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huluプレミア版クリープショーとオリジナルの映画版クリープショー
ここではオリジナルシリーズである映画版クリープショーについて触れたいと思います。
映画クリープショーも、今回紹介しているhulu版のようにオムニバス形式のホラーなので基本的には両者の構成は同じです。
ですが、映画クリープショー3は他シリーズにはないちょっと変わった形式を採用しています。
映画クリープショー3で観られる5つのエピソードは、最後まで観ると実は全てのエピソードが繋がってるという仕掛けがあり非常に面白い内容となっています。
他のシリーズでおススメなのが映画クリープショー1。5話目では大量のG(ゴキブリ)が出てきます。
当時のCG技術が今ほど発達していないことを考えると、おそらく本物のGを使用しておりラストシーンでは数万にも及ぶGが出てきますので苦手な方は要注意です。
その時代ならではの、ある意味“本物志向”が際立つ作品でリアリティがすごいです。
Hulu版は今のところそれぞれのエピソードは完全に独立していますが、もしかすると後半には映画版3のような演出をするかも…と少し期待してしまいます。
Gに関しては今の時代NGだと思いますので出てこないと思いますけどね。
クリープショー 第2話 バッド・ウルフ・ダウン あらすじ
第二次世界大戦中の最中、アメリカの虐殺小隊のローレンス・タルビー大尉(デビッドA.マクドナルド)率いるアメリカ兵4人(ネルソン・ボニージャ、カラン・ウィルソン、キッド・クディ)はドイツ軍の攻撃から逃れるべく森の中の建物に避難する。
建物内には牢屋があり、警察署のようだが誰もいない。周りを見渡すと壁には血や爪痕が…。荒らされている室内で二人の警官が倒れているのを発見する。
一人はまだ息があったが、喉を掻き切られておりほどなくして死亡。
ローレンス大尉と3人はアメリカ軍の合流地点を目指そうと考えていると、突然、隊員の一人リヴァース(カラン・ウィルソン)が後ろから首をつかまれそうになり咄嗟に発砲する。
牢屋の中にいたのは一人の女(ケイト・フロイント)だった。
腹を撃たれた女を助けるべく牢屋に入り、手当てをするローレンス達だが隊員のクイスト(ネルソン・ボニージャ)はそれに反発し、ローレンス達を牢屋に閉じ込め合流地点に一人で向かう。
ローレンスたちが牢屋を開けようとしているとき、さきほど銃弾を受けたはずの女の傷がみるみるうちに治っていく。
女は狼男の呪いで不死身になったが、多くの人を殺したため自ら牢屋に入ったと話しローレンス達に殺してくれと頼む。
女はリヴァースの首に掛かる十字架のネックレスがあれば死ねると言う。
しかし警察署はドイツ軍に包囲されてしまう。隊を率いるシュメルツゲレート(ドワイト・テイラー)は森に逃げる前にローレンスが殺したドイツ兵の父親だった。
投降せず戦うことを選んだローレンスは賭けに出る。
十字架を渡し、女を死なせる代わりに女に自分たちを噛ませれば狼の呪いで狼男になれるのではと考える。
発煙筒が投げられドイツ軍が警察署に入ってきた時、ローレンス達は狼男となりドイツ軍を壊滅させる。
合流地点に向かっていたクイストだが、不発弾を踏み片手と片足を失い倒れていた。
そこにローレンスが現れクイストは助けを求めるが、ローレンスは狼男に変身する。
感想1 狼男の呪い。
ローレンス達が森に入る際に「狼出没注意」の張り紙がありましたが、それはあの女のことでしょうか?
ローレンス含め3人が手を噛まれ狼男に変身しましたが、部下二人は四足歩行の完全なる狼になったのに対し、ローレンスだけは二足歩行で顔だけが狼(しかも狼マスクっぽい感じ)なのはナゼ。
ケイト・フロイント演じる狼女に、アメリカ兵全員が同じように手首を噛まれてたのにローレンスだけマンウィズアミッションっぽい感じで可愛かったです。
感想2 裏切り者リヴァースが迎える最期のとき。
狼女を助ける際、銃で撃たれ叫び声を上げる女を「ドイツ軍に見つかるから」と殺そうとしたリヴァースですが、それがきっかけでキャプテンのローレンスと揉めて一人で合流地点に向かってしまいます。
牢に閉じ込められたローレンスは自分の忠実な部下だったリヴァースを引きとめようとするも「戦争は人を変える」と捨て台詞を吐き出て行くリヴァース。
目的地に辿り着く前に、不発弾で動けなくなりったリヴァース。ドイツ軍を撃破し、追いついたローレンスに助けを乞いますが「戦争は人を変える」と言い放ち狼に変身します。
このシーンはいかにもアメリカっぽくて好きだなー。
それにしても狼男、銃も効かないし一撃で人間殺すとか強すぎない?
\メイキング映像もいっぱい/
クリープショー グッズもあるよ。
\メイキング映像もいっぱい/