ザ・チェア〜私は学科長〜は、2021年8月20からNetflixで配信が開始されたばかりのドラマシリーズ。
学科長のジユンが問題ばかりの英文学科で奮闘する様子が描かれます。
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ザ・チェア~私は学科長~の注目キャストは「グレイズ・アナトミー」「キリング・イヴ」出演のサンドラ・オー。
注目キャストはもちろん、サンドラ・オー。主人公のキム・ジユンを演じます。
"#TheChair broaches the fact that women of color face immense barriers to advancement in academia and as a result are pushed out of and underrepresented in higher education." @gwenfaviles https://t.co/db4hYjXmou
— LatinaMedia.Co (@latinamediaco) September 10, 2021
「グレイズ・アナトミー」のクリスティーナ役で一躍名を馳せたサンドラ・オー。
最近の話題作は、なんといっても『キリング・イヴ』でしょう。
ジョディ・カマーとともにW主演を務めた『キリング・イヴ』は、イギリスらしいブラックユーモアと緊迫感たっぷりのサイコサスペンスです。
この作品でサンドラ・オーは、ゴールデングローブ賞でアジア人女優初の主演女優賞を受賞し、名実ともにアジアのトップ女優となりました。
2nd ep @KillingEve asset 💣 It’s tonight @ 8pm @BBCAMERICA pic.twitter.com/ZY3fbiEagZ
— Sandra Oh (@IamSandraOh) April 16, 2018
『キリング・イヴ』は日本ではU-NEXTで独占配信中ですよ。
\あらすじネタバレ感想はコチラから/
ザ・チェアではジユンとしてどう困難に立ち向かうのか…彼女の一挙一動に注目しましょう!
ザ・チェア~私は学科長~の原作は?
ペンブローグ大学という一流大学で、史上初の女性でありアジア系人種でもあるジユンが学科長に就任するところから始まります。
ご想像通り、ジユンを待ち受けるのは困難ばかり。
コミカルながら様々な問題が描かれていて、一気観する人も。
『ザ・チェア 私は学科長』完走。試しに観るはずが一気に視聴。好みの作品。コミカルである一方、現代の問題(人種や性別による差別、世代ギャップの壁、キャンセルカルチャーetc)にも踏み込んでいてもはや何が正しいのかわからなくなってしまいました。主人公役のサンドラ・オーさんまた観たいです pic.twitter.com/mzoEFCTepT
— ℴℴ (@_lune_et_ciel_) August 28, 2021
原作/脚本は女優のアマンダ・ピートとアニー・ジュリア・ワイマンが手掛けました。
ザ・チェア~私は学科長~第1話「見事な失敗」あらすじ
晴れて英文学科はの学科長に就任したキム・ジユン(サンドラ・オー)。
彼女は、初の女性かつ有色人種の学科長ということで革命を起こそうと張り切っていた。
そんなジユンの学科長生活は初日から問題が山積み。
前学科長であり友人のビル・ドブソン(ジェイ・デュプラス)は学科会議に遅刻し、ジユンが庇う羽目に。彼は人気講師ではあるが、妻を亡くして仕事に対し集中できずにいたのだ。
また、それ以外にも英文学科は“学生が30%減少”し“予算が削減される”という事態に陥っていた。ジユンは、給与が高く受講数が少ない3名の教授に退職を勧めるように言われていたのだ。
退職勧告の対象であるジョーン・ハンブリング(ホーランド・テイラー)は、初日から荷物が地下室に移動させられていると大騒ぎ。
ジユンはこの事態に対し訴訟を起こすことを勧め、自身もその場に同席しようとする。
しかし、ビルの遅刻により間に合わず1人になったジョーンは相談窓口の女性の服装について説教を始めてしまう。
もう1人の候補であるエリオット・レンツ(ボブ・バラバン)。
彼の授業にくる学生は数名で、同時刻に行われているヤスミン・マッケイ(ナナ・メンサー)の講義はキャンセル待ちが出るほど大人気。
同じ英文学科である彼女の講義を見てしょんぼりするも、合同授業ではヤスミンを助手扱いしたり、ツイッターを用いた講義手法を批判したりと、考え方は凝り固まっていた。
そんな折、ビルが講義で問題行動を起こしてしまう。
講義の内容を説明する際、ナチスの敬礼ポーズを取り、それを学生に動画で撮られてしまったのだった。
感想レビュー1 : 3人の教授を救おうと奮闘するジユン。しかし…
ジユンは、3人の教授に退職を勧めるよう学部長から言われるが、「不要な人物などいない」と跳ね返す。しかし、上司の要求をなしにはできなかった。
3人を救うために候補の1人・ジェーンの元へ向かうジユン。
しかし、ジェーンは「最後に学生評価を見たのは1984年よ。」と悪びれもせず言い放つ。さらに、「消費者の要望には応えない主義なの。」とも告げるのだった。
早速、ジユンが苦労する場面が出てきます。
ジユンは恐らく優秀さを認められて学科長になったのでしょうが、早々に嫌な役をやらされている感が否めません。
学部長からの期待と、自分の学科を守りたいという意志(しかし教授たちは譲歩しようとしない)との間で挟まれる、まさに“中間管理職”のようです。
感想レビュー2:優秀な女性講師・ヤスミンを支援するジユン。
ヤスミン・マッケイ教授は、若くして多くの生徒を集める人気講師。
女性で有色人種という不利な状況ではあったが、講義の課題にSNSをとり入れるなど工夫を凝らしていた。ジユンは彼女を特別講師にしようと画策する。
3人の教授たちと対照的に描かれるのがこのヤスミンです。
ジユンと同じ有色人種で女性、しかも人気講師。彼女の講義方法や内容は今の学生を惹きつけるものがあるのでしょう。
ヤスミンの終身在職権の審査委員長を務めるのは、退職勧告候補の1人・レンツ教授。
彼はヤスミンとの合同授業で「彼女は助手のマッケイ教授」と紹介する。
その後の講評では、SNSを用いたヤスミンの手法を「非常に浅はかだ」と批判したのだった。
この2人、合わない匂いがプンプンしますよね。
ヤスミンは適度に距離を置いていたようですが、レンツ教授の方はお構いなしです。厄介者認定されるのもある意味頷けるかも…?
感想レビュー3:ビルの問題行動に振り回されるジユン。
ジユンの出鼻を挫くように遅刻してくるビル。ビルが妻を亡くして意気消沈していたことを知っていたため、ジユンはビルを庇う形に。
しかし、その後も講義に寝坊したり、女子学生の車に乗ったりと問題行動ばかり起こす。
最終的には、講義中にナチスの敬礼ポーズをとったところを学生たちに撮影されてしまうのだった。
このビル、とにかく迂闊です。
妻を亡くして落ち込んでいるのは分かるのですが、それにしても…といった感じ。
助手でビルを手伝っている院生がいるのですが、その助手に授業前は毎回電話をしてもらっているようです。
ジユンが学科長をする上でこれからも色々と問題を引き起こしていきそうな人物ですね。
最後にまたやらかしてくれましたが、これは大きな事件に発展しそうな予感…。
ザ・チェア~私は学科長~第1話「見事な失敗」まとめ
ザ・チェア、第1話では英文学科での様々な問題が描かれました。
所々コメディが織り交ぜられており、テンポ良く観れる作品でした。
晴れて学科長になったジユンですが、道のりは険しそうです。初の女性、そして有色人種の学科長ということでかなり苦労をしたのでしょう。しかし、その初仕事が退職勧告とは…。
自分の大学時代を思い出し、3人の教授たちを見ながら…そうそう、大学ってこんな先生いるよね、と妙に納得してしまいました。
ビルもなかなかのやらかし男のようですが、今後どんな展開になっていくのでしょうか?
第2話も見逃せません!