韓国大人気ドラマ、キム秘書はいったいなぜ?6話です。
前回、ヨンジュン(パク・ソジュン)からミソ(パク・ミニョン)への退職祝いとして望みを全部叶えた豪華デートを楽しんだミソ。翌日は友人から紹介された“平凡で優しい男”パク記者(パク・ビョンウン)とのデートの日。このタイミングよwこれで2人の男性を比べ無いほうが無理。
パク記者のプランは良くも悪くもザ・庶民派デート。これはミソが本来描いている“普通の恋人”と過ごすデートに近いものだったはず。
しかし、何かとヨンジュンの顔がチラつくミソは全然デートに集中できず楽しめない。そしてヨンジュンも、自分か平凡男なら自分を選ぶに決まっている、と高を括っているわけですが…。
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キム秘書はいったいなぜ?6話 あらすじとネタバレ
カフェデートをするミソを偶然目撃したユシク(カン・ギヨン)の部下ソル秘書(キム・イェウォン)はツーショット写真を秘書室の同僚に送るはずが間違ってユシクに送信してしまう。
ユシクからツーショットを見せられたヨンジュンは、予想外に良い雰囲気の2人に徐々に焦り始める。
ミソは新聞記者である彼に、1994年頃の現在のユミョンランド周辺の誘拐事件の詳細を調べてほしいと依頼する。
カフェを出て、日頃の癖でパク記者のネクタイを咄嗟に直すミソ。そこへ「キム秘書ーーー!!」と大絶叫で向かってくるヨンジュンが現れる。
驚くミソだが、「そんなに不誠実な人間だったのか。」と不機嫌になるヨンジュンの様子を見て「副会長が重要視する社内運動会前日に私的な予定をいれたこと」を怒っているのだと考え反省する。
ミソと後任秘書キム・ジア(ピョ・イェジン)は素顔を明かさないベストセラー作家、モルぺウス(イ・テファン)の大ファン。ファンクラブ会員の古株のジアによると彼はフランスから韓国に帰国するという。
韓国に到着したモルぺウスは母親(チェ・ヘラン)に電話をかけて帰国を知らせ、「ヨンジュンは元気か?」と尋ねる。あの子は会社の経営で大忙しよ、と嬉しそうに答える母に対して、元気なのか…と意味深につぶやく。
運動会当日、ヨンジュンの悲鳴を聞き副会長室にミソとジアが駆け付けると、汗をかいて震えるヨンジュンの姿が。ミソは足元のコードが結束バンドで縛られているのに気づくとすぐに切断する。
「もう2度と起こらないから大丈夫です。」というミソだが、「辞めるくせに断言できないだろう。」と言うヨンジュンのどことなく寂しそうな表情に、『所有欲ではなく、本当に自分を必要としているのかも』と思い始める。
社内運動会で健闘をみせる秘書室のメンバーたち。出場者の8割がカップルになると噂の二人三脚に社内人気ナンバーワンのコ・グィナム代理(2PM/ファン・チャンソン)と出場するミソ。息の合った走りを見せる2人を主賓席から観ていたヨンジュンは嫉妬し階段から落ちて足を捻ってしまう。
氷で冷やそうとするも頑なに靴下を脱ごうとしないヨンジュンの靴下をミソが無理矢理脱がせると、そこには縛られたような古い傷跡が…。
他の男性と比べて感じる、ヨンジュンは本当に自己中男なのか?
前回に引き続き、ミソと男性のデートから6話が始まりましたね~。平凡男こと(何度も言ってごめんwわかりやすさ重視でw)パク記者とのデートをするもなかなか楽しめないミソ。
これは前日のヨンジュンとの豪華すぎるデートを事あるごとに思い出してしまって、ってことなんですけど、注目したいのがミソはヨンジュンがしてくれたVIPなおもてなしを思い出しているのではなく、ヨンジュンのミソへの言動を思い出しているという点。
その証拠に、第5話ではこんなシーンがありました。
パク記者と入った定食屋で、間違えて彼のトンカツを食べようとしてしまい「返して。」と言われてミソが気まずい空気を感じるという一幕。
とツッコミたいところはスルーして、
前日に口論してしまい険悪だったミソとヨンジュンは、ユシクがミソを誘う形で遊園地に行ったんですよね(実際に現場に来たのはヨンジュン)。
この時にミソは、遊園地で「俺から誘われたら気まずいだろ。」とほほ笑むヨンジュンの顔を思い出します。
つまり遊園地が貸切かどうかは関係なく、ヨンジュンの自分に対する気遣いを思い出してるんですね。
ミソとパク記者とのツーショット写真を見たヨンジュンはたまらずミソを迎えにくるわけですが、驚きながらも何だか嬉しそうなミソ。上司としてではなく男性としてのヨンジュンがどういう人格なのか、少しづつ気づいていくミソなのでした。
自分の気持ちに勘づきつつも素直になれないヨンジュン
結局デートに乱入したヨンジュン、この素直さというかわかりやすさに母性本能をくすぐられます…(萌)。そしてこのあともヨンジュンの暴走は続きますw
ヨンジュンが社内行事になかで最も大切にしているという運動会で優勝を目指さして一生懸命頑張るミソ。
主賓席から気づけばミソばかり見ているヨンジュンはユシクに「キム秘書が好きだ。」と思わずこぼしていました。慌てて、人として好き、と誤魔化していましたが…
そのあとも韓国人気アイドルグループ2PMのファン・チャンソン演じるコ・グィナム代理とペアで走る二人三脚に怒り出して「運動会のような幼稚なイベントは今年限りで終わりだ。」などと暴言を吐きながら階段で足を滑らせるという漫画のような展開に…もう観ていられませんw
しかし、怪我の功名とはまさにこのことでして、足を負傷したヨンジュンはミソに介助されながら自宅へ戻ることになります。ミソに手当てをしてもらいながら「よく知りもしない男と密着して楽しそうだったな。」と嫉妬が止まらないヨンジュンにミソは「勝つためならそんなことは構わない。」と言い返し、ヨンジュンは思わず「こうされてもいいのか?」とミソの手を引き2人はソファに倒れ込むという…恥ずかしくて観ていられませんw
2人の関係性が変わってきた象徴的なシーンでした。
ヨンジュンの過去と因縁の相手
そして第6話では、ヨンジュンの過去のトラウマを呼び起こすきっかけとなる事件がありましたね。
社内運動会の朝。出勤したミソとジアは副会長室の前でヨンジュンに「やるからには死ぬ気で勝て。」と気合いを注入されて、ミソは眼光鋭くやる気満々、それを見たジアも社内運動会ごときに…と唖然としながらも負けられない戦いに気合を入れる、というコミカルなシーンだったのですが…
副会長室に入っていったヨンジュンからの悲鳴が聞こえ慌てて中へ入った2人の前には、大汗をかきながら顔を覆う、いつもクールで厳しいヨンジュンからは想像できないほど恐怖に震える彼がいたんです。
理由は結束バンド。第3話の後任秘書の引継ぎ業務の際、ミソはジアに「副会長の前では結束バンドは使わないで。」と伝えていたのですが、うっかりしたジアが配線コードを結束バンドで整理してしまったんですよね。
結束バンドぐらいで…と驚くジアに、幼少期に怖い経験をして以来蜘蛛が大の苦手なミソは、苦手なものの1つや2つ誰にでもある、と諫めます。
ヨンジュンの結束バンドとミソの蜘蛛、「幼少期のトラウマから」苦手だというこの2つが今後、過去と対峙していく際の大きなヒントになります。
\第6話も無料で観られます/