ソーイング・ビー2出場者のその後|ローナは闘病の末、亡くなっていた。
まもなくフィナーレを迎える、イギリス一のお裁縫名人を決めるアマチュアコンテスト番組『ソーイング・ビー2』。
まだまだ続くよ、スピンオフ企画第4弾!
ソーイング・ビー2、ファイナリスト女性メンバーローナのその後と現在を調べたよ。
今回は番組に関するネタバレはナシです。
スピンオフ企画 第3弾男性メンバーライアン、ニール、マット編もよろしくね。

そして、MCやこれまでの『ソーイング・ビー』をまとめているので、こちらの記事もぜひ。

 

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ソーイング・ビー2 女性ファイナリストは2位の常連ローナ。

向かって右端から、前列はポール→アマンダ→クローディア→メイ→ニーラ(3回戦で脱落)→デボラ→アレックス(2回戦で脱落)→アニー(1回戦で脱落)。

向かって右端から、後列は、ローナ→ライアン→パトリック→ニール→マット。

 

番組スケジュール
  • 放送 NHK Eテレ
    毎週木曜 午後9:00~9:30
  • 準決勝 レザージャケット対決
    2020年11月12日(木)午後9:00~
  • 【再放送】 NHK Eテレ
    毎週水曜 午後0:25~0:55
    ※放送翌週の水曜昼に再放送があります。
  • 第2回 再放送
    2020年11月19日(水)午後0時25分~
  • 見逃し配信
    放送翌日から「U-NEXT NHKオンデマンド」にて見逃し配信の視聴が可能。
    第4回戦「レザージャケット対決」は11月29日(日)午後23:59まで視聴できます。

ソーイング・ビー2 ローナの悲しいお知らせ。死亡の原因は再生不良性貧血。

 

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まずは、このブログを読んでくださっているソーイング・ビーファンの方に、悲しいお知らせをしなくてはなりません。

 

ソーイング・ビー2ファイナリストのローナ(Lorna Monje)ですが、調べたところ、2016年にお亡くなりになられていました。

再生不良性貧血という病気で、2016年2月21日に死去されたそうです。

69歳でした。

再生不良性貧血とは?難病指定されている特殊な病気。

再生不良性貧血は血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する疾患です。この状態を汎血球減少症と呼びます。重症度が低い場合には、貧血と血小板減少だけがあり、白血球数は正常近くに保たれていることもあります。白血球には好中球、リンパ球、単球などがあり、再生不良性貧血で減少するのは主に好中球です。好中球は私達の体を細菌感染から守る重要な働きをしています。
これらの血球は骨髄で作られます。本症で骨髄を調べると骨髄組織は多くの場合脂肪に置き換わっており、血球が作られていません。そのために貧血症状、感染による発熱、出血などが起こります。

 

再生不良性貧血は、先天性のものと後天性で突発的に起こるものがあるそうで、

ローナがどちらなのか詳しいことは書かれていなかったのですが、イギリスの情報誌によると、長い間、闘病していたそうです。

発症後早期に的確に治療された場合には、70%以上の患者さんが輸血不要となるまで改善します。ただ、G-CSFを投与しても好中球が0のままで全く増えない 劇症 例では、早期に骨髄移植を行わなければ感染症のため死亡する確率が高いのが現状です。

再生不良性貧血の原因は、ウイルス感染や薬物によるものもあるそうですが、突発性の多くは原因がはっきりとわからないようです。

特に女性が陥りやすい貧血の予防にはビタミン6、12、鉄の摂取を。
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ソーイング・ビー2 ワンダフル・ウーマン ローナの軌跡。

ほとんどの課題で2位、もしくは上位の常連だったローナの功績をまとめたよ。

  • 1回戦 レディースコットンパンツ 2位
  • 2回戦 デニムシャツリメイク   2位
  • 3回戦 サマードレス
  • 4回戦 子ども用ベスト      2位
  • 5回戦 水着リメイク       2位
  • 6回戦 立体的なコスチューム
  • 7回戦 1950年代風ワンピース   5位
  • 8回戦 カーテンリメイク     1位
  • 9回戦 薄いブラウス       優秀作品
  • 10回戦 コルセット        5位
  • 11回戦 スーツリメイク      4位
  • 12回戦 キルト
  • 13回戦 タイトスカート      2位
  • 14回戦 ウエットスーツリメイク  2位
  • 15回戦 レザージャケット
  • 16回戦 着物スリーブトップス   2位

海外ドラマちゃん
輝かしすぎる勝率。

本家イギリスではソーイング・ビー2(イギリスではソーイング・ビー シーズン3)が

2015年2月5日から放送されているので、放送後約1年でローナは死去されたことになります。

 

 

ソーイング・ビーシリーズきってのパワーウーマン、ローナには本当に憧れます。

 

ソーイングの技術の高さや配色センス、どんな課題でも作品を自分のカラーにしてしまう手腕はもちろんですが、

 

ローナがソーイング中に「がんばれ!がんばれ!」と自分を励ますおちゃめなところや、

 

決勝戦1作品目のトップス対決でマットとニールに助けてもらったときには

「わたし、2位になる資格ないわ。マットのお蔭だもの。」と審査員に直訴する真っすぐさ、

 

決勝戦前インタビューで「勝つのはわたし」とコメントをする自信家なところ、

ニールが「ローナには助けてもらったんだ。」と決勝戦で恩返しをしていたように、実は周りに温かいところ、

 

おっとりした話し方のなかに芯の強さが見えるところ…

 

挙げればきりがないほど、とても魅力的な人です。

 

キルト対決での「人生は短く、キルトは長い」のローナの名言が大好きだったのだけれど…

この発言をした当時、ローナが闘病をしていたのかは定かではありませんが、

とても重みのある言葉だったと、今では思います。

 

また、ローナのプライベートは、ソーイングを存分に応援する夫と2人の息子に支えられていました。

 

2人の息子の幼少期には“ザ・ローナ柄”のハデハデ短パンを作って履かせ、客室乗務員として世界中を飛び回り、

晩年はイギリスの大人気番組ソーイング・ビーシリーズに出場し、

ファイナリストに選ばれお茶の間の人気者に…と人生の中で苦楽はあったとしても、

同じ女性として、とても素敵な人生だなあと思います。

 

いつも自分らしいアイディアと確かな縫製技術を武器に、心に響く美しい作品を楽しませてくれたローナに、心から哀悼の意を表します。

 

※ローナについては、生前のSNSなどは見当たりませんでしたが、死亡の情報は本家イギリスの情報誌を基に書きました。

ローナのその後、こぼれ話。ソーイング・ビー シーズン4でローナに再び会えるかも?

ローナの追悼のためのエピソードが、本家イギリスの『ソーイング・ビー シーズン4』で放送されたそうです。

日本でも『ソーイング・ビー2 シーズン2』もしくは『ソーイング・ビー3』が放送されれば、またローナを観られる日が来るかもしれませんね。

ローナのプロフィール

  • 名前 ローナ・モンジェ(Lorna Monje)
  • 出身 イングランド/ケント
  • 享年 69歳
  • 職業 元客室乗務員
  • 趣味 夫レイとのクルージング
  • ソーイング・ビー2 ファイナリスト

ローナの救世主はソーイング。

ローナは母親が住んでいたブエノスアイレス(アルゼンチン)で縫製レッスンを受けた後、11歳のときから縫製を続けていました。
失読症である彼女は、スコットランドの寄宿学校へ送られたとき、縫製こそが自分の救世主だと思ったそうです。

失読症とは、後天的な脳の損傷によって文字が読めなくなったり読みづらくなる障害です。脳の病気の中でも脳梗塞の後遺症として現れることが多いといわれています。

海外ドラマちゃん
容姿端麗、自信家で人生イージーモードに見えたけれど、実はトンデモナイ努力の人だったのかもしれないよね。
スチュワーデスを引退後は、歯科看護師やグランドホステス、ユーロスター(英仏海峡トンネルを通ってイギリスと大陸ヨーロッパとを結ぶ国際列車)のカスタマーサービス担当など、あらゆるキャリアを築き上げました。
ソーイング・ビー2に出場する前は、夫レイとの趣味のクルージングを楽しむために華やかなガウンとドレスを縫製していたそうです。



ローナの現在 調査まとめ

ということで、今回は書きながらちょっと泣きましたけれど、これを読んでくださっている貴殿のために頑張りました。

毒舌すぎる猫の赤ちゃん
恩着せがましさえげつない。

 

次回はスピンオフ企画第5弾!もうラストかな?
女性メンバーもう1人の人気者、デボラについて書いて行くよ。
お楽しみに!

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