韓国大人気ドラマ、キム秘書はいったいなぜ?第10話(後編)です。今回は見どころが盛りだくさんのエピソードとなっているので2回にわけて書いていきたいと思います。
前編では…告白の場所を決めたヨンジュン(パク・ソジュン)はミソ(パク・ミニョン)を食事に誘う。ヨンジュンの真摯な様子に誘いを承諾したミソは新しいワンピースを購入しドレスアップして約束の時間を待つ。そんなミソの元にソンヨン(イ・テファン)から「すぐに企画の返事をしたい」と電話がかかってくる。
10分だけと約束し、とヨンジュンが予約した店の前でソンヨンから返事をもらうミソ。彼は作家の集いに出演することを快諾し、オリジナルメッセージが入った新作をミソに手渡す。そこへミソを出迎えに来たヨンジュンは、2人の様子を見て大激怒しミソを強引にソンヨンから引き離す。
第10話はこちらから→韓流観るなら<U-NEXT>
第10話は兄弟の争いがどんどん表面化していきます。そしてそれに伴ってミソとヨンジュンの関係にも亀裂が…。
注目“平凡だけど特別な話ができる店”予約完了。ヨンジュンついに告白のとき?!
注目考えが読めない男。ミソに急接近するソンヨン。
注目兄弟の争いから生まれる誤解。ヨンジュンはミソに素直になれるか?
Contents
キム秘書はいったいなぜ?10話(後編) あらすじとネタバレ
ソンヨンに対する無礼な態度に怒ったミソはヨンジュンの手を振り払い、2人は口論に発展する。ケンカ別れをし自宅に帰ったミソは「期待して損した」とヒールで靴擦れをしたかかとを見ながらつぶやくのだった。
翌朝、ヨンジュンはミソに昨日の謝罪メールを打とうとするもどう書いていいのかわからない。秘書室ではチョン部長(イ・ユジュン)が「アートセンターの開館イベントに作家のモルぺウスが来る」「副会長から“宣伝しろ”と広報部に指示があったようだ」と話す。
驚きと怒りで混乱するミソは副会長室へ行き一夜にして心変わりした理由を訪ねるが、答えないヨンジュンを残し、その場を立ち去る。晴れない気持ちで過ごすミソだが、チョン部長から「作家のモルぺウスは副会長のお兄さんです」と告げられ、衝撃を受ける。
誰かに謝ったことがないヨンジュンは“ごめん”と言う以外の方法で解決しようとするが「そんなものはない、謝れないのなら相手を失うことになる」とユシク(カン・ギヨン)から忠告を受ける。
ユシクの部屋を後にしたヨンジュンは偶然ミソに会う。言葉を交わさず通り過ぎた2人だが、ヨンジュンは振り返り「俺が悪かった。ごめん。」と謝る。ヨンジュンからの謝罪に一瞬言葉に詰まるミソだが「悪いのは私です。反対する理由があるはずなのに感情的になりました。」と言い謝罪する。
「でも副会長のためにしたことです。」それだけはわかってほしいとミソは訴えるミソに「わかっている」と笑顔になるヨンジュン。そして2人は足並みを揃えて歩き出す。
副会長で残業をするミソとヨンジュン。ミソを見つめ、目を瞑ったミソにヨンジュンも目を瞑り顔を近づけるが…
寸前のところでヨンジュンはローラー付きチェアに座っていたミソを突き放してしまい、ミソはそのまま部屋の隅まで滑っていくのだった。
ヨンジュンの気持ちがわからなくなるミソ
今回はすれ違う2人の想いが歯がゆいシーンがたっぷりでしたね~。まずは予約したレストランの前でソンヨンからミソを引き離した後の一幕。
ヨンジュンのソンヨンに対する無礼な態度に怒ったミソはヨンジュンの手を振り払い、「説明してください」と責めるが「君こそ説明しろ」とヨンジュンから睨まれる。ミソはソンヨンが作家のモルぺウスであること、アートセンターの作家の集い企画に出演依頼をしたことを話す。
「なぜ事前に報告しなかったのか」とヨンジュンから問い詰められると、出演してもらえるか不確定だったため水面下で動いていた、とミソは言う。「彼はやめろ。」と突然言い出すヨンジュンに「理由を説明してください」と食い下がるミソだが「君に説明する必要はない」「とにかくイヤなんだ」と一方的に拒否されショックを受ける。
「副会長のお話はまた改めて」とその場を去ろうとするミソだが「あぁ、大した話じゃない」とヨンジュンに吐き捨てるようにいわれショックを受ける。
ミソが去った後、ヨンジュンの目が少し充血しているんですね。ミソに告白したい気持ちと、兄ソンヨンと関わらせたくない気持ちで板挟みになった彼の苦悩がよくわかります。でもこの兄弟間の摩擦を解消できない限り、告白しても後々うまくいかなくなってくるだろうけどね…。
そしていつも冷静な敏腕秘書であるミソの感情が爆発したシーンもありました。ミソ含む秘書室メンバーがチョン部長から「作家のモルぺウスがアートセンターの開館イベントに出演する」という爆弾情報を知らされた後です。
ミソは副会長室へ行き、ヨンジュンに理由を尋ねるが何も答えないヨンジュンを見て「私になど説明する必要はないですね。」といい、「公私の区別を勘違いしていました。恋愛や結婚という副会長の言葉は“本心かも”と…。」「二度と私を、惑わせないで。」と訴えるミソの目には涙が溜まっている。
「キム秘書」と言うことしかできないヨンジュンを残し、その場を立ち去るミソ。
このシーンは普段感情を表に出さないミソの初めての涙にヨンジュンと海外ドラマちゃんは(←え?)思わずギョっとしてしまいます。それだけミソは本気になっていたってことよね。もう、大好きやん。と思いつつ…。ソンヨンの存在を隠し続けるヨンジュンがじれったいです。
ミソに近づくソンヨンの目的とは?
レストランでの一幕があったその夜、ヨンジュン邸にはソンヨンが訪れていた。「お前に呼ばれるとはな」と話しかけるソンヨンには答えず、「魂胆は?」とソンヨンを真っすぐ見つめるヨンジュン。
「会社のためになるとミソさんに言われて」出演を決めたというソンヨンだが、ミソの名前を聞き一瞬思案するヨンジュンに「もしかして彼女を奪われそうで怖いのか?」「そんなに怖いなら断ろうか?」とソンヨンは挑発する。会社やミソに影響を及ぼせると考えているとは自信過剰なヤツだ、と吐き捨てるヨンジュンは「お前は無能だ。」と言い残し去っていくのだった。
冷たい。冷たすぎるぞヨンジュン。お呼び立てしておいての捨て台詞w
ソンヨンはヨンジュンのミソへの感情に薄々気づいていたのでしょうが、レストランで約束していた相手がヨンジュンだったこと、ミソがドレスアップしていたことで確信したんですよね。
その間に割って入ろうとするソンヨン、何を考えているのでしょうか…。
ソンヨンとの関係を知ったミソと素直になるヨンジュン。2人は次のステップへ…?
ミソの元に「ビッグニュースがもう1つある」とチョン部長がやってくる。チョン部長は「作家のモルぺウスは副会長のお兄さんです」と告げ、衝撃を受けるミソをよそに「突然現れたユミョン家の長男が今後の社に影響を及ぼすのでは?」と思案する。
ミソは思い出していた。ヨンジュンと貸切レストランで食事をした際「4年生の頃、兄の友達からいじめられていた。主犯は兄だった」とヨンジュンの思いがけない過去を聞いた時のことを。実兄を「クズ野郎だ」というヨンジュンの険しい顔を。
ミソがヨンジュンから初めて交際を申し込まれた第4話で、口論に発展した際にヨンジュンがミソに「兄と君にだけは“配慮”という言葉を使わせない」というシーンがあって、“そういえば副会長のお兄さんについて全然知らない。”と思ったミソが会社の古株であるチョン部長にヨンジュン兄について聞いたんですよね。第4話はこちらから→韓流観るなら<U-NEXT>
4話ではチョン部長も「お兄さんは顔も見たことがないし、経営には一切かかわっていないはず」と答えていて、そのことを覚えていたチョン部長が今回こっそりヨンジュンとソンヨンの関係をミソにおしえてくれたんです。
10話でようやくソンヨンがヨンジュンの兄であると知ったミソ。ヨンジュンのためとはいえ、自分が水面下でしてきたことへの罪悪感に苛まれます。
しかし、このことが逆に2人の絆を深めていったとも言えますね。ヨンジュンのために奔走するミソの気持ちを知り、ミソを失いたくない強い想いがヨンジュンを素直にさせます。
んでもってお待ちかねのラブラブな一コマ。ミソが“惑わせないで”とヨンジュンに怒ったことを逆手にとるセリフ回しが最高です。
「仲直りの記念に出かけたいだろうが仕事が山積みだ」というヨンジュンに「お構いなく」とどことなく嬉しそうなミソですが、ヨンジュンは「山積みなのは君のせいだ」というとミソを見つめる。ヨンジュンの発言に戸惑いながらも目を逸らすミソに「さっき“惑わせるな”と言ったな?…俺は—君を惑わせたい。」
「え?」と言うミソにヨンジュンは顔を近づける。目を瞑ったミソにヨンジュンも目を瞑り顔を近づけるが…
寸前のところでヨンジュンはローラー付きチェアに座っていたミソを突き放してしまい、ミソはそのまま部屋の隅まで滑っていくのだった。
この告白とも取れるヨンジュンの真剣な発言からのコミカルなイス突き放しが笑えます。シャーーーーっと行きますwこのシーンの挿入歌も最高なんで是非動画でチェックして欲しい!
さて、絆が深まりラブラブ一直線…とはいかない2人。ヨンジュンがミソを突き放してしまった理由が今後明らかになっていきます。
\登録すると第10話も無料で観られます/