3回に分けて紹介しているパク・ソジュン主演の韓国大ヒットドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」第1話のネタバレやあらすじ感想などを詳しく紹介していきます。今回が3回目で最後です。退学&退職となったセロイ親子、これからどうなるのでしょうか?
前回は…グンウォン(アン・ボヒョン)に暴行を加えたセロイ(パク・ソジュン)は、チャンガの会長でグンウォンの父親であるデヒ(ユ・ジェミョン)に土下座謝罪をするか退学かの選択を迫られる。「父から教わった信念を貫く」ことを選択したセロイは暴行を加えたことに対しての罰は受けるがグンウォンに対して謝罪はしない、と答える。セロイの宣言を聞いたソンヨル(ソン・ヒョンジュ)は自分も退職するとデヒに伝える。
注目飲食店を始める父子、充実の時
注目押しが強いセロイに胸キュン
注目衝撃的な交通事故と轢き逃げ犯の真相
梨泰院クラス第1話③ あらすじとネタバレ
入手困難とされる『7777』のナンバーを付けた新車を乗り回しながら登校するグンウォン。廊下に貼りだされた「退学 パク・セロイ」の紙を見つめるホジンの姿を見かけたスアは複雑な気持ちになる。
2人で始める小さな店を掃除するセロイとソンヨル。嬉しそうなソンヨルは幼い頃の夢は自分の店を持つことだった、とワクワクしながら「店の名前を考えてくれ」とセロイに話す。
父子に幸せの時が流れる。飲食店の内装準備、スアとの川沿いデート、店にスアを呼んで3人で囲む食事…。
店の戸締りをし、スクーターで仕入れに出掛けているソンヨルに電話をかけるセロイ。「上等な肉を買ったよ」とイヤーマイクで話すソンヨルは微笑みながら、スクーターのフロントに飾った幼いセロイを抱く若き頃の妻と自分の写真に目をやる。
「あぁ。セロイ。」と答え通話を終える。次の瞬間、物凄い衝撃がソンヨルを襲う。ソンヨルが運転するスクーターの後方から車が激突してきたのだ。血しぶきをあげながらボンネットに乗り上げるソンヨルは、やがて落ちて茂みの中に転がり込む。
何も知らないセロイは店の前で父の帰りを待つ。
茂みに倒れたソンヨルは「死ねないのに…」と力を振り絞り家族の写真に手を伸ばそうとする。苦しそうに呻き、血だらけになりながらも「セロイ…」と呟くが間もなく絶命。血がにじんだソンヨルの目からは涙が…。
ソンヨンの葬式。放心状態のセロイは、退学になった日、帰り道で涙を流し謝罪するセロイが「(父さんは)何を考えているの?」と聞くと「…制服代が浮いた。」と振り返るソンヨンの屈託のない笑顔を思い出していた。
セロイの元に警察がやってきて、ソンヨルを轢いた犯人の中年男性の写真を見せながら「相手は示談を望んでいる」とセロイに提案する。スアが事故現場の写真を見ると、そこには『7777』の見覚えのあるナンバーの車が映っていた。
「グンウォンの車よ。」スアの言葉を聞き、セロイは立ち上がると葬儀場を後にする。スアはセロイを追いかけるが、冷徹なセロイの表情に息を呑み、掴んだ腕を離してしまう。
外はたくさんの雨が降ってきた。
病院に着くと、包帯が巻かれた身体のグンウォンを見つけるセロイ。セロイに気づき絶句するグンウォンにゆっくりと近づき殴り掛かる。あまりの恐怖に、自分が轢き逃げ犯であることを告白したグンウォンだがセロイは殴るのをやめない。
「なぜ父さんを殺した?」
ごめんと謝罪するグンウォンだったがセロイは殴り続ける。命乞いをするグンウォンに、
「直接謝れ。死ねこの野郎!」と泣き叫びながらなおも拳を振り上げるセロイはグンウォンが無抵抗になると、近くにある岩を手に取りグンウォンの顔面めがけて振り下ろすのだった。
父の信念
校長室での一幕があった夜、居酒屋で食事をとるセロイとソンヨルだが、セロイの表情は浮かない。ソンヨルを退職に追い込んだことを謝罪し、泣きそうになるセロイに「もう高校生じゃないだろ」と酒をすすめるソンヨルは、「家訓である“信念を貫け”を俺は守れなかった。だけどお前には堂々と生きてほしかった。…でも今日わかったんだ。お前はそう生きている。」「これからもそう生きろよ。」と誇らしげに微笑んだ。
ソンヨル父さんの息子セロイへの深い愛に共感しかないですよ。改めて、海外ドラマちゃんもどんなときも我が娘たちの味方でありたいと強く思いましたね!!!
高校生、ってゆうか未成年者に「酒は父から教わるものだ」と酒を勧めるソンヨル父さん。味はどうだ?と聞くと、セロイは「…甘いよ。」と答えます。「今日が衝撃的な1日だった証拠だ」「俺の酒も、甘い。」セロイを包み込む強くも優しいソンヨル父さんの言葉にセロイは涙します。
セロイの初恋
スアの志望校クァンジン大学の入試当日。バスに乗り込んだスアは受験票を忘れたことに気づき慌てて取りに帰る。孤児のスアを娘同然に可愛がってきたソンヨルがお金を出してくれた大学受験、落ちるわけにはいかないのだ。
再びバスで大学に向かっていたら間に合わない、と走って行くことを決めたスアの前に趣味のジョギング中のセロイが現れる。一緒に走って大学へ行く、というセロイを「お父さんに似ておせっかいね」と悪態をつきながらも2人で懸命に走って何とか会場に辿り着く。
無事試験が終わると、外でセロイが待っていた。「仲良くすること、まだ間に合う?」とイガグリ頭を撫でながら目を泳がせるセロイに「いいよ」と笑顔になるスア。帰り道、セロイはスアにこれまでと違った感情を抱くが、「わたしを好きにならないで」と牽制される。
「人の気持ちなんて予測不可能だろ。」と言い、携帯番号を聞くセロイはイガグリ頭を何度も撫でながら照れるのだった。
そして皆様お待ちかねの胸キュンタイムです。セロイは何か思いを巡らせているときはトレードマークのイガグリ頭をこすっているのでわかりやすいですね~(萌)
試験が終わるのを外で待っていたり、いきなり携帯番号を聞き出したりと、無骨だけど実直なセロイを本当に上手く表現できているパク・ソジュンさま。初めての恋に素直な青年の姿がよく描かれていて……
父の死の真相に気が狂うセロイを観ているのがツライ
“父さんは俺の生きる理由だった”。病院の庭でタバコを吸うグンウォンは身体のいたるところに包帯が巻かれていた。それを見て確信したセロイはゆっくりとした足取りでグンウォンに近づく。セロイに気がついたグンウォンは絶句する。
「セロイ君。自分の過ちは自ら許しを請うものだ。」デヒの顔が脳裏に蘇る。“そう言ったのに。俺のすべてを奪った。”
セロイは恐怖で腰が抜けたグンウォンに近づきゆっくりとネクタイを外すと「その様子じゃバレバレだ」と言いながらグンウォンを立ち上がらせ殴り掛かる。「話を聞いてくれ」と怯えながら逃げるグンウォンに「なぜ医者を呼ばなかった?」「なぜ別の人が罰を受ける?」と掴みかかるセロイ。
命乞いをするグンウォンだが、やがて動かなくなると、セロイは近くにあった岩をグンウォンの顔めがけて叩きつけるのだった。
しかし、父子の新しい人生の幕開けとなる幸せの瞬間は長くは続きません。
…事故に遭う直前にソンヨル父さんがめちゃくちゃ幸せそうな笑顔なんですよ、だから、実はちょっと不吉な予感がしたんだけど…。
もうね、ツライ。辛すぎるよセロイ。
父さんの轢き逃げ事故はめちゃくちゃ衝撃すぎて絶句しました…。韓国ドラマって事故シーンとか本当にえげつないのよ。ソンヨル父さんの目線で死ぬまでの描写が繰り広げられるため、「死んでいくときのリアル」が恐ろしくて本当に息が止まりました。
これからって時に、セロイには自分しか頼れる人がいないのに。息絶える直前、「死ねないのに……セロイ…」と呟いたソンヨル父さんの無念を思うと苦しくてたまらないシーンでした。
しかも、犯人は警察に見せられた男性ではなく因縁のグンウォン。
梨泰院クラス第1話はここまで。
第1話、しょっぱなから刺激が強すぎた…
第1話でこんなにボロ泣きする海外ドラマって今までにあったかな?
セロイがどのようになっていくのか、もはや怖いもの見たさですが引き続き詳しく語っていきます。
第2話もお楽しみに!