【ノマドランド】アカデミー主演女優賞候補フランシス・マクドーマンドおススメ作品6選

2021年3月に公開された映画『ノマドランド』。シンプルな作りでありながら見る人を引き込む内容、そして主演のフランシス・マクドーマンドの演技はアカデミー賞主演女優賞最有力候補と呼び声が高く、話題となっています。

今回は、そんなマクドーマンドの人物像、これまでの経歴、そしてノマドランド撮影の裏側について紹介していきたいと思います。

Contents



フランシス・マクドーマンド プロフィール

  • 氏名  フランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)
  • 生年月日 1957年6月23日(63歳)
  • 出身 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
  • 国籍 アメリカ合衆国
  • 職業 女優
  • 身長 165cm
  • 体重 68㎏
  • 家族 夫ジョエル・コーエン、子ども2人

 

ノマドランド あらすじ

企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーンは、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、〈現代のノマド=遊牧民〉として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく──。

ノマドランド キャスト

  • ファーン役 フランシス・マクドーマンド
  • デイブ役 デビッド・ストラザーン
  • リンダ役 リンダ・メイ
  • スワンキー役 スワンキー
  • ボブ役 ボブ・ウェルズ

“ノマド”という言葉を聞いたことはありますか?ノマドワーカーはパソコン等を使いオフィス以外で仕事をする人のことを指しますが、ここでのノマドは放浪民、つまり車上生活者を指します

車上生活者といっても、私たちが予想する悠々自適な生活ではありません。

中には、定住する場所やお金の余裕がないため車内を家代わりにし、過酷な季節労働をして日々を生き抜く高齢者たちもいます。

ノマドランドは、そんなノマドたちを描く『ノマド 漂流する高齢労働者たち』という本を原作とした、フィクションと現実を掛け合わせた映画です。

視聴者レビュー

おそらく自分の今後の死生観に関わってくるような映画だった。素晴らしいという他にどういえばいいか分からない。

死んだらどうなるとか、何が残るとか、生きる意味は何とか、人生のあるべき姿は何とか、そういう言葉も軽く超えるような映画。

傑作ノマドランドはマクドーマンドが監督クロエ・ジャオを逆指名したことで映画になった!

監督はクロエ・ジャオ。2015年に長編映画デビューしたばかりですが、新進気鋭の監督として脚光を浴びています。

ジャオは前作でも全くの素人をキャスティングしたことで知られており、今回の作品にもその手法が生かされています。

主演のマクドーマンド、助演のストラザーン以外は全員本物のノマドが出演しているというのだから驚きです。

 

そんなジャオを監督に指名したのは主演のマクドーマンド

マクドーマンドがクロエの代表作『ザ・ライダー』を観て感銘を受けたことがきっかけだそうです。夫がノマドランドの原作を読んでいたことも幸いしました。

このような経緯で、彼女は主演でありながら製作・演出にも関わることになり、劇中では共演者たちと見事な作品を作り上げました。


ザ・ライダーはコチラ


ノマドランドの制作費は約500万ドル。他ノミネート作品と比較すると…

ノマドランドの制作費は約500万ドル(日本円にすると約5億3,900万円)と言われており、これは他のアカデミー賞ノミネート作品と比較するとずば抜けて低い数字です。

参考にいくつか挙げると、『シカゴ7裁判』は約3500万ドル(日本円:約37億7,600万円)、『マンク』は2500万ドル(日本円:約26億9,700万円)、『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』は2600万ドル(日本円:約28億565万円)…。いかにノマドランドが低予算で制作されたかが分かります。

 

しかし、それに反して興行収入は610万ドル(日本円:約6億5,800万円)

数字が全てではありませんが、ゴールデングローブ賞など他の賞も多数獲得していることを考えると、ノマドランドがアカデミー賞最有力候補といっても過言ではないでしょう。

フランシス・マクドーマンド演じるファーンは
“家を失った60代の女性”。

現実とフィクションの融合作品であるノマドランド。

フランシス・マクドーマンド演じる主人公ファーンは映画オリジナルの人物で、私たちは彼女の視点で映画の世界に入り込んでいくことになります。

 

ノマドとしての生活が決して良いことばかりではないこと。自由に思われがちだが、実は色々なしがらみに囚われていること。

圧巻なのは、こんなファーンを、まるでマクドーマンドが“演じている”ことを忘れそうなくらい自然に演技していることです。

そのノマドっぽさは、撮影中に勘違いされて仕事のオファーを依頼されてしまうほど。

ノマドランドが一種のドキュメンタリーのように感じるのは、彼女の演技があってのことでしょう。それを裏付けするように、マクドーマンドはアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされています。

フランシス・マクドーマンドの夫は『ブラッド・シンプル』のジョエル・コーエン。


フランシス・マクドーマンドは、1984年にコーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』で初めて映画に出演し、その後もコーエン兄弟と長く付き合っていくことに。


ブラッド・シンプルはコチラ

 

フランシスはこの『ブラッド・シンプル』のジョエル・コーエン(脚本家/映画監督)と後に結婚、彼との間には2人の子供がいます。

フランシス・マクドーマンドは、コーエン兄弟のオーディションで一度は落ちたものの、その大胆さが兄弟の目に留まって、『ブラッド・シンプル』で起用されるに至ったのだとか。

この『ブラッド・シンプル』の撮影中に、フランシスがジョエルに「おススメの本はないか?」と訊ねたのをきっかけに2人は交際に発展したそうです。

 

\ちなみにおススメした本の1つは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」/


 

フランシスは過去に2度、アカデミー主演女優賞を受賞している超有名演技派女優でもあります。

受賞した『ファーゴ』『スリー・ビルボード』のほか、ブロードウェイミュージカル作品『グッド・ピープル』でトニー賞主演女優賞を獲得、『オリーヴ・キタリッジ』でもエミー賞主演女優賞を受賞。

その他の作品でも助演女優賞にノミネートされるなど、数々の輝かしい業績を残しています。

 

フランシス・マクドーマンドの30年に渡る素晴らしいキャリアの傍には常に夫ジョエル・コーエンの存在がありました。

『ノマドランド』で6度目のアカデミー賞ノミネーションになる彼女は、そのうち2回オスカーを獲得しています。

 

フランシス・マクドーマンド 受賞履歴

  • 『ファーゴ』        【1997年3月】 アカデミー主演女優賞
  • 『スリー・ビルボード』   【2018年3月】 アカデミー主演女優賞
  • 『Good People』      【2011年6月】 トニー賞演劇主演女優賞
  • 『オリーヴ・キタリッジ』  【2015年9月】 エミー賞主演女優賞(リミテッド・シリーズ/テレビ映画)
  • 『セックス・アンド・マネー』【2006年3月】 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞助演女優賞受賞…など多数

フランシス・マクドーマンドは変わり者?授賞式でのパジャマ姿が話題に。

フランシス・マクドーマンドは、時折風変わりな格好で現れることでも知られています。

ほとんどが黒っぽい、もしくは控えめな色のドレスで参加するアカデミー賞授賞式に真っ赤なドレスで登場したかと思えば、インディペンデント・スピリット賞の授賞式ではパジャマとスリッパ、ノーメイクで現れたことも!

彼女は、多くの著名人が行なっているボトックス注射などは行わないと決めているそう。ノーメイクもその行動の一端かもしれませんね。

 

\トリッキーなドレスも着こなします/


加えて、滅多に取材は受けないという変わった一面も。

しかし、決して近寄り難いという雰囲気ではなく、インタビューではジョークを飛ばしたりする様子も見られます。信念を貫いて生きている彼女だからこそ、あんなにも自然な美しさを感じられるのでしょう。

フランシス・マクドーマンドの出演作を紹介

輝かしい経歴とキャリアをもつフランシス・マクドーマンドの出演作のあらすじや見どころ、感想レビューとともに紹介します。

どの作品も、フランシス・マクドーマンドの演技が光る傑作なのでこの機会にぜひご覧になってください!

フランシス・マクドーマンド 主な出演作一覧
  • ブラッド・シンプル【1984年】
  • ミシシッピーバーニング【1988年】
  • FARGO/ファーゴ【1996年】
  • 真実の行方【1996年】
  • あの頃ペニー・レインと【2000年】
  • バーバー【2002年】
  • スタンドアップ【2005年】
  • バーン・アフター・リーディング【2008年】
  • ムーンライズ・キングダム【2012年】
  • ムーンライズ・キングダム【2013年】
  • オリーヴ・キタッジ【2014年】
  • アーロと少年【2015年】
  • スリー・ビルボード【2017年】
  • ノマドランド【2021】

スリー・ビルボード-2017-


スリー・ビルボードはコチラ

アメリカ・ミズーリ州の田舎町。道路に並ぶ3枚の広告看板には、地元警察への批判メッセージが書かれていた。何者かに娘を殺されたミルドレッドが、進展のない捜査状況に腹を立てて設置したのだ。彼女は警察や町の人々から抗議を受けるが、一歩も引かず…。

キャスト

  • ミルドレッド役 フランシス・マクドーマンド
  • ビル役 ウディ・ハレルソン
  • ジェイソン役 サム・ロックウェル

スリー・ビルボード 見どころ

  • レイプされ殺された娘のために孤軍奮闘する母をフランシス・マクドーマンドが熱演。
  • フランシス・マクドーマンドは2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。
  • 夫ジョエルのアドバイスで母親役に挑戦。

U-NEXT

娘がレイプされ殺された母親、ミルドレッドが怒りに震え3つの看板を出したことから物語は展開していきます。

作中で、特にマクドーマンドとロックウェルの演技が絶賛されており、あるレビューサイトでは10点満点中8.6点という評価も得ました。

 

怒りに震える母親が警察に対し過激なメッセージ看板を出すのですが、名指しされた署長が人格者だったため、ミルドレッドは住民たちから嫌がらせを受ける羽目になります。どんどん孤立していく中でも諦めないミルドレッド。

同じ母親として、自分の娘と置き換えて考えてしまいました。それだけ、ミルドレッドの演技は鬼気迫るものだったと思います。

 

これだけハマり役だったミルドレッドですが、マクドーマンド自身は自分の年齢を鑑みて「無理がある、祖母役にしてくれ」と訴えていたとか。しかし、夫からの一言で母親役を演じることを決めたそうですよ。

 

また、この作品の受賞スピーチも話題を呼びました。“インクルージョン・ライダー”という言葉は、彼女によって広まったと言われています。

インクルージョン・ライダーとは?

メディア研究者のステイシー・スミス博士が、同年TEDトーク(著名人によるプレゼンテーションイベント)で使った造語で、女性や少数民族は障害者を映画やテレビに登場させる機会を増やす方法として紹介した。

 

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視聴者レビュー

傷を負った者と負わせた者が寄り添って行く展開がおもしろい。
愚かしくも、奥底にチラリと善意が覗く、愛しい人間たちのはなし。

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オリーヴ・キタリッジ-2014-


オリーヴ・キタリッジはコチラ

ニューイングランド地方の一見落ち着いた町の住人たちの物語を優しく、油かいにそしてときに悲劇的に中学校の数学教師の目を通して描く。

キャスト

オリーヴ・キタリッジ役 フランシスマクドーマンド
ヘンリー・キタリッジ役 リチャード・ジェンキンス

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オリーヴ・キタリッジ 見どころ

  • フランシス・マクドーマンドの作品でも珍しいドラマ作品
  • 原作はエリザベス・ストラウトによるピュリッツァー賞受賞の短編小説
  • 田舎町の偏屈で孤独な元教師/母親をフランシス・マクドーマンドが熱演

視聴者レビュー

原作とはイメージが違うものの、ドラマは良かった。

オリーブを演じるフランシス・マクダーモントの演技に引き込まれ、トーンは暗いもののシリーズ四回を最後まで見てしまいました。
もう小説の方はあまり覚えていないのですが、ドラマのオリーブの方が数段気難しく周囲との関係を悪くする人物に見えて。彼女の良さを見つけようと必死になってしまいました。
数少ない友達以外は、長く住み続けて教師をしていたわりに、親しく付き合う近所の人もおらず。心配や親切心をもつ人にも社交性のかけらもない対応し、周囲のちょっとした意地悪にはものすごく傷つく。人を不快にしても(特に息子への対応とか)全く無頓着というなんとも救い難い人物なだけに、好感を持ちにくい主人公です。とりわけ息子クリストファーが成人になった後に親子関係に苦しむ姿は、どんなに好意的にみてもオリーヴに批判的な気持ちになってしまいました。
なぜ自分でも最後まで見たのかわかりません。ただそうなんですよね。人生は思い通りにはならない。当たり前の真実を私たちは繰り返し思い起こすことで、目の前の幸せに気づけるのかもしれません。

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ムーンライズ・キングダム-2012-


ムーンライズ・キングダムはコチラ

'60年代のアメリカ。ボーイスカウトの活動で劇を見に行ったサムは、出演していたスージーと惹かれ合い、文通を交わすように。1年後、ふたりは計画通り駆け落ちを決行。突然いなくなったことに気付いた大人たちは大慌て。やがてふたりは見つかるのだが…。

キャスト

  • シャープ警部 ブルース・ウィルス
  • ウォード隊長 エドワード・ノートン
  • スージーの父ウォルト ビル・マーレイ
  • スージーの母ローラ  フランシス・マクドーマンド
  • スージー・ビショップ カーラ・ヘイワード

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ムーンライズ・キングダム 見どころ

  • ノスタルジックな色彩がほのぼのとした雰囲気を醸し出す
  • フランシス・マクドーマンドはじめ、ブルース・ウィルスやエドワード・ノートンなど豪華なキャスト陣
  • 駆け落ちした少年少女の逃避行を描いたドタバタコメディ

 

ムーンライズ・キングダムはコチラ

視聴者レビュー

時は1960年代。
アメリカ東海岸のとある島を舞台に、駆け落ちした12歳の少年少女をめぐるひと騒動を描く。
初!ウェス・アンダーソン監督です。念願。雷で色が変わるタイトルクレジットからもう心を掴まれました。
フランス映画っぽくありつつも少し違う独特な色彩感覚と、我々はあくまでも客観的な目線で見守る設定のようなカメラワーク、導入から消え入るまで効果抜群なBGM。特に最初の管弦楽。
スージーのブルーのアイシャドウは「バッファロー'66」?
2度目の家出の時の彼女の着ていたピンクのコートも可愛かった。子供たちの演技力は勿論、主演のジャレッドは同い年です。
9年前にある意味難しい役を演じ切っていたとは、いやはや怖い。
そして出演している大人たちが、ブルース・ウィリスにエドワード・ノートンにビル・マーレイに豪華すぎて驚き。
ドカンと派手な映画ではないのでまったりしたい時に観たいです。

あの頃ペニー・レインと-2000-


あの頃ペニー・レインとはコチラ

厳格な母に育てられた15歳の優等生ウィリアム。自ら書いた記事がローリングストーン誌に気に入られ、ブレイク寸前のバンドを取材する仕事を得た彼は、さっそく訪れた楽屋でグルーピーのリーダー、ペニー・レインと出会う。それは切ない恋の始まりだった…。

キャスト

  • ウィリアム・ミラー役 パトリック・フュジット
  • ペニー・レイン役   ケイト・ハドソン
  • ラッセル・ハモンド役 ビリー・クラダップ
  • エレイン・ミラー役  フランシス・マクドーマンド

あの頃ペニー・レインとはコチラ

あの頃ペニーレインと 見どころ

  • 実際に16歳でローリングストーン誌のスタッフとなったキャメロン・クロウ監督の実体験がベース。
  • グルーピーの少女に扮したケイト・ハドソンは魅力全開
  • 主人公の母をフランシス・マクドーマンドが熱演

視聴者レビュー

ケイト・ハドソンが可憐、眼を細めた笑顔がチャーミングすぎて見惚れる。
少年少女がイニシエーションとして旅と失恋を経験するところは、青春小説の型通りで魅力あるプロットを備えている。
ウィリアム、バンドに翻弄されながらジャーナリズム精神を養うことができて、いい勉強になったねって感じ。母からペニー・レインへと、親密な女性が移行する過程が明瞭で示唆的。

あの頃ペニー・レインとはコチラ

ファーゴ-1996- アカデミー主演女優賞を初受賞した作品。


ファーゴはコチラ

ノースダコタ州・ファーゴに住むジェリーは多額の借金返済のため、前科者のカールとゲアに妻を偽装誘拐させて義父から身代金を騙し取ろうと思い付く。しかし、2人は手際良く計画を進められず警察官と目撃者を射殺して連続殺人事件に発展させてしまい…。

ファーゴはコチラ

キャスト

    • マージ役 フランシス・マクドーマンド
  • ジェリー役 ウィリアム・H・メイシー
  • カール役 スティーヴ・ブシェミ

ファーゴ 見どころ

  • フランシス・マクドーマンドがアカデミー主演女優賞を初受賞した作品。
  • コーエン兄弟の代表作でもあり、1996年に公開
  • マジメなようでどこかずれている登場人物たちのやり取りに笑ってしまうブラックジョーク満載

 

ファーゴはコチラ

映画の中でマクドーマンドは妊娠中の警察署長という特徴的な役を演じます。

ゾッとするのになぜか笑える、謎の魅力が視聴者を惹きつけるこの作品。何度も観てしまった、という声も多数あります。

実は撮影時、彼女の大きなお腹は鳥の餌で作られてたようです。「歩き方を見ればわかったと思うけど、とても重かった」とのちに彼女は語っています。

視聴者レビュー

 

サスペンス作品でも、アクションでも、
ヒューマンドラマでも、ホラーでもないでも、どの要素もあり、コメディのコーティングもしてある。そう、あえてジャンル分けすれば、「コーエン映画」としか言えんのかもしれないな。

ファーゴはコチラ

私はまだ観たことがないのですが、彼女が出演していると聞いて俄然観たくなってきました。

先にあらすじを知ってしまったのが少し残念。サスペンスは好きだけど怖いのは嫌なので、夫と一緒に観ようと思います…。

ブラッド・シンプル-1984-


ブラッド・シンプルはコチラ

キャスト

  • レイ役 ジョン・ゲッツ
  • アビー役 フランシス・マクドーマンド
  • ジュリアン役 ダン・ヘダヤ

ブラッド・シンプルはコチラ

ブラッド・シンプル 見どころ

  • 浮気調査をきっかけとした殺人事件を描いたサスペンス映画。
  • マクドーマンドのデビュー作。
  • コーエン兄弟のデビュー作品でもあり、『ファーゴ』『ノーカントリー』へとつながる兄弟の原点といえる作品。

 

ブラッド・シンプルはコチラ

マクドーマンドはジョエルとお互いに初めての作品で出会い、恋に落ちたんですね。

マクドーマンドの役どころは、主人公の妻。関係者たちがお互いに勘違いしながら起こる殺人劇は、やはりファーゴと同じものを感じますね。

最後、探偵に追い詰められるアビーの恐怖に駆られた演技は、初演ながら流石と言わざるを得ません。

視聴者レビュー

当時最初に観たときより、今回二度目の方が面白さがわかった。
ストーリー、映像ともに、ほんとにすごい。デビュー作というのが信じられない。
それから、若い頃のフランシス・マクドーマンドは、可愛かった。

ブラッド・シンプルはコチラ

フランシス・マクドーマンドを観るならU-NEXTがおススメ


U-NEXT

女優としてのキャリアはもちろん、声優としてアニメにも参加しているフランシス・マクドーマンド。

U-NEXTなら、フランシス・マクドーマンドの作品がたっぷり観られるのでおススメです。

他の動画配信サービスサイトで有料の作品も、U-NEXTは毎月もらえる1,200ポイントを利用して実質無料で視聴できます。


フランシス・マクドーマンド主演のノマドランドやプライベート、出演作について まとめ

今回はノマドランド主演のフランシス・マクドーマンドを紹介しました。

彼女の魅力はお伝えできたでしょうか?

 

この記事をきっかけに、初めてマクドーマンド主演の映画を観たのですが、周りから絶賛されるだけあって凄まじい演技力でした。

元々、私が感情移入しやすいこともあり、ノマドランドやスリー・ビルボードではなんとも言えない気持ちに陥ってしまいました…。

これまで培ってきた経験や、デビュー当時から側にいる夫との関係も彼女の魅力のうちなのでしょう。

 

これは、3回目のアカデミー主演女優賞も期待できそうです。

彼女がまたスクリーン上で迫真の演技を見せてくれることを願いながら、次回作を期待しましょう!

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