があるというが、実際は違う。犠牲になることで自分を失っていく。」と言い、続けて、

「どんなときも大事なのは自分自身だ。自分が一番大切だと決して忘れてはならない。」と語る。そんなヨンジュンにミソは笑って、「9年も一緒にいるせいか、自己愛の塊みたいな言葉が慰めになります。」と言う。

まず、コプテギが美味しそうすぎる…。余談ですがコプテギはゼラチン製造の原料となる部位で半透明のそれはお餅のような弾力があり、独特の触感と風味でディープな庶民料理として人気だそうです。

話を戻して、ヨンジュン様の名言でました。ヨンジュンって結構いいこと言うよね。「自己愛の塊みたいな言葉」とミソは言うんですけど、「人の犠牲になるな、自分を一番に考えていい」と言うヨンジュンの言葉には賛同します。

この“人のために”っていうのも結局は『人のために時間を使うことで自らの人生に向き合わずに済むので自分が得をしている』ってことだと思うんですけどね。共依存は楽ですから。

毒舌すぎる猫の赤ちゃん
つまりは自分のため。究極のマスターベーション。
まぁそんなことは良いとして、ヨンジュンとミソは最初の頃に比べて穏やかな雰囲気になっていますね。ヨンジュンがミソのプライベートや過去について様々な質問をしたり、お互いに感心がでてきたということでしょうか。
さて、次回の第12話はパク記者からの連絡で事態は急変します。

 

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