梨泰院クラス1話②ネタバレ感想|セロイー理不尽に押しつぶされない信念。

3回に分けて紹介するパク・ソジュン主演の韓国大ヒットドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」第1話のネタバレやあらすじ感想などを詳しく紹介していきます。今回は2回目。セロイの人生に大きな分岐点となる出来事が起こり、その人生を大きく転換せざるをえなくなります。

前回は…15年前、高校生だったパク・セロイ(パク・ソジュン)には友達がいなかったが彼は孤独には見えず、“イカれたように見えて真っすぐな男”だった。セロイの父ソンヨル(ソン・ヒョンジュ)は部長に昇進し、セロイと共に長家(チャンガ)の本社付近に引越す。安い同情を嫌悪する孤児院育ちのスア(クォン・ナラ)は物乞いに怪我をさせてしまい、後ろから来たセロイと言い合いになる。2人はケンカ別れしたものの、ソンヨルが担当する養護施設で再会する。

 

注目転校初日、事件は起こる

注目チンピラドラ息子グンウォンとの衝撃の出会い

注目信念を貫く決意をするセロイ



梨泰院クラス第1話② あらすじとネタバレ

父子家庭のパク家の食事担当はセロイ。料理の腕を上げたな、と朝食を取りながら談笑するソンヨルは「今日は登校初日なのに制服を買う暇がなかったな」とセロイに詫びる。

転入先でスアの隣の席になるセロイ。気まずい空気が流れる2人だがその直後、事件は起きる。

チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)がクラスメイトのイ・ホジン(デビッド・イ)を引きずりながら教室に乱入する。セロイは止めに入るがグンウォンに挑発され思わずぶん殴る。

校長室に連れていかれたセロイがグンウォンの前で担任から体罰を受けていると、チャンガ会長チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)が現れる。チャンガの後ろから小さくなって入室するソンヨルは一瞬セロイと視線を交わす。デヒは“警察沙汰にはしない”というが、「セロイ君、自分の過ちは自ら許しを請うものだ。」と言うと、「グンウォンに土下座で謝罪をすれば退学を撤回するよう学校に働きかける。」と脅す。

「会長、それは…」とうろたえるソンヨルだが、デヒは引かない。セロイは、“過ちを侵したら自ら罰を受ける”という父からの教えに倣って罰は受けます、と言い、続けて「それから、人は信念を持って生きろとも言われました」と真っすぐ前を見据える。

セロイの言葉にうつむいていた顔を上げるソンヨル。担任含む全員がイジメを黙認したが自分は見ていられず止めた、しかし、グンウォンがやめないので殴ったという。

「先生の前では我慢すべきでしたね。」そういってセロイはデヒを睨む。不穏な空気を察したソンヨルは「セロイ」と謝罪を促すがセロイは続ける。「僕が悪いので罰は受けます。でもグンウォンには謝りません。」デヒを真っすぐに見つめるセロイ。

「退学になっても?」と問うデヒに「これが僕の信念で、父の教えなので一生貫くつもりです。」

ソンヨルの目は涙で充血する。パク部長の考えは?とデヒに聞かれると「自分の息子とは思えないほど…かっこいいです。」信念を持って行動し責任を取るという息子にこれ以上わたしが言えることはありません、とソンヨルは晴れやかな笑みを浮かべる。

「こんなことをしておいて会社で働けると思うのか」とデヒが言い終わるのを待たずに、「退職します会長。」と宣言するソンヨル。隣で泣き出すセロイの拳は悔しさで固く握られていた。

グンウォンとの因縁、始まる

勢いよく教室の扉が開き、暴言を吐きながらクラスメイトのイ・ホジン(デビッド・イ)の頭を鷲掴みにするチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)が乱入する。それを見たセロイはイガグリ頭を撫でながら逡巡するが、スアに「あれが会長の息子だよ、やめなよ。」と制される。

「会長の息子、という理由で暴行をとめるのをやめることはできない」と言うや、グンウォンの元へ向かうセロイ。グンウォンとホジンに割って入るが「この学校では、チャン・グンウォンが王だ」と挑発されたセロイはグンウォンをぶん殴る。

絵に描いたようなチンピラ道楽息子の登場です。

おブス――――――――――――――!!!!って発狂したくなるほど憎たらしいコイツの名はグンウォン。オレンジがかった金髪に白ナスみたいな顔つきで学校のキングとしてのさばっております。

クラスメイトのイ・ホジンを振りまわしながら乱暴に教室に現れ、ホジンの頭に牛乳をかけたり、さらに醜態をスマホで撮影したりとやりたい放題。担任が教室にいないからエスカレートしているのか?と絶望に近いかすかな希望が海外ドラマちゃんの心中にはありましたが、教室に戻ってきた担任は期待もむなしくいじめをスルー。

「見えてます?」というセロイに、担任は気まずそうに「遊んでないで授業の準備をしなさい」と事なかれ全開発言をします。そんな空気をあざ笑うすっとこどっこいグンウォンに挑発されたセロイは彼をぶん殴ってしまいます。

外食産業の雄、チャンガの後継者であるグンウォンに立てついたとしてパニックになる担任が本当に胸糞悪い。この後、セロイは校長室でこの担任から木刀が折れるまで尻を殴られまくります。

セロイの意志に腹を括るソンヨル父さん

そして事件は大事になります。話を聞きつけたチャンガの会長デヒが部下のソンヨルを伴って校長室に現れます。このとき、デヒの後ろで小さく小さくなっているソンヨル父さんに胸がいたくなります…。

デヒにグンウォンに土下座で謝罪をするか、退学をするかの究極の2択を迫られるセロイ。後ろでハラハラと見守るソンヨル父さん…涙する海外ドラマちゃん…

セロイにそんなことをさせたくないと思うソンヨル父さんですが、反面、穏便に済ませるには土下座は免れない、という意志も感じます。しかし、そこは意志を貫くイガグリ頑固男、「どんなことがあったにせよ暴力をふるったこと自体は悪かった」と認めつつも「グンウォンには謝らない」と突っぱねます。

それは困ったな…とあきれ顔のデヒは、次はソンヨル父さんに決断を迫ります。

毒舌すぎる猫の赤ちゃん
高3の息子のケンカに口を出しまくるチンピラ会長のダサさ。

 

セロイの発言を聞いたソンヨル父さんは腹を括って自分も退職してしまいます。睨まれながらも晴れやかに宣言するソンヨル父さんには涙が止まりません。

海外ドラマちゃん
父さん……

ソンヨル父さんはソンヨルはデヒと長い付き合いで、デヒにとっても大切なブレーンの1人なんですよね。ソンヨルを解雇したことを知った専務のミンジョンは「わが社の発展は彼の尽力があったからこそだったはず」とデヒをとがめる一幕もありました。

でもですね、1話の前半で自分が担当してきた養護施設ケナリ園の支援を打ち切ったり、話題性命のデヒの行為をソンヨル父さんは決して快くは思っていなかったはずなんですよ。だからセロイの今回の事件がとどめをさしただけで、たぶんソンヨル父さんは辞めたかったんじゃないかな~って思う。

あと、セロイ泣くな。ここで泣いたら負けたみたいじゃんか。

梨泰院クラス第1話②はここまで。

次回は本当に書きたくないんだけど(往生際の悪さw)、がんばって書きます。

お楽しみに!

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