イギリス一のお裁縫名人を決める大人気の裁縫バトル番組ソーイング・ビー2』の第1話の乾燥やネタバレの続きです。
今回は、課題内容・作業工程・出場者のプロフィールをたっぷり書いて行きます。
ちなみにMCやこれまでの『ソーイング・ビー』をまとめているので、こちらの記事もぜひ読んでね!
ソーイングビー2見逃し配信はコチラから。
Contents
ソーイング・ビー2 第1話は『婦人用のパンツ』製作。
【10日夜9:00】
新番組 ソーイング・ビー2
(1)「婦人用パンツ対決」英BBCの大人気の裁縫バトル番組「#ソーイング・ビー」。日本語版の第二弾がいよいよスタート!アマチュアいちの裁縫名人の座をかけ、新たなメンバーが次々と課せられる難題に挑む。
[Eテレ]https://t.co/iOizHyEXJj— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) September 9, 2020
向かって右端から、前列はポール→アマンダ→クローディア→メイ→ニーラ→デボラ→アレックス→アニー。
向かって右端から、後列は、ローナ→ライアン→パトリック→ニール→マット。
- 放送 NHK Eテレ
毎週木曜 午後9:00~9:30 - 第1回 婦人用のパンツ対決
2020年9月10日(木)午後9:00~ - 【再放送】 NHK Eテレ
毎週水曜 午後0:25~0:55
※放送翌週の水曜昼に再放送があります。 - 第1回 再放送
2020年9月16日(水)午後0時25分~ - 見逃し配信
放送翌日から「U-NEXT NHKオンデマンド」にて見逃し配信の視聴が可能。
第1話は9月27日(日)午後23:59まで視聴できます。
MCは『ソーイング・ビー1』に引き続き、司会進行のクローディア・ウィンクルマン、審査員のパトリック・グラント、メイ・マーティンの3人。
『ソーイング・ビー2』新シリーズ初の課題は『婦人用のパンツ』。
新シリーズの出場者は10人で、2日間で3着の作品を作ります。そのなかの1つが優秀作品に選ばれ、1人が脱落。
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第1話 1作品目 『婦人用のパンツ』 結果まとめ
まずは結果のおさらい!1位ニールから5位のデボラまではパンツそのものとして成り立っている作品でした。
6位のマット以下は、ファスナーの位置が下すぎたり、片足だけ明らかにシワシワだったり、生地を上手く縫い合わせられなかったりと、マネキンじゃないと履きこなせないのでは?という出来でした。
1位 ニール
2位 ローナ
3位 ニーラ
4位 アニー
5位 デボラ
6位 マット
7位 アマンダ
8位 ライアン
9位 ポール
10位 アレックス
『婦人用のパンツ』 課題内容と審査のポイント
課題内容
- 素材はコットン
- 型紙通りに作る
- 制限時間は3時間
審査のポイント
- 型紙通り正確に作品を作れるか
- 形が崩れないように注意。股ぐりはカーブに沿って、脇はまっすぐに縫ってあること。
- ファスナーの縫い目はまっすぐになっているか。
- ウエストはキレイにできているか
- 脚の部分のアイロン仕上げもポイント
『婦人用のパンツ』製作工程
今回のパーツは、前2枚、後ろ2枚の4枚のパーツがあります。
後ろはダーツを入れ、脇にはファスナーをつけます。
-
- 作業部屋と連結する隣室の生地部屋からまず生地を選ぶ
- 脇→股ぐり→股下の順に縫い合わせる。
- ウエストにはバイアステープを縫製する。
- 最後に裾を処理。
- アイロンをかけて、完成。
製作のポイント① 生地の裁断
縫い目が曲がるとパンツのバランスが崩れるため、生地の裁断には正確さが求められます。
製作のポイント② ダーツの入れ方
生地を裁断したら縫製。型紙で三角のしるしをつけ、生地を織り込んで縫い合わせてダーツを作ります。
製作のポイント③ コンシールファスナーを付ける
パンツの左側、脇の縫い目に20センチのコンシールファスナーを縫い付けます。
噛み合わせをきっちりと固定して、噛み合わせのなるべく近くを縫います。
失敗すると、位置がずれてファスナーが平らにならずデコボコになり、縫い目がまる見えに…この作業は特に慎重さが求められます。
製作のポイント④ バイアステープでウエストを仕上げる
バイアステープの縫い付けは手間のかかる作業です。
そのままではパンツの端がギザギザなため、バイアステープを付けてそれを返してキレイにします。
製作のポイント⑤ 裾の処理、アイロンがけ
ファスナーの下をピンで留め、端を処理、パンツの裾まで続けて縫います。
キレイに仕上げるには曲線にそって縫う必要があり、生地を表に返した時、脇の縫い目がまっすぐでなければなりません。
裾を3センチで織り上げ、縫製、脇の縫い目をあわせてからアイロンをかけます。
ソーイング・ビー2 参加者10人のプロフィール
ソーイング・ビーでは、裁縫の腕前はもちろん、作業の時間配分や型紙を正確に再現する力、リメイクやオリジナル作品の課題で必要な表現力、仕上げの丁寧さなど、審査のポイントが多岐にわたるため、初心者でも十分に勝ち目はあります。
イギリス陸軍中佐 ニール
イギリス陸軍に所属するニールが任務に就いたのは18歳、裁縫を始めたのは12歳のときです。
「ボスニア、コソボ、北アイルランドにもミシンを持って行ってズボンを縫ったり宿舎のカーテンを作りました。仲間もみんな喜んでいましたよ!」
仕事柄ゆっくりできない気質でついつい急いでしまうというニールの作業の素早さにメイは感心。
元客室乗務員 ローナ
ローナは元客室乗務員。裁縫歴は50年以上。
「身長が180センチあるから着られる服がなかったの。流行りの服は自分で作るしかなかったわ。」
他のメンバーが無地や細かい柄を選ぶ中、大きくてカラフルなインパクト第の生地をチョイスしたローナ。
大きな柄の生地は、工程がより複雑になります。
ドレスが大好き ニーラ
夫と2人の娘と暮らすニーラ。
裁縫を始めたのは8歳の頃。ドレスが大好きで、ダイアナ妃のウエディングドレスに夢中になりました。
娘たちも裁縫が好きで、今は一緒にソーイングを楽しんでいます。
「今回は形が崩れないよう、厚手の布を選びました。パンツは子ども用のモノしか作ったことがないの…そのとき型紙は使わなかったわ。」
農場を営む アニー
スコットランドで暮らすアニーは、夫と営む農場でチーズを作っています。
裁縫は学校で習いました。当時は服が高くて、自分で作るうちに面白くなったというアニー。
裁縫はお料理より好きなんだとか。
「わたしが4位だなんて…驚きました。」
赤オレンジの髪が特徴 新婚のデボラ
新婚のデボラは自身の結婚式で着用したウエディングドレスも手作りしました。
「裁縫は、4歳のときにトラのぬいぐるみを作ったのを覚えているわ。姉のライオンは完璧だったのに、わたしのトラは左右の目が上と下についていて酷かった(笑)」
ITコンサルタント マット
マットがちゃんとソーイングを始めたのは2、3年前。今回の出場メンバーの中でソーイング歴が最も短い出場者です。
自宅ではカーテンやクッションを作りました。
「パンツを作るのは初めて。面白そうだけど少し不安です。」
手が大きくてピンでうまく止められない、と石で生地と型紙を抑えていたマット。
小学校の副校長 アマンダ
2人の子持ちで小学校副校長をしているアマンダ。
「型紙通りにつくるのが好き。」とコンテストに自信を覗かせます。
「縫い代の橋がキレイに隠れるから脇線を袋縫いするわ。」
アマンダってわりとイカつめの体格してるんだけど、ピンクのギンガムチェックのワンピースを着ていたり、『大草原の小さな家』に出てきそうなバスケットの中にソーイングセットを収納していたりとかなりのメルヘンキャラだと思うんだ。
歴代出場者最年少 ライアン
20歳のライアンは歴代の出場メンバーで最年少ですが、裁縫歴は既に13年。
大好きな祖母が、クマのぬいぐるみに着せる服を手縫いで作っていたのがとても記憶に残っています。
「縫い合わせるときは生地の表裏をよく確認します。今回の課題は少し薄手の生地にしました。」
理学療法士 ポール
母の影響で20歳から裁縫を始めたポール。
普段は女装が趣味の友人のためにドレスを良く作っています。
コンシールファスナーではない普通のファスナーを縫い付けてしまったり、生地を裏表で縫い合わせたりと焦りまくりのポール。今後見せ場を作ることができるか?!
ルーマニア出身 アレックス
ルーマニア出身、ロンドンで暮らし始めて4年のアレックスは几帳面で完璧主義者。
普段は自分の身体で型をとってマネキンを作るほどの徹底ぶりで、
気が済むまで何度でも作り直したり、同じ服を違う生地で3回は作るそうです。
「自分が着ないものは作りたくない。…花柄は嫌いなんです。」と無地のパープルの生地をチョイスします。
完璧主義者だという言葉通り、2mmの差も見逃さず生地の切れ端を細かく裁断しました。
自分のアトリエで気が済むまで製作する分にはいいんだけどね。
これまでのソーイング・ビーを観ていると、コンテスト中に不測の事態が起こったり、緊張していつもと違うことをやらかしてしまいがちなので、勝ちを取りに行くのならどこまでこだわるかの線引きが必要かも。
まとめ
怒涛のソーイング・ビー2第1話が終了!
出場メンバーの緊張感も手に取るようにわかって…生地の後ろ同士を縫い合わせてしまったアレックス、違うパーツをくっつけてしまったローナ、ファスナーの種類を間違えた上に生地の向きも間違えたポール(ちょっと落ち着いてw)…
一方で余裕を感じたのはニールとニーラ。ニールなんかは途中でバナナ食べていたよね。「カンタン!間違えっこない♪」って言いながら縫っていたり…そして1位を奪取。
ニールとニーラとローナの名前がややこしくて、横文字が苦手な海外ドラマちゃんは何が何だかわからなくなる時があります。
若干ハタチのライアンもいいね。
「僕にできるこれがベストでしょう」と言いながら、でも生地を間違えて縫ってしまわないようにしっかり確認したり、アイロンを丁寧にかけたり。
「叶わないかもしれないけれど…ベストは尽くしました。」と作品をマネキンに着せていたライアン。肝が据わっていて爽やかすぎる。応援したい。
時間配分や空気感に慣れてくると作品で自分を表現しやすいし、見応えのある作品を期待したい!
2作品目の課題は『デニムシャツリメイク』!でたーーー!ソーイング・ビーのお家芸・リメイクです!
ブログでもしっかりレビューしますのでお楽しみに(∩´∀`)∩
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