韓国大人気ドラマ、キム秘書はいったいなぜ?第12話です。
前回は…良い雰囲気から一転、ヨンジュン(パク・ソジュン)から突き飛ばされてしまいショックを受けたミソ(パク・ミニョン)は翌日会社を休む。退屈な有休を過ごすミソの元にヨンジュンが現れ、2人は『庶民派デート』をすることに。
アートセンターの開館イベントの打ち合わせで来社したソンヨン(イ・テファン)はヨンジュンの元を訪れ「和解したと思っている。」と伝えるがヨンジュンは冷たく追い返す。
ジア(ピョ・イェジン)は入居予定先のマンションの屋上見学に行くと、そこにはジャージ姿で1着しかないスーツのボタンを縫い付けるグィナム(ファン・チャンソン)の姿が…。怒ったグィナムから「会社での僕のイメージを汚したら許さない」と宣言される。
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ヨンジュンとソンヨンに起きた過去を知ってしまったミソ。“お兄ちゃん”はどっち?衝撃の第12話です。
注目パク記者から告げられた事件の詳細
注目ミソの確信と多くを語らないヨンジュン
注目ソンヨンの記憶
キム秘書はいったいなぜ?12話 あらすじとネタバレ
有休を過ごした共に過ごした2人。ヨンジュンがミソに「明日は出社するよな?」と言うと、「もちろんです。副会長に合わせる日常に戻ります。」と笑顔で伝える。2人の間に穏やかな空気が流れていた。
ミソの元にパク記者から連絡がくる。1994年ユミョンの会長子息が3日間誘拐されたこと、誘拐場所は再開発地区で現在のユミョンランドが建設されている場所だったこと、子息は当時4年生だったことを告げられる。
ミソはユシク(カン・ギヨン)に、記憶が曖昧だが自分も幼い頃に空き家に閉じ込められた記憶がありそのとき一緒にいた男の子がどうやらヨンジュンのようだ、と告白する。
ユシクから兄弟2人とも4年生だったのになぜ誘拐されたのはヨンジュンだと思うのか聞かれ、ミソはヨンジュンが結束バンドが怯えるほど苦手なこと、足首に縛られたような跡があったことを思い出すが、「何となくそう感じます。」と答える。
ミソは「モルぺウスは子どもの頃、誘拐されたことがあるそうです。」と言うジアにモルぺウスが無名時代に書いたというブログを見せてもらう。混乱するミソだったが、廃墟の様子や当時の心境が記されたブログの文章を見て自分自身も当時の記憶が蘇る。
ミソが覚えているのは廃墟から脱出した2人。「またミソに会いに来る」と言う“お兄ちゃん”に、約束だよ、とお願いするミソは「お兄ちゃんの名前はイ…イ…。」今まで何度となく思い出そうとしては失敗してきた“お兄ちゃん”の名前が蘇る。
「そうよ。“お兄ちゃん”の名前は“イ・ソンヨン”だった。」衝撃と共に“お兄ちゃん”の名前を思い出したミソは、ヨンジュンに話す決意をする。
ミソの話を聞き顔つきが険しくなるヨンジュンだったが「兄に間違いない。」と告げ、ミソの様子がおかしかったのはヨンジュンのことを“お兄ちゃん”だと確信したからだったのか、と納得がいく。ミソはヨンジュンに足首の傷跡のことを尋ねるが「たまたまできた傷だ。」と返されそれ以上聞くことができない。
来社したソンヨンに会ったミソは兄弟の過去を知ってしまったことを伝える。ソンヨンは覚えてる範囲で…と過去の話を始めるが、ヨンジュンから聞いたそれとは真逆の思い出話だった。
“お兄ちゃん”はヨンジュンだと確信するミソ
波瀾の幕開け第12話です。
“平凡で普通の男代表”パク記者から連絡をもらったミソは、ユミョン家の忌まわしき過去を知ることになります。ややこしいことに、当時のユミョン家の兄弟は2人とも4年生。そして、ユミョン家の取材規制により兄弟のどちらが誘拐されたかはわからないものの、今までの言動から誘拐されたのはヨンジュンだとミソは悟ります。
ミソには幼い頃に仲良くしていた男の子と共に誘拐された記憶があるのですが、ミソのフラッシュバックを心配する姉たちが当時のことを語りたがらず、真相についてはよくわかっていないんですよね。しかし事件の影響で蜘蛛が大の苦手になり、蜘蛛を見るたびに当時慕っていた“お兄ちゃん”との思い出を断片的に思い出すんです。
自分の時間を得て“お兄ちゃん”を探したい、というのも退職理由の1つでしたね。
“探していたお兄ちゃんがこんなに身近にいたなんて…”と感傷的になるミソは『ヨンジュンには気づいてしまったことは伝えないでおこう。』と決意しますが溢れる思いを抑えきれないんです。
で、この感情が溢れすぎてイッっちゃってるミソとなぜかまんざらでもないヨンジュンのコントのようなやり取りが大変面白くて可愛いのでぜひ動画でどうぞ→→韓流観るなら<U-NEXT>
ユシクの社長室から戻り、副会長室に目をやるとそこには仕事をするヨンジュンの姿が。ヨンジュンを見つめ感傷にふけるミソは立ち尽くして目を潤ませる。そんなミソに気づき「見つめすぎだ。男前の顔が擦り減る。」と言いつつヨンジュンも笑顔になる。
副会長室に入ったミソは、愛しそうにヨンジュンを見つめながら出された全ての指示にイエスと答え「今日はやけに協力的だな」と怪訝な顔をされるが、「副会長、また会えて嬉しいです。」と目に涙を溜める。
よくわからないが嬉しいヨンジュンは「俺もだ。」とまんざらでもなく“昨日も会ったのにそんなに俺に夢中なのか”とご機嫌になる。
ヨンジュンが外出する際も「気づかずすみませんでした…」と涙ぐむミソ。「何を?」と聞かれると少し慌てて「ネクタイが曲がっていることを。」とネクタイを直す。
そんなミソを見て「キム秘書はいったいなぜ?」「俺への気持ちが3倍は深まっている。」とヨンジュンは不思議に思う。
ヨンジュンはふと車外を見ると、昨日何度となく挑戦するも取れなかったUFOキャッチャーを発見する。「ぬいぐるみを取ったら俺への想いが10倍になるかも…」と再挑戦し見事にゲットしたその名も“忘れな犬”。帰社したヨンジュンは意気揚々と「楽しかった有休のお礼だ。」と“忘れな犬”をミソにプレゼントすると…
「忘れていてごめんなさい。」とミソは涙を流す。
ミソはカフェで売られているキャラメルを見て、誘拐された廃墟で「お家に帰りたい」と言ったミソに“お兄ちゃん”が「これをあげるから泣くな。」とキャラメルをくれたことを思い出す。“わたしのことを覚えていなくても…”とキャラメルを手に取りまた胸が苦しくなる。
様子おかしすぎですwそして、この時に目に涙を溜めるパク・ミニョンさまは相当可愛いです。面白おかしくも、観ていると本当に切ない気持ちになってきます。
そしてヨンジュンがまたwなんでちょっとまんざらでもない感じなん?wこの素直な自惚れが彼をチャーミングにしていることは間違いないですよ。
\忘れな犬/
\お疲れ牛もご一緒にいかがでしょう?/
\飾りやすいミニサイズ/
そんな可愛い2人に、このままハッピーエンドを迎えてほしい気持ちが止まらないのですがそうはいきません。
食い違うヨンジュンとソンヨンの思い出話。
ミソに「覚えてる範囲で話す」と言うソンヨンは誘拐されたショックで事故の記憶を一部失っており、事件の際ミソと一緒にいたことは覚えていなかった。ソンヨンが覚えていることは、ヨンジュンとは昔から仲が悪く、4年生で同じクラスになると、賢い頭でソンヨンの友達を味方につけたヨンジュンから集団いじめを受けていたということ。
そんな弟ヨンジュンが再開発地区にソンヨンを連れていき、飲み物を買いに行くといってソンヨンを置き去りにし、1人になったソンヨンは誘拐犯に会いそのまま連れ去らわれた。
これは…どういうことでしょう???ヨンジュンとソンヨン、お互いが被害者になってますよね。ヨンジュンを信じたい気持ちはあれど、ヨンジュンのキツイ性格とソンヨンの柔和な性格から、もしかして…と思ってしまいますよね。
2人とも悪夢を見るってことは2人に同じ記憶があるということだと思うのですが、注目したいのはヨンジュンの悪夢には誘拐犯=赤い口紅の女がハッキリ何度も出てきているけれど、ソンヨンの悪夢には廃墟の様子だけってところですね。
続きは第13話で。
なぜミソがヨンジュンの秘書に選ばれたのか?
ヨンジュン邸の書斎の整理を頼まれたミソは作業をするために訪問する。書籍を整理しているとふと異質なファイルの存在に気づく。ファイルを開くとそこには専務秘書志願者の履歴書があった。
志願者の先頭には学歴や経歴がないミソの履歴書、ミソ以外の志願者はみな、有名大学の出身者や海外ボランティア活動者など華麗な経歴をもつ人材ばかりだった。「どうしてわたしを採用したの?」と訝しげにつぶやくミソの元にヨンジュンが来ると「君を選んだ理由が知りたい?」「キム・ミソだから。」と告げる。
“誘拐されたのはソンヨン”このことに何となく納得がいかないミソでしたが、採用履歴書を眺めてまたまた疑惑の渦が巻き起こります。
ちなみにこの「キム・ミソだから」は第2話でユシクから「なぜキム秘書の退職を拒むんだ」と聞かれたときにも答えていましたよね。第2話はこちらから→韓流観るなら<U-NEXT>
“キム・ミソ”にこだわるヨンジュン。でも誘拐されたのはソンヨンと言い張るヨンジュン。
12話はここまで。
さあ…ミソの質問にヨンジュンはどう答えるのでしょうか?続きは13話で。
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