アウトブレイク感染拡大4話30日目あらすじネタバレ感想。原因は新型コロナウイルス。


2020年最新のウイルス感染症をテーマにした『アウトブレイク-感染拡大-』は、

新型コロナウイルスが世界的に大流行する直前のタイミングで公開され、「予言ドラマ」と話題の海外ドラマです。

今日はアウトブレイク-感染拡大-第4話「感染30日目」のあらすじと感想を書いて行きます!

 

第3話は「感染27日目」、第4話は「感染30日目」。

わずか3日でとてつもない勢いで広がっていく新型コロナウイルスの恐怖に震撼間違いなしです。

 

『アウトブレイク-感染拡大-』の総評やキャスト紹介はこちら。



アウトブレイク-感染拡大- 第3話では…

アンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)の研究チームに広報の専門家ファブリス・プレウェール(ブリュノ・マルシル)が加わる。

ネッリ(ナンシー・サンダース)とアンヌ=マリーは感染症について調査を始める。

イヌイットはすでに3人が、フィギアスケート選手カミーユ(アリーヌ・ウィナン)までもが同様の症状で亡くなってしまった。

さらに治療をしていたクロエ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)達医療従事者達もめまいなどの症状を訴えるようになった。

 

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アウトブレイク-感染拡大- 第4話 あらすじ

イヌイットのアラシー・アクマリク(ユリヴィア・ユヴィルク)と病院で濃厚接触をしたザラ(マリー・イブ・スーラ・ラフェリエール)は、マリリンモンローのモノマネ芸でパーティでショーを行い、主役に濃厚なキスをする。

アンヌ=マリー(ジュリー・ルブレトン)はネッリ(ナンシー・サンダース)をインターンとして研究所で雇い、自身も死亡した感染者について聞き取り調査を始める。感染拡大を阻止するためにすでに感染が判明している感染者を公開しようとするが、ローラン・ドゥメール公安大臣(ギョーム・シール)に止められてしまう。

フィギアスケート選手カミーユ(アリーヌ・ウィナン)のスマートフォンの履歴から、アラシーはカミーユの電話を借りてネッリに電話をしたと判明し、感染経路が明らかになってくる。

ここ20年で2種しか発見されていない新型ウイルスだと判明し、アンヌ=マリーはすぐさまWHOに報告する。アンヌ=マリーの判断でウイルスについて公表したことに対してファブリス・プレウェール(ブリュノ・マルシル)は激怒する。

公開された情報を見て、ザラは研究所に連絡をしてくる。アンヌ=マリーはすぐにザラの家に向かいサン=アンドレ病院に向かうように指示をする。

アンヌ=マリーは会見でこの感染症を“アメリカコロナウイルスCoVA”と発表し、感染者と接触のあった42人全員に面談を行ったこと、無症状の場合もあり、感染経路の断定ができないということを報告した。

パスカル・ディオン(フェリックス=アントワーヌ・トランブレー)は体調不良のため遠足に行けなかったグザヴィエ(ローラン・ルメール)と近所の子供達と遊園地に出発する。

感想レビュー1 原因不明の体調不良の生徒が相次ぐグザヴィエの小学校は遠足を中止。学校ではクラスターが生じている。

グザヴィエは楽しみにしていた遠足に参加できなかったため、とても不満な様子。

しかし、学校では4分の1の生徒が体調不良を訴えて遠足を欠席するといい、先生も咳をしていた。

 

生徒にプリントを配るのに、指を舐めているよ!

これではこのクラスは全滅してしまう。

 

どうしても諦めきれないグザヴィエは、パスカルに遠足の代わりに遊園地に連れて行ってもらえるようにおねだりをする。

その願いは、ドラマの最後に叶えられたのが分かるだが、

パスカルの車に乗り込む子供たりは、大喜びだけれど咳をしている。

 

パスカルは「イヌイットに会った?みんなウイルスの運び屋だな」と言って能天気すぎる。

イヌイット=ウイルス感染という情報は分かっているのに自分たちがその当事者だとは夢にも思っていないのだろう。

 

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感想レビュー2 死亡者を公開することによって起きたこと。路上生活者のイヌイットへの迫害や情報伝達のあやふやさにウイルスパニックの足音が聞こえる。

アンヌ=マリーの独断で感染症により死亡したと思われる人達を公開した際には、ファブリスは勝手なことをしたと大激怒。

路上生活者が多いイヌイットのイメージは元々悪い上に、ウイルスの媒体者というレッテルまで張られてしまったら、さらに迫害されてしまうだろう。

 

先住民検討委員会に連絡をしなければならないとファブリスは言っているが、

そんなことをしていたら、パンデミックまで時計の針を進めてしまうように思える。

 

ネッリをイヌイットの代表として会見に呼んだりと、なんとかしようというのはうかがえた。

また、研究所の電話窓口に

「空港でイヌイットの男性と接触した。何か怪しいのでテロリストかもしれないという」

などと電話がかかってくるなど、情報を公開することの危うさをファブリスは警鐘していたのかもしれない。

 

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感想レビュー3 不倫女クロエの感染と夫マルクの献身。パンデミック時に見える、人間の本心。

新型コロナウイルスに感染したイヌイットの患者を治療したクロエの体調は悪くなる一方で、自宅待機をしていた。

クロエは、「挿管の時に飛沫(ひまつ)が散る。挿入が難しくて3回もやり直した。不注意だった。」と治療時を思い出し後悔する。

 

同棲しているマルクの献身的な支えも虚しく、クロエの体調はみるみるうちに悪化していき、

「遺書を書くわ。」「抗ウイルス薬がないか奥さんに聞いて」と死の恐怖に精神的にも追い詰められていく。

 

動揺するマルクだが、一方のアンヌ=マリーはマルクに構っている暇なんて当然ない。

 

クロエのことをどうにか助けてほしいと職場までやってきたマルクを、彼女はパンデミックの中の“一滴”に過ぎないと言って一蹴する。

気を悪くしたマルクは、クロエに夫婦セラピーのことを言っただろうと言ってアンヌ=マリーのことを攻め立てる。

「クロエのことを死んでもいいって思ってるだろう!」とまで言ってしまう。

それにはアンヌ=マリーもブチギレる。

こんな大変な時期だからこそ、アンヌ=マリーだって夫や家族には支えてもらいたいだろう。

マルクには少し冷静になってもらいたい。

 

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アウトブレイク-感染拡大- 第4話 感想レビューまとめ

今までじわじわと水面下で猛威を振るっていたウイルスの正体が「新型コロナウイルス」だと判明し、アンヌ=マリー達は会見を行う。

アラシーなど新型コロナウイルスに感染していたと判明している者たちの情報を公開しただけで、早くも現場も世間も混乱し始めている様子なので、会見の今後の反響がこれから描かれていくのだろうと思う。

それでも、アンヌ=マリーが上層部の反対を押し切って感染者情報を公開したおかげで、接触者からの連絡が来たりと少しでも事態は進んでいると思う。

これは、情報伝達ミスを起こしたとレッテルを貼られファブリスが来たりとややこしくなったという経緯があるにも関わらず、アンヌ=マリーの英断であったと思う。

そんな彼女の冷静な判断に、惚れてしまいそうな回であった。

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