アウトブレイク感染拡大5話35日目あらすじネタバレ感想。CoVAの治癒、未承認薬に賭ける。


2020年最新のウイルス感染症をテーマにした『アウトブレイク-感染拡大-』は、

新型コロナウイルスが世界的に大流行する直前のタイミングで公開され、「予言ドラマ」と話題の海外ドラマです。

今日はアウトブレイク-感染拡大-第5話「感染35日目」のあらすじと感想を書いて行きます!

第3話は「感染27日目」、第4話は「感染30日目」。

猛威を振るう新型コロナウイルスCoVAにより、誰もが翻弄され狂わされていく様子から目が離せないです。

『アウトブレイク-感染拡大-』の総評やキャスト紹介はこちら。



アウトブレイク-感染拡大- 第4話では…

アンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)調査に本腰を入れ、感染者たちの感染経路が明らかになった。

ついにウイルスの正体は新型コロナウイルスだと判明し、アンヌ=マリーは会見でこの感染症を“アメリカコロナウイルスCoVA”と発表した。

その会見を見たザラ(マリー・イブ・スーラ・ラフェリエール)は研究所へ連絡をしてくる。

パスカル・ディオン(フェリックス=アントワーヌ・トランブレー)はグザヴィエ(ローラン・ルメール)と近所の子供達と遊園地に出発する。

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アウトブレイク-感染拡大- 第5話 あらすじ

感染者へのインタビューで忙しいアンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)は娘のサブリナ(ローランス・デシェーヌ)と朝から喧嘩をしてしまう。

クロエ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)はマルク(ガブリエル・サブラン)の強い勧めにより入院をする。

マルスラン(エドゥアール・B・ラロック)の祖母がベッドで亡くなっているのが発見される。

母親のジュヌヴィエーヴ・レヴェック(カトリーヌ・ベリュベ)は葬儀の準備のためフランソワーズ・デュフール(エヴ・ランドリー)の家でマルスンを預かってもらえるようにお願いするが、マルスンの体調不良のため断られてしまう。

すでに96人もの人が経過観察中にも関わらず、有効な薬は見つかっておらず焦っていたアンヌ=マリーは、昔からの知人であるギャナクスコ社で新薬の開発をしているシルヴィ・ガドボワ(カトリーヌ・セナール)に連絡をとる。

まだ臨床試験に合格していない新薬GS―49を試すわけにはいかないと断られてしまう。

そんな中、アンヌ=マリーにクロエは持って24時間だと連絡が入り、アメリカのボストンのギャナクスコ社まで新薬を取りに行く決意をする。

もし未承認薬を国外に持ち出したら関税で捕まり、逮捕されると言われても諦めないアンヌ=マリーにガドボアは新薬を渡す。

カナダの検閲で持ち物検査をされるアンヌ=マリーだが、なんとか突破する。

その足で病院に向かい、周りの医師や看護師にバレないように瀕死状態のクロエとザラに投与する。

グザビエの小学校の教師も体調不良により病院へ向かい、マルスンも自宅で意識が混濁していたため、病院に運ばれる。

経過観察中の27人が陽性と判明する。クロエは回復の兆しがあったもものの、ザラは危篤状態になる。

感想レビュー1 新型コロナウイルスは、CoVAと名付けられたものの、イヌイット・ウイルスの名は一人歩き。

 

ようやくウイルスの名前が決定し、アメリカ・コロナウイルス、通称CoVAと会見で発表される。

一方で、世間に発生源と認識されてしまったイヌイットたちのイメージを挽回するのはとても大変そう。

どんなにアンヌ=マリーたちが無関係といってもウイルスはイヌイット・ウイルスと呼ばれ、イヌイットとウイルスが結び付けられていた。

研究所の職員はスペイン風邪の発症者もアメリカ人だったのに、発症した場所がスペインというだけでそのイメージは長い時間消えていないと諦めモード。

病院の中でもイヌイットは迫害されていた。

ただスケボーで転んだ患者も隔離され、看護師でさえもイヌイット・ウイルスだと言って差別していたのには倫理観を疑う。

 

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感想レビュー2 不倫女クロエが新型コロナウイルスにより死の淵へ。死んでしまいそうな目の前の患者に直面した時、選ぶのは倫理かその人を救いたいという気持ちか。

クロエが瀕死の状態の中、マルクとは対照的に冷静なアンヌ=マリーをサブリナは責める。

もし、サブリナがクロエと同じ状況だったとしても同じように何もできないと言うのかという問いに、アンヌ=マリーは涙を浮かべて肯定する。

結局、アンヌ=マリーは掟を破り、クロエとザラを救うために奔走するのだが、最終的には科学的にも倫理的にも間違っていると苦悩する。

夫を奪った憎っくき浮気相手のことを救う気持ちには誰にもなれないかもしれない、でも娘にもし自分だったらと聞かれてしまったら心を動かしてしまうだろう。

でもそんな、アンヌ=マリーの勇気ある行動が状況を好転されるのだろうと思う。

 

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感想レビュー3 アンヌ=マリーの娘サブリナの孤独。パンデミックの中、誰もが孤独を感じ始める。

娘のサブリナは、一生に一回だけのプロムの準備にアンヌ=マリーもマルクも時間を割くことができない状況に苛立っていた。

研究所や病院の状況は、娘だとしても把握し切れることはないだろうし、守秘義務などもあるのだろう。

文句を言うために電話をかけてきた娘に対して、マルクはクロエが重症で死んでしまうかもしれないと弱音を吐く。

その父の様子に、サブリナはプロムなんてどうだっていい、自分も病院に言ってそばにいようかと声をかける。

サブリナは、父親が浮気をして家庭を壊しているのにも関わらず、クロエをただの浮気相手として責めるのではなく、ちゃんとクロエの人間性を見て接している。

表面上は大人に見えるけれど、きっと本当は寂しいはずだ。

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アウトブレイク-感染拡大- 第5話 感想レビューまとめ

ウイルスの正体も判明し、アンヌ=マリーは対策に乗り出す。

一方で、患者の中には瀕死状態のクロエやザラがいた。

自分の知っている人間が、ただ死んでいくのにアンヌ=マリーは耐えられなかった。

研究者としてはあるまじき行為であるかもしれないが、人間味あふれていてアンヌ=マリーらしいと思った。

そして、新薬を提供してくれたガドボワも結婚前にマルクを取り合った仲らしいと言うのが伺えて、マルクはなぜかモテる男だし、その奪い合う周りの女性たちも、相手を尊重しあったりと素敵な女性が多いと感じた。

今話はアンヌ=マリーが大活躍の回だった。

研究所の所長というと、研究者でもあり頭も固いのかと思われるが、臨機応変にウイルスと闘うアンヌ=マリーがとても頼もしく、今後に光が見えてきた。

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