ソーイング・ビー3(本国ではシーズン5)は3年間の休止のあと、2019年2月12日~4月2日まで放送。
司会進行役はクローディア・ウィンクルマンに代わってジョー・ライセット。
審査員は引き続きパトリック・グラントとエズメ・ヤング。
ソーイング・ビー3もそろそろ中盤戦。
これまでのバトルでは、トム、シーラ、ベンの3名が脱落。
さて今回は、ソーイング・ビー3メンバー紹介~パチパチパチパチ(∩´∀`)∩オマタセ。
アレクセイことアレクセイ・ウィンターのその後と現在について語っていくよ!
今回は結構ネタバレしちゃっているので、まだ知りたくない方はまた遊びに来てね!
※ネタバレの内容はアレクセイの順位についてだけで、優勝者や決勝メンバー、他のメンバーの進退については触れていません。
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Contents
ソーイング・ビー3 アレクセイ プロフィール
- 氏名 アレクセイ・ウィンター(Alexei Winter)
- 年齢 36歳(ソーイング・ビー3出演当時)
- 職業 マニュファクチュアリングエンジニア
- 出身 リーズ
- 配偶者 妻ベス、長女アイリス
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アレクセイのSNS情報 インスタやTwitterはやってる?
あんまり更新されていないけれど、アレクセイはInstagramをやってます!
Twitterやyoutubeは見つかりませんでした。
- Twitter なし
- HP なし
- youtube なし
裁縫を初めてわずか2年でソーイング・ビー3に出場したアレクセイ
アレクセイは2年ほど前に縫製を始め、エンジニアリングのスキルを駆使して細部にまで気を配りながら正確な衣服を作ることを得意としています。
アレクセイは母親からソーイングを教わりました。
アレクセイと母とのソーイングは1回限りのつもりだったそうですがアレクセイはソーイングをとても気に入りました。
ソーイングを本格的に始めるまでは、妻のベス・ウィンターの叔母と親しい仕立屋の友人にソーイングにアレクセイ自身が本当に知りたい裁縫技術について尋ねることを我慢していたこともあったそうです。
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アレクセイが得意とする服作りはメンズウエア
色々なジャンルの服を少しづつ作れるというアレクセイ。
とくにソーイング・ビー出場以降は、高い精度が必要で清楚さを出せるメンズウェアのテクニックを勉強中だそうです。
また、主に独学で学んできたアレクセイは失敗も数多くあったそうで、
カウルネックとアシンメトリーなヘムラインのノースリーブトップスを作ろうとしたのですが、妻は着たことはありませんでした、と語っています。
アレクセイのデザイン 目を引くスタイリッシュな衣装が好み。
自分自身が着る服も作っているアレックス、本当に綺麗なものを作る、というモットーで裁縫をしています。
また、目を引くものが好きで、トップステッチを好んで採用しています。
自分の服を作るのは必要なときに作る傾向があり、着もしない服を何着も作って溜まっていくのが好きではないので他の人のために物を作るほうが多いそうです。
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アレクセイのソーイングマストアイテムはロータリーカッター
アレクセイの裁縫道具に特別なアタッチメントは、ロータリーカッター。下の項で触れていくけれど、右半身に病気を抱えるアレクセイのマストアイテムはローリーカッターで、これがないと裁断中にどこにいるのかわからなくなる!とのこと。
右利きなのに(病気のため)右手ではさみが使えないので、とても簡単に作業ができてソーイング・ビー出場時にも重宝したそうです。
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アレクセイと難病。ソーイング・ビー3では多発性硬化症を発症しながらも大健闘。
アレクセイは、2008年に26歳で多発性硬化症と診断されました。
多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、様々な症状が現れるようになる病気です。MSになると多くの場合、症状が出る「再発」と、症状が治まる「寛解」を繰り返します。
病気が見つかった当初、アレクセイはその事実を受け入れられず、将来の希望が閉ざされたように感じて深い鬱病に陥ったそうです。
アレクセイの場合は、身体の右側に影響を与える多発性硬化症を10年以上経験しており、ソーイング・ビー3では縫製中に左手で補うことを学びながらの挑戦でした。
ちなみにアレクセイの利き手は右手だそうです。
アレクセイって、時間に間に合わなくて未完成での作品提出が結構あったように思うし、水着の課題でもパーツの向きがよく分からなくなっていたよね。
パトリックから「エンジニアでしょ?」ってツッコまれていたけれど、右手が思うように動かないから左手でやろうとして、やっているうちに生地の向きがよくわからなくなったんじゃないかなあ…と思ったり。
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アレクセイの華麗なる経歴と万能の才。
ここで、アレクセイの華麗なる経歴と難病の発症について触れていくよ。
ブリストル大学で航空宇宙工学を学び、製造エンジニアの道へ
アレクセイは、ブリストル大学で一流の優等学位を取得して航空エンジニアの資格を取得した後、セバーン川で潮力発電を開発する新興企業に就職しました。
この仕事を通して、アレクセイは博士号を取得するために働いていました。
しかし、MS(多発性硬化症)の発症がアレクセイを深い闇に落とします。
アレクセイは仕事と博士号の両方をあきらめました。
エンジニアを辞めて、音楽の道へ。
エンジニアの職を辞したのち、アレクセイは歌うことへの未踏の情熱を追求することを決心します。
彼は、一般の店員として働きながらブリストル大聖堂でフリーランスの歌手になりました。
\すんごいところでフリーランス/
出典:ブリストル大聖堂-wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Bristol_Cathedral
このフリーランス活動がきっかけで、アレクセイはカーディフのロイヤルウェールズ音楽演劇大学で2年間の歌唱コースに受け入れられ、そこで優秀な成績を収めました。
カーディフにいる間、彼はのちに妻となるベスに会いました。
アレクセイはベスについて、
彼女のサポートは言葉では言い表しきれません。一緒にいて飽きることがありませんでした。
とコメントしています。
アレクセイとベスは結婚して3年になり、2人の間には、アイリスという赤ちゃんが産まれています。
伴侶を得て、エンジニア業に復帰したアレクセイ
ベスとアイリスという家族を得て、
アレクセイはエンジニアの職場に戻って博士号を取得し、現在はシェフィールドでエンジニアリングに戻っています。
ちなみに…
博士号を取得してから仕事に戻るまでの間に、アレクセイは仕立てのコースを受講し、その甲斐あって男性用のスーツやコート、ベスに着てもらうためのガウンなど、素晴らしい服を作ることができたそうです。
アレクセイの現在 エンジニア職復帰がソーイング・ビー出場への転機となる。
アレクセイは現在も製造エンジニアで、CAD-CAMシステムを使用してアルミニウム、鋼、チタンのコンポーネントをより優れた製造プロセスの開発を支援しています。
アレクセイ一家は、猫、蛾と一緒にリーズに住んでいます。
アレクセイのソーイング・ビー3応募のきっかけは同僚でブリベイ優勝者のラフル・マンダル
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アレクセイが勤める、アドバンス・マニュファクチュアリング・リサーチ・センター(Advanced Manufacturing ResearchCentre)の工学研究者のラフル・マンダル(Rahul Mandal)博士は、
2018年ブリティッシュ・ベイク・オフ シーズン9の優勝者です。
アレクセイはノリで、「ブリベイに対する縫製仲間としての答えだ」としてソーイング・ビーに応募したそうです。
冗談半分だったのでまさか審査に通過するとは思っておらず、
約2,000のエントリーからソーイング・ビーに選ばれた10人のうちの1人であるという現実にとても驚いたそうです。
そして、ソーイング・ビーへの出場切符はアレクセイに新たな課題を引き起こしました。
そのころ彼はエンジニアの職に戻っていたからです。
ソーイング・ビーに出場するということで、1年間の休暇を取らなければならなかったし、MS(多発性硬化症)も患っていたため、「利き手と反対の手で裁縫をする」技術、右手をフォローする術を身に着ける必要がありました。
こうしてアレクセイは、ラフルがブリベイで優勝した12カ月後にBBCテレビコンテストシリーズに参加する2人目のAMRC従業員となりました。
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アレクセイ、ソーイング・ビー3(シーズン5)での戦いを終えて。
優勝には手が届かなかったものの、自分らしさを発揮してパトリックからも色彩センスを絶賛されるなど大健闘をみせたアレクセイ。
ソーイング・ビー出場後のインタビュー内容を紹介します。
アレクセイの苦手な課題はリメイク。
クリエイティブなイメージがあるアレクセイだけれど、実はリメイクの課題がとても苦手だったんだって。
緻密に作り込むのが好きらしいので、即興で作るのはプレッシャーだったみたい。
最初にソーイングルームに訪れたとき、テレビとまったく同じように見えると思いました。
そのとき私はようやく「これは現実なんだ…」と思いました。
リメイクの課題についてはいつも最も心配していました。今までリメイクをしたことがなかったし、どう対処したらいいのかわからなかったです!
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ソーイング・ビーに出場した感想は?
審査員に会えるのを本当に楽しみにしていて、とても素敵でした。
ジョー(ライセット)は、縫製室でも外でも陽気で協力的でした。みんなに会えてとてもラッキーです。
わたしたちは皆、それぞれにとても個性がありますが、みんながお互いをリスペクトする方法は素晴らしいです。本当に彼らには触発させられました。
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アレクセイからソーイングを愛する裁縫人へのアドバイス
わたしは前回のソーイング・ビーシリーズを観てから縫製を始めました。
あなたがソーイングを試すことに興味があるなら、待ってはいけません。今すぐ飛び込んでください!
そこから学ぶべき情報はたくさんあります。
自分で作ったものを一から仕上げて着るのがどれだけ気持ちいいか信じられないでしょう。
止められなくなるはずです。
正直言うと、すでに何かを縫っている人は私と同じ気持ちではないでしょうか。
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ソーイング・ビー3出場者 アレクセイのその後と現在 まとめ
難病を抱えるアレクセイ。
その後もMS(多発性硬化症)の症状は徐々に悪化していますが、妻ベスとアレクセイの家族や友人たちのサポートに刺激的を受け、アレクセイは充実した毎日を送っているそうです。
また、同じ病気で苦しむ人々へ、インターネットを通して自分の気持ちを語る機会もあるようで、アレクセイがMSのような「衰弱させる病気」に前向きな思考で向き合う姿は多くの人にインスピレーションを与え続けています。
有能でスタイリッシュなアレクセイ。今後もInstagramを通して応援したいです!