アウトブレイク-感染拡大-2話あらすじネタバレ感想レビュー。前例のないウイルス。

2020年最新のウイルス感染症をテーマにした『アウトブレイク-感染拡大-』は、

新型コロナウイルスが世界的に大流行する直前のタイミングで公開され、「予言ドラマ」と話題の海外ドラマです。

今日はアウトブレイク-感染拡大-第2話「感染19日目」のあらすじと感想を書いて行きます!

『アウトブレイク-感染拡大-』ドラマ早わかりトピックス
  • 2020年1月〜3月にカナダのTVシリーズで放映されるやいなや社会現象となった衝撃のパニックスリラー。
  • 新型コロナウイルスが世界中に蔓延する前に放映されたにもかかわらず、ドラマの内容があまりにもリアルなため「予言ドラマ」と話題になった。
  • 主役のジュリー・ルブレトンはこのドラマを演じてから、出会う人と気軽にハグすることができなくなったらしい。

海外ドラマちゃん
「キモチワルくてもうハグはムリね」ってサラっと言ってた。

『アウトブレイク-感染拡大-』の総評やキャスト紹介はこちら。

 



アウトブレイク-感染拡大- 前回までのあらすじ

アウトブレイク-感染拡大-はこちら

 

ウイルス除去を手軽に。



さっと塗るだけ抗菌・抗ウイルス!感染バリアコート。


感染の始まりは、カナダ・ケベック州モントリオール市の農場で繁殖されていた2匹のフェレットだった。

農場主でフェレットを密売しているジャック(ジル・ルノー)がペットショップに2匹を売りに来た。そのうち1匹は納品前に逃げ出し、イヌイットのホームレスのアラシー(ユリヴィア・ユヴィルク)に拾われる。

ペットショップに納品されたもう1匹は、来店した同性の“パートナー”を持つパスカル(フェリックス=アントワーヌ・トランブレー)が代理母フランソワーズ(エヴ・ランドリー)の息子グザヴィエ(ローラン・ルメール)のために購入する。

それぞれがフェレットを可愛がるが、次第に飼い主たちの具合は悪くなっていった。

アウトブレイク-感染拡大- 第2話 あらすじ

緊急衛生研究所の所長であるアンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)は感染源を特定するための会議をする。中央アフリカのサル痘、トルヒーヨの肺ペスト、シンガポールのMERS…。
そこへ、アンヌ=マリーの情報伝達ミスによる一連の騒動を危惧したローラン・ドゥメール公安大臣(ギョーム・シール)が研究所のチームの監視に来た。

感染症に対して無知であるローランに戸惑う研究所メンバーだが、さらにローランは研究所に広報担当をつけると言い出す。

ローランとパスカルの代理母フランソワーズは、2人の子を妊娠する。フランソワーズの息子グザヴィエはパスカルからプレゼントされた黒いフェレットを可愛がっているが、咳をし始めていた。

夫マルク(ガブリエル・サブラン)と同僚医師のクロエ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)の浮気が決定的なものとなり、激昂するアンヌ=マリーはマルクに家から出ていくよう伝える。
アラシーが拾った白いフェレットは死ぬ。
体調不良で病院に向かうアラシーだが診察までの待ち時間が長く、自分の番が来る前に病院を立ち去ってしまう。
ホームレスのたまり場に姿を見せないアラシーを探すネッリ(ナンシー・サンダース)は、アラシーが空き地で倒れているのを発見する。
アラシーだけではなく、他のホームレス仲間にもアラシーと同様の症状が出ていることを不審に思うネッリ。

一方、アラシーにスマートフォンを貸したフィギュアスケート選手のカミーユ(アリーヌ・ウィナン)にも原因不明の体調不良に侵されていた。

感想レビュー1 主人公アンヌ=マリーが所長を務めるのはウイルスパンデミック阻止の要、“緊急衛生研究所”。でも組織のトップの公安大臣は知識がなさすぎる。

前回の第1話で、アンヌ=マリーの義母が入院する介護付き高級老人ホームでの

食中毒原因についての情報伝達ミスにより、公安大臣ローランに目を付けられてしまう。

早速、公安大臣自ら研究所に視察に来ることになるが、所長であるアンヌ=マリーや職員と話すことにより、自分の衛生学に関する知識の無さを露呈してしまうことになる。

 

MARSの発生要因が「ラクダとセックスしたことか?」と真顔で聞いてしまう大臣の顔を、その場にいる誰もが直視できないと思う。

また、「ラクダの鼻水と接触したから」と答える真摯なアンヌ=マリーに対してあまり興味のなさそうな大臣に、

これからの未曾有の感染症対策に早くも不安を覚えてしまう。

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感想レビュー2 コロナ禍を実体験として過ごしている今、ずさんな初期の対応にヤキモキする。

白いフェレットを拾ったイヌイットのホームレス、アラシーは咳き込むことが多くなって、視野もぼんやりしたり、本格的に体調が悪い様子。

そしてもちろんマスクなんてしない。

病院に行きたいのに、保険証がないアラシーは従姉妹のネッリに助けを求めます。保険証を貸すことはできないとネッリに断られたアラシーは、保険証を紛失したことにして病院に向かいます。

 

そしてここで、わたしたち視聴者はウイルス感染の現場を目の当たりにすることになります。

携帯を持っていないアラシーは、通りかかったフィギアスケート選手カミーユにスマートフォンを借りるのです。

 

視聴者としては、もうアラシーは感染症に侵されているのはわかっているので、

お姉さん、携帯かしちゃだめ、あら、その貸した携帯にキスなんかして、もう!!!

と、やきもきしてしまいます。

 

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感想レビュー3 最新テクノロジーがマルクの不貞を明かす。完全犯罪(浮気)ができない時代に。

アンヌ=マリーに不倫を疑われながらも、なんとか誤魔化して丸くその場を納めたつもりの夫マルク。

マルクは音楽を聴くときに(おそらくアップルのSiriに)“ポッドキャスト”と呼びかけている。

同僚の医師で浮気相手のクロエと一緒にいるときに、クロエにかかって来た電話はなんと、アンヌ=マリーの研究所の研究員からのものだった。

研究員の後ろで会話を聞いていたアンヌ=マリーの耳に入ったのは、聞き慣れた夫の“ポッドキャスト”という声。このセンテンスにピンと来たアンヌ=マリーは、電話の相手が夫の浮気相手だと確信する。

許せないスイッチが入った女はとても怖い。

この場面での教訓は「他人が誰かと話しているときは、静かにしていること」初歩的なマナーってとっても大事。

 

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アウトブレイク-感染拡大- 第2話 感想レビューまとめ

現在、私たちが渦中にいるウイルスパンデミックの原因は、中国の武漢から発症した新型コロナウイルスであると早々に解明されたが、アウトブレイク-感染拡大-の第2話では原因はまだ不明のままで、体調不良の理由は明らかにされていない。

観ている側としては、それは感染症のせいだということは明確なので、咳マナーがなっていない上にマスクをしない、感染者とも大いにスキンシップする描写には、かなりハラハラさせられる。

ペットショップで買った動物なら、なんの躊躇もなく触ってしまうだろうし、きっと野生のフェレットがちょこちょこ歩いていたら、可愛くて捕まえてペットにしてしまうかもしれないと、恐怖を感じた。

こんな気持ちになるのは今、自分がその渦中にいるからで、これがコロナ渦の前だったら、ただの人ごとのように観ていられたのだとしみじみ感じた。決して、この状況より前には戻れないけれど、少なくとも防ぐための知識はつけて前に進めているのだと前向きな気持ちになった。

 

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