今話題沸騰中のネットフリックスオリジナルドラマ、「クイーンズ・ギャンビット」の第2話ネタバレ感想をお届けします!
\原作やkindle版もあるよ。/
Contents
クイーンズ・ギャンビット 第1話では…
母の自殺により、養護施設に預けられることになったエリザベス・ハーモン(アイラ・ジョンストン)。
養護施設で、ベスは、用務員シャイベル(ビル・キャンプ)との対局でチェスの才能を開花させる。
夜な夜な天井に盤を描き、チェスの練習を行うベス。しかし、それが薬によるものか、自身の才能によるものかははっきりしないままだ。ある日、薬が禁止されたことで、ベスは禁断症状に苦しむことに。
耐え切れずに薬を盗んで大量に服用し、倒れてしまったのだった。
クイーンズ・ギャンビット 第2話 あらすじ
ある日、ウィートリー夫婦がやって来て、ベス(アニャ・テイラー=ジョイ)を引き取りたいと言う。
シャイベルとジョリーン(モーゼス・イングラム)に別れを告げ、新しい家で暮らすことになったベス。
養父オールストン(パトリック・ケネディ)は出張で家を空けることが多く、ベスはほとんどの時間を養母アルマ(マリエル・ヘラ―)と過ごす。
高校に通い始めたベスだが、周囲とはあまり馴染めずにいた。
図書室でチェスの最高位であるグランドマスターの存在を知ったベスのチェスへの想いは募る。そんなとき、義母から使いを頼まれた店で雑誌を読みチェスの大会があることを知る。
参加費用が出せないベスは、シャイベルにお金を送って欲しいと手紙を書いた。
一方、体調を崩しがちなアルマは、ベスに処方薬を貰ってくるよう頼む。店でベスが受け取ったのは、あの緑の精神安定剤だった。チェスが満足にできないベスはアルマの薬を盗み、以前のように夜な夜な天井でのチェスに興じるようになる。
シャイベルから送られてきた5ドルで大会に出場するベス。レートなしにもかかわらず、次々と勝利を収めていく。
会場で出会い、好意を抱いたラスベガス5位のタウンズ(ジェイコブ・フォーチューン=ロイド)も下し、州チャンピオンのベルティック(ハリー・メリング)との決勝戦を残すのみとなった。
家に帰ると、オールストンがデンバーで勾留され、戻って来れないことを聞かされる。
アルマは、改めて母親になることを決意。
その晩、ベスは窓に実母の面影を見たのだった。
決勝戦、対戦相手のベルティックは遅れて現れた。ベスが駒を動かす度、すぐさま次の一手を打つベルティック。
劣勢に立たされたベスは、トイレで自分を鼓舞し、薬を口にした。
戻って来たベスは、一気に攻勢に出る。
勢いそのままに、ベスはベルティックに勝利したのだった。
感想レビュー1 養護施設のシャイベルやジョリーンとの唐突な別れ。今後関わることはあるのか?
あまりにもあっけない別れでした。
第1話で、ベスとジョリーンは、先に引き取られる子を眺めながら、自分たちはずっと見送る側であるかのように会話しています。
それだけに、ここの会話は何とも言えない悲しさがありました。
やはり、この時代、黒人であることはかなりのハンデになるようです。
ウィートリー夫妻に引き取られることになったベス。
シャイベルやジョリーンとの別れを惜しみながらも、養護施設を後にする。
ここで、シャイベルもこっそり見送りに来ています。
実は、薬を飲んだ罰として、ベスはチェスを禁止されていました。
その後あまりシャイベルとの関わりはなかったかと思うのですが、シャイベルはベスのことを大切に思っていたのでしょう。
もしかしたら、ベスの危うさを心配していたのかもしれません。
もうシャイベルと対局することはないのでしょうか…。
感想レビュー2 薬物依存から逃れられないベス。とうとう、チェスで勝つために薬を服用してしまう。
アルマから頼まれ、薬を受け取りに行くベス。
そこで渡されたのは、施設で配られていたのと同じ緑の精神安定剤だった。
薬の誘惑に抗えなかったベスは、薬を半分抜き取り、天井でチェスに興じる。
施設から出て薬から離れられたかと思ったのですが、このシーンは、薬にベスが絡め取られているようでぞっとします。
家が貧しく、チェスが満足にできない状況も影響したのでしょう。
ベルティックとの対戦で劣勢に立たされたベスは、一旦席を立つ。
そこで、隠し持っていた薬を服用し、挽回を図るのだった。
ついにやってしまった、という気持ちです。
この後、ベスは巻き返し、ベルティックに勝利するのですが、一度薬に頼って勝ってしまうと、これからも、窮地に立たされた時に薬を飲んでしまうのではないでしょうか。
そんな予感を感じさせる一幕でした。
感想レビュー3 チェス大会で出会う様々なライバルたち。ベスは州チャンピオン・ベルティックとの決勝戦へ。
対戦相手を確認するためにトーナメント表を確認するベス。
そこで出会ったのは、後に対戦することになるタウンズだった。
ベスは、初めての大会なので当然レートなしの状態からスタートします。
受付の人にも見下される中、最初から対等に接してくれたのがこのタウンズでした。
タウンズに勝利したベスに対しても、「君は並外れている」と素直に賞賛してくれます。これから、ベスとどのように関わりあっていくのでしょうか?
いよいよ決勝戦。最初は押されていたベスだが、薬を服用し、巻き返していく。
とうとう、州チャンピオンであるベルティックに勝利したのだった。
この決勝戦なのですが、ベルティックは決勝戦の場に遅れてくるわ試合中にアクビはするわでかなりベスのことをナメきっています。
そんな状態でもやはり州チャンピオンの実力はすさまじく、ベスがどんどん押されていくんですね。
それだけに、薬を服用した後の展開が見ものです。
まず、アニャ・テイラー演じるベスの目力が凄い!
薬の服用で朦朧としているにもかかわらず、視線を合わせるだけで気圧されそうです。
一気に形勢逆転され焦るベルティックへの一言、「挽回できたかも、遅刻しなかったらね」も痛快です。
クイーンズ・ギャンビット 第2話 まとめ
今回は、養子になったベスが、チェスプレイヤーとしての第一歩を踏み出しました。
ベルティックに勝利したことで、世間にも知られるようになったベスの才能。
ライバルも登場し、これからベスとどのように関わってくるのか気になりますね。
一方で、付きまとうのが薬の影。
今回の勝利も、結局は薬を用いてのものでした。
徐々に深みにはまっていくベスが、道を踏み外さないと良いのですが…。
最後に、義母がチェスで稼げることを知って、急に乗り気になったのも心配な要素の一つです。
シャイベルやジョリーンとの別れも、驚くほどあっさり終わってしまいました。
シャイベルは、施設を出てからもベスを気に掛けてくれているようですが、今後彼らの登場シーンはあるのでしょうか?
ベスはライバルたちとどのように関わり合い、チェスの腕を上げていくのか、次の話も目が離せませんね!