2020年最新のウイルス感染症をテーマにした『アウトブレイク-感染拡大-』は、
新型コロナウイルスが世界的に大流行する直前のタイミングで公開され、「予言ドラマ」と話題の海外ドラマです。
今日はアウトブレイク-感染拡大-第7話「感染49日目」のあらすじと感想を書いて行きます!
第3話は「感染27日目」、第4話は「感染30日目」、第5話は「感染35日目」、第6話は「感染38日目」、第7話は「感染49日目」、第8話は「感染65日目」。
猛威を振るう新型コロナウイルスCoVAにより、誰もが翻弄され狂わされていく様子から目が離せないです。
『アウトブレイク-感染拡大-』の総評やキャスト紹介はこちら。
Contents
アウトブレイク-感染拡大- 第8話では…
カナダ政府はモントリオールへの渡航を中止することを決定した。
研究所では、感染者が200人を超えたことに対して、人々の混乱をどうコントロールするか会議がなされていた。
アンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)は会見で、最も怖いのはウイルスではなく人々の恐怖のせいだと伝える。
すでに10万人の市民がモントリオールから地方に流出し、ネットではGS−49の偽物が販売されていた。
祖母の家に疎開しているジュリエット(ローランス・デシェーヌ)の元にサブリナ(ローランス・デシェーヌ)は向かうことになる。
布団ケアの新常識!ボタン一つ全自動でダニ退治【AI搭載除菌ロボット】
アウトブレイク-感染拡大- 第9話 あらすじ
養鶏場の経営者からCoVAが鶏へ感染するかの問い合わせがきた。
CoVAは人間以外の鶏には感染しないはずなのに、養鶏場間での感染が拡大していた。
アンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)とクロエ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)は前回の会見が大成功したおかげで、コンビでインタビューを受けるようになっていた。
雑誌でも二人の写真が表紙を飾っていた。
あまり元気のないフェレットを出荷しにサブリナ(ローランス・デシェーヌ)とジュリエット(ローランス・デシェーヌ)とその祖母はモントリオールに向かう。
ローラン・ドゥメール公安大臣(ギョーム・シール)は、せめてもの償いにジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ベリュベ)に家を無料で貸すことにした。
地域の経済を支える養鶏産業が原因だという説に大臣は心配をする。
アンヌ=マリーはCoVAは鶏には感染しないと説明する。
著名なインタビュアーのインタビューをキャンセルしてアンヌ=マリーは養鶏場まで調査をしにいき、養鶏場でのクラスターの原因は獣医がトイレを媒介としていたのだと判明する。
フェレットを出荷しにきたサブリナたちは、祖母の車の故障により立ち往生していたが、クロエに助けを求めて農場まで送り届けてもらう。
フェレット好きなクロエを見て、クロエのようにサブリナ自身もフェレットを可愛がってやれないかと考える。
ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ベリュベ)は病院に忍び込み、看護師に感謝を伝える。
その会話の中で、大臣とフランソワーズの関係がバレてしまったと分かり、ビュイ医師は怖くなってしまう。
フェレットが欲しくてお金をためていた子供達は内緒でペットショップからフェレットを購入する。
感想レビュー1 治験薬が生んだ悪夢。悲劇のヒロインとゲイカップルの”優しさ”と”偽善”。
ジュヌヴィエーヴに対して何かできないかと思った大臣とパスカルは、自分たちの家をジュヌヴィエーヴに貸し出すことに決める。
何も知らないジュヌヴィエーヴは、こんなにいい人たちがいるなんて、と大感激。
素直に施しを受けているのだけれど、冷静に考えるとあくまでも知り合い(しかも大臣というVIPな人)が自分にだけ優しいなんて、少し怪しい。
ジュヌヴィエーヴは思い込みが激しいようにも思えて、CoVAにより病院は立ち入り禁止だっていうのに、自分の目的のためにお構い無しに忍び込んでくる。
息子が入院している時から、今回の看護師にお礼をしにきたり、もはや忍び込みのプロと言ってもいいくらい。
ジュヌヴィエーヴについては、どうも自分を悲劇のヒロインだと思って何をしてもいいと考えているのかと批判的な目で見てしまう。(厳しめ)
感想レビュー2 サブリナの潔癖とアンヌ=マリーの潔癖。サレ妻と不倫女のバトルは続く。
サブリナはクロエを家に入れるときに、手を消毒すること、靴を脱いでウイルスが家に入らないように要求をした。
それは、サブリナがいかにウイルスに対して恐怖を抱いているのかの表れだった。
一方、アンヌ=マリーはサブリナがクロエを家に招き入れたことに対して腹をたてていた。
「クロエと関わるのは仕事だけで十分!」とお怒りモードであった。
反対に、クロエはマルクに対して、アンヌ=マリーとの家はいい家だった、アンヌ=マリーとはあのベットで一緒に寝ていたのか尋ね、やきもちを焼いている様子。
クロエ一人が家に入るだけでも、こんなにも人によって感じ方が違う。
パンデミックの恐怖はさることながら、日常生活においてはサレ妻と不倫女との場外バトルは続いているのだった。
感想レビュー3 新型コロナウイルスに対する根拠のないウワサに振り回される人々。
今回のデマ情報は、(こう表現してもおかしくないくらい各エピソードでデタラメな情報が流行る)「CoVAは鶏を介して感染する」ということ。
アンヌ=マリーは科学的根拠から全否定するのだけれど、そう言った冷静なアンヌ=マリーの言葉よりも、人々は憶測や見たままのことを信用する。
広報担当でさえ、なんとなくチキンは食べたくないと言っていた。
養鶏場に調査に行ったことも、アンヌ=マリーと経営者のツーショット写真で世間にバレてしまう。
衛生研究所の所長が養鶏場に行っただけで、世間はパニックになってしまう。
そこでアンヌ=マリーは笑顔で鳥を抱く写真を拡散し、炎上を止める。
やっぱり目につくのは情報の真偽ではなく、“キャッチーなセンテンス”だったり“目を引くビジュアル”だったりする。
アウトブレイク-感染拡大- 第9話 感想レビューまとめ
CoVAは鶏には感染しないはずなのに、なぜか養鶏産業に関わる人間たちの間で感染クラスターが起きていた。
今話は、その謎を解き明かすミステリーのような雰囲気で話が進み、新鮮な気分での視聴となった。
見えないウイルスの特定はもちろん、その感染経路の特定も、とても大変なことだと思う。
ウイルスへの恐怖、怪しい情報、人間の気持ち…など、このウイルスパンデミックの世の中だけではなく、いかに人間が見えないものに振り回されているのかと思った。
とは言っても、アンヌ=マリーたちの尽力のおかげで、CoVAへの突破口が見えかけているように思った。
収束に向けて、これからのアンヌ=マリーたちの活躍に大いに期待!
保育園や病院でも使われています【コンパクト除菌ロボROCKUBOT】