ソン・ジュンギが主演務めるNetflix配信ドラマ『ヴィンツェンツォ』!
『愛の不時着』『梨泰院クラス』に次ぐ話題作となったドラマ。
お家時間が多い中、『ヴィンツェンツォ』でストレス発散した方も多いはず!
悪を悪で倒すダークヒーローが、もう見られないなんてロスだ・・・。
そんな“ヴィンツェンツォロスな方々に、今回は『ヴィンツェンツォ』の挿入歌であるOSTについて紹介していくわね!
『ヴィンツェンツォ』のロケ地情報や撮影裏話、ソン・ジュンギのファッションは、コチラからチェックできるわ♪
ソン・ジュンギの出演作まとめはこちらの記事で。
\ヴィンツェンツォを未視聴の方は/
\ヴィンツェンツォを観た後は…ソン・ジュンギ作品・韓ドラ配信数No.1/
Contents
「OST/オーエスティー」とは、韓国ドラマに欠かせないサントラのこと!
韓国ドラマを観ていると、OSTが話題になることが多いわよね?
「○○がOSTに参加!」や「今回のOST最高!」など・・・。
『ヴィンツェンツォ』のOSTを紹介する前に、OSTについて詳しく説明していくわ。
OST=Original Sound Track(オリジナル・サウンド・トラック)
そう!OSTは「サントラ」の略。
ドラマの雰囲気作りには欠かせない存在よね。
日本と韓国のOSTの違いを少し語らせてもらうわ!
日本のOSTは・・・韓国に比べて少なめ。主題歌をヒットさせるのが基本!
- 1ドラマに平均2曲。
- オープニングとエンディング曲が作られるのが一般的。
- 主題歌がメイン。
日本のドラマは主題歌が注目を集めて、ヒットする!
- 『花より団子』の主題歌「Love so sweet/嵐」
- 『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニング曲「逃げるは恥だが役に立つ/チャラン・ポ・ランタン」、エンディング曲「恋/星野源」
このように、1つのドラマで2曲のサントラ提供が一般的。
劇中の挿入歌は雰囲気に合わせて、主題歌がオルゴール調で流れたり、小さい音量で流れたりしている。
韓国のOSTは・・・1ドラマ平均5曲!前後半で違った曲になる場合も。
- 1ドラマに5曲ほどのOSTが制作される。
- どのシーンでどの曲が流れるかは決まっていないことが多い。
- ドラマの前後半でエンディング曲が変わることがある。
- 出演者がOSTを担当することが多い。
日本のドラマに対して韓国ドラマは、1つのドラマでOSTが5曲ほどある。
そして、「この曲がエンディング曲」など、流す場面は決まっていないのも特徴。
雰囲気に合わせてOSTの中から流し、ドラマの後半になるとエンディング曲が変わったりもする。
韓国ドラマにおけるOSTの役割の重要性がわかるわよね。
韓国ドラマでは、ドラマのシーンに合ったOSTが流れる!
コメディ要素の時はポップな曲調で、切ないときは悲しいバラード調、カップルのシーンはルンルンするような曲調が使われる。
そのため、OSTを聞くと楽しくなったり、めっちゃ切なくなったりドラマのシーンが思い浮かぶ!
そしてもう一つ!
韓国のOSTはアイドルや出演者がOSTを担当することが多い!
そのためドラマの内容以外でも、とっても話題となり注目を集める。
今回紹介するドラマ『ヴィンツェンツォ』のOSTもたくさんの話題が集まったわ。
ここからは『ヴィンツェンツォ』で流れたOSTたちをチェック!
ヴィンツェンツォOST1「Ombra mai fu」チェ・ソンフン
1曲目に紹介するのは、チェ・ソンフンの「Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ)」
ドラマ『ヴィンツェンツォ』はオペラ調のOSTが起用され、歌詞にメッセージを乗せるのではない点が他のドラマとの大きな違い。
曲調がドラマととってもマッチしていたよ。
「Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ)」が流れているとき、セリフなどないシリアスなシーンだったり、衝撃的なシーンだったりする。
心地よい曲に聞こえるが、何だかソワソワする怖い曲にも聞こえるわ。
ヴィンツェンツォで歌っているチェ・ソンフンは男性グループ「LA POEM (ラ・ポエム)」の一員!
「LA POEM(ラ・ポエム)」については、OST2曲目の時に詳しく紹介するわね。
「Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ)」の原曲はヘンデル!
OST1つ目である「Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ)」はとっても有名な曲!
もしかしたら聞いたことある方いるかもしれない。
バロック時代に“音楽の母”と言われていたG.F.ヘンデルの曲「Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ):ラルゴ」を編曲したもの!
小学校の音楽室にヘンデルさん居たかな・・・?
オペラ『セルセ』の第一幕冒頭で歌われる曲で、G.F.ヘンデルの作曲した中で特に愛唱される曲となった。
\「オンブラ・マイ・フ」は世界中の歌手にリメイクされていて日本では手嶌葵さんが歌っているよ/
ヴィンツェンツォOST2「Lacrimosa」LA POEM(ラ・ポエム)
OST2曲目を担当したのはLA POEM(ラ・ポエム)の「Lacrimosa」
これまた『ヴィンツェンツォ』っぽいOSTね。
1曲目と似ている雰囲気だけれど、今回はグループで歌っているから迫力あるOSTになっている。
元々チェ・ソンフンのソロ曲のみがヴィンツェンツォのOSTに参加するとしかニュースでは発表されていなかったが、
事前発表もなく「LA POEM(ラ・ポエム)」が第4話でOSTに参加!
嬉しいサプライズがファンの間で反響を呼んだ。
『ヴィンツェンツォ』の音楽監督がドラマ準備段階から「LA POEM(ラ・ポエム)」の歌声が必要だとされ、メンバー全員の参加となったそうよ。
確かに、『ヴィンツェンツォ』に雰囲気合っているわよね。
「LA POEM(ラ・ポエム)」は男性クロスオーバーボーカルグループ。
韓国のサバイバル番組『Phantom singer3(ファントム・シンガー3)』で優勝したグループ。
『Phantom singer3(ファントム・シンガー3)』は国籍、年齢、職種など問わず、プロからアマチュア、学生までが参加するサバイバル音楽番組。
出場者は予選からオーディションを勝ち抜き、プロデューサーである審査員に評価され、どんどんミッションに挑戦していかなければならない。
最終的に残った12名で3グループのクロスオーバーグループを結成し、優勝を決める!
シリーズ1から3まであり、とっても人気な番組となっている。
同オーディション番組で「LA POEM(ラ・ポエム)」が結成され、優勝したのはシリーズ3である『Phantom singer3(ファントム・シンガー3)』だった。
メンバーはパク・ギフン、ユ・チェフン・チョン・ミンソン・チェ・ソンフンの4人。
そう!そのメンバーの一人であるチェ・ソンフンが1曲目で紹介したOSTをソロで務めている。
もうこの4人はとんでもなく歌が上手!
ドラマ『ヴィンツェンツォ』の雰囲気とも見事にマッチしていて、ドラマの盛り上げ役として大好評を博している。
OST3「Adrenaline (Italian ver.)」Aalia
3曲目に紹介するのは、Aaliaの「Adrenaline(Iralian ver.)」
これまで紹介したチェ・ソンフンの「Ombra mai fu」とLA POEM(ラ・ポエム)の「Lacrimosa」と比べると、ポップで韓ドラのOSTっぽさが感じられる曲。
ドラマを観ていて1番耳に残るのはこの曲かな。
ヴィンツェンツォOST4「Is This Love」Aalia
4曲目紹介するのもAaliaが歌っている「Is This Love」。
この曲は、
ソン・ジュンギ演じるヴィンツェンツォと、チョン・ヨビン演じるホン・チャヨンの恋愛シーンでよく流れるOST!
どこか切なくて、2人の世界に入り込んでしまいそうな曲ね。
歌手Aaliaは注目株の新人歌手。
このドラマで初めて知った歌手のAalia。
韓国人なのか、イタリア人なのか、すら分からない状態。
そんな中調べてみたら、韓国で活動している新人歌手だった。
ドラマ『ヴィンツェンツォ』の放送終わった現在(2021年6月)、AaliaのInstagramのフォロワー数3,000人強。
人気ドラマのOSTを務めたけれど、まだこれから注目を集めるであろう新人歌手さん。
プロフィールに韓国で活動しているシンガーソングライターと記してあるが、調べたところどこの国籍かいまいち情報がつかめず・・・。
韓国人なのか、韓国系イタリア人なのか、またまた違う国なのか。
これからどんな歌手活動をしていくか楽しみ!
ヴィンツェンツォOST5「Adrenaline (English ver.)」MAMAMOOソラ
5曲目で紹介するのは、韓国の実力派女性ボーカルグループMAMAMOOソラの「Adrenaline(English ver.)」
3曲目で紹介したAaliaが歌う「Adrenaline」イタリア語バージョンとは違って、ソラは英語バージョンを披露した。
同じ曲だが、言語と歌い手が違うだけで、こんなにも違って聞こえるのが不思議。
ソラが歌う「Adrenaline(English ver.)」は第8話で公開された。
韓国の実力派アイドルグループMAMAMOO(ママムー)でリーダーを務めるソラ。
女性アイドルグループMAMAMOO(ママムー)のリーダーを務めているソラ。
MAMAMOOはソラ、フィイン、ファサ、ムンビョルの4人組で結成され、女性アイドルグループ1の歌唱力だと言われるほど、歌が上手いグループ。
MAMAMOOはメンバーそれぞれがソロでデビューしていたり、韓国ドラマのOSTを務めたりと歌唱力が高く、アイドル以外の活動も多くこなしている。
その中でも歌唱力がトップなソラは、外国人顔向けな歌唱力で度々話題となる。
今回も、力強い歌声でOSTに参加した。
ソラは『世界で最も美しい顔ランキング』24位になっていて、歌唱力はもちろんビジュアルでも世界中の女性から憧れられている存在!
MAMAMOO出演の韓国バラエティー『スクールアタック』のネタバレはコチラ
ヴィンツェンツォOST6「I'm Always by Your Side」ジョン・パク
最後のOST6曲目を紹介するのは、ジョン・パクの「I’m Always by Your Side」
『ヴィンツェンツォ』のOSTの中で、比較的ポップな明るい曲でなんだか安心する。
ドラマの内容がシリアスな場面が多いことから、OSTも暗い楽曲が多かったこのドラマだけれど、
ジョン・パクの「I’m Always by Your Side」は、他の曲と印象が違って楽しめる。
ジョン・パクは韓国系アメリカ人歌手!
韓国歌手であるジョン・パクは、韓国系アメリカ人。
2010年のオーディション番組『スーパースターK2』で準優勝し、注目を集めた歌手。
低音の甘い歌声に人気を集め、R&B系の楽曲を世に出している。
自身のアルバム発売の他に、ドラマのOSTに何度か参加している。
『ヴィンツェンツォ』OSTの曲名と歌手まとめ
今回紹介したヴィンツェンツォのOSTは全6曲。
- Ombra mai fu(オンブラ・マイ・フ)/チェ・ソンフン
- Lacrimosa/LA POEM(ラ・ポエム)
- Adrenaline(Italian ver.)/Aalia
- Is This Love/Aalia
- Adrenaline(English ver.)/MAMAMOOソラ
- I’m Always by Your Side/ジョン・パク
どれも韓国語の歌詞ではなく、英語やイタリア語で歌われているもの。
ヴィンツェンツォが韓国のみならず、世界中で人気ドラマとなるように他の国の言語を用いた歌詞が多かったのかな?
ドラマ『ヴィンチェンツォ』の雰囲気を作ってくれた、素敵な楽曲ばかりだった。
ドラマの内容やキャストはもちろん、OSTもドラマを楽しむ一つの要員になるわね!
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