ソーイング・ビー2｜3‐2リメイクでサウンドオブミュージック！対決結果と考察。

イギリス一のお裁縫名人を決める大人気の裁縫バトル番組『ソーイング・ビー』の新シリーズ、『ソーイング・ビー２』。

３回戦は時計の針を1950年代に戻しました。

テーマは年代物のミシン。古いミシンを使って課題服を３着作ります。

 

今回のテーマ『サウンドオブミュージック』とは？

ロジャース＆ハマースタイン・コンビの大ヒットしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが……。

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この課題、出場者たちは昔の美しい布を生まれ変わらせます。

 

その素材は…カーテン！

メンバーたちはヴィンテージのカーテンのリメイクに挑戦します。

 

映画『サウンドオブミュージック』でもジュリー・アンドリュース演じる主人公マリアが、トラップ一家のこどもたちにカーテンで遊び着を作ってあげていたよね。

映画の中で、カーテンを身にまとって外で遊びまわっていたこどもたちが帰宅後トラップ大佐に叱られるシーンがちょっとウケるのよ。

「いやまずカーテン脱ごうよ」とのツッコミを禁じ得ない名シーンです。

 

MCやこれまでの『ソーイング・ビー』をまとめているので、こちらの記事もぜひ読んでみてね。

ソーイングビー2見逃し配信はコチラから。

ソーイング・ビー２ ３回戦２作品目は『カーテンリメイク』対決

【10日夜9:00】
新番組 ソーイング・ビー2
(1)「婦人用パンツ対決」

英BBCの大人気の裁縫バトル番組「#ソーイング・ビー」。日本語版の第二弾がいよいよスタート！アマチュアいちの裁縫名人の座をかけ、新たなメンバーが次々と課せられる難題に挑む。
[Ｅテレ]https://t.co/iOizHyEXJj

— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) September 9, 2020

向かって右端から、前列はポール→アマンダ→クローディア→メイ→ニーラ→デボラ→アレックス(２回戦で脱落)→アニー(1回戦で脱落)。

向かって右端から、後列は、ローナ→ライアン→パトリック→ニール→マット。

 

MCは『ソーイング・ビー１』に引き続き、司会進行のクローディア・ウィンクルマン、審査員のパトリック・グラント、メイ・マーティンの３人。

 

『ソーイング・ビー２』新シリーズ第３回戦のテーマは『古いミシンで作る服』。

触ったことがない出場者も多い年代物のミシンを使っての服作りに挑戦です。

新シリーズの出場者は10人で、２日間で３着の作品を作ります。そのなかの１つが優秀作品に選ばれ、１人が脱落。

 

ソーイングビー２見逃し配信はコチラから。

第３回戦　２作品目　『カーテンリメイク』対決　順位

１位　ローナ

２位　ニール

３位　アマンダ

４位　ライアン

５位　マット

６位　デボラ

７位　ポール

８位　ニーラ

第３回戦　２作品目　『カーテンリメイク』対決　審査内容　詳細　

１位　ローナ

ゴールドっぽい生地に大柄の黄色の花柄。ウエストを紐で結んだロングスカート

良かった点

• 柄がいい。模様を上手く使っている。
• ファスナーがキレイ。

海外ドラマちゃん的！ここに注目。

汚名返上、今度はローナが１位を奪取！

今回のローナの作品はまさに「This is ローナ」って感じの素敵なスカートだったね。

「あれ？ローナだけお家からカーテンを持参しましたか？」と目を疑うほどのローナ柄のカーテンをゲットして、ロングスカートを作り込んだローナ女史。

ゴールドっぽい生地に大ぶりの花柄って、もうこの生地持参確定ですやん？

 

「50年代風にエプロンっぽい形にしたの」と審査でコメントしていたローナには「さすが年の功ですね」という賛辞を送りたい。

２位　ニール

白地に細かい赤い花柄のホルターネックロングワンピース

良かった点

• 未完成だが良くフィットしている。
• プリーツの位置も胸の下に合っている。

良くなかった点

• 後ろの穴が残念。

海外ドラマちゃん的！ここに注目。

時間勝負のリメイク課題でロングドレスを作っちゃうニール先生。

まあニールは優勝候補筆頭だし、気持ちに余裕があるせいか色々と挑戦してみることができるというのが最大の強みだよね。

短時間勝負のリメイク課題でロングドレスに挑戦したのはソーイング・ビー史上初じゃないかな？

出来もすごく良かった。おしゃれだし、実際に着られてスタイル良く見えそうなウエストと胸元に入ったプリーツ、エンパイアラインも素敵。

面白いアイデアが豊富なニールは観ていて楽しいね。

３位　アマンダ

首にスカーフ、青地に赤い花柄のギャザースカート

良かった点

• ウエストはゴム入りで良い。
• リボン飾りがキレイ。

４位　ライアン

白地にゴールドっぽい黄色の柄で男物のシャツ

良かった点

• カーテンだったとは思えない大胆なリメイク。

良くなかった点

• 後ろに穴が開いている。

５位　マット

白地にピンクの芍薬やバラ、草木が描かれた生地のこども用ジャンパースカート

良かった点

• スカートのプリーツが均等に上手く入っている。

良くなかった点

• バランスは良いがフィットしていない。
• 脇を詰めてシルエットを美しくするべき。

６位　デボラ

白地に鮮やかなブルーの花。サテンの青いリボンを肩側につけた巻きスカート

良かった点

• パーツを切り替えて上手くシルエットを作っている。
• 飾りが効果的。

７位　ポール

ウエストゴム、レースで飾りをつけたフレアスカート

良かった点

• 形が面白い。目を引く。

８位　ニーラ

白地に赤い花柄のチューブトップ

良かった点

• 形が美しい。
• 　縦に入れたダーツが効果的。

良くなかった点

• もう少し立体的にできた。
• 腰がフィットしていない。

第３回　２作品目　『カーテンリメイク』対決　課題内容と審査のポイント

ソーイングが趣味として広まった1950年代を課題にして挑みます。勝ち残った８人を古めかしいミシンが迎えます。

課題内容

• 昔の美しい布を生まれ変わらせます。
• リメイクは与えられた素材を変身させる。
• どれが誰の作品か審査員にはおしえない。
• 1950年代のヴィンテージのカーテンから服を作る。
• 小物は使っていい。布はカーテンだけを使用する。
• 時間は１時間30分

リメイク課題の審査ポイント

• 短い時間で自分のデザインを形にする。
• 斬新なアイデアが求められる。
• 課題となった生地の特性を生かすこと。

海外ドラマちゃん的。「カーテンリメイク」考察まとめ。

今回の課題、今までのリメイクの中で１番楽しかったな～。

海外ドラマちゃんはサウンドオブミュージックを小学生の頃に出し物でやったことがあって、それ以来この映画が大好きなのよね。

 

今回はローナが見事に１位をゲット。作品がズラっと並んだ時にパッと目を引く華やかかつオシャレなスカートでしたね～。

海外ドラマちゃん的にはデボラのスカートも素敵だと思ったんだけど、デボラの作品はカーテンっぽさからの脱却はできていなかったのよ。

そこが低評価の理由かなと。

 

カーテンのリメイクって、スカートにしちゃうとどうしてもカーテンっぽさが抜けないから難しいところ。時間的なことでいえばスカートを作るのがいいんだけどさ。

 

それでもあえてスカートを作って１位になったローナは素晴らしいんだけど、海外ドラマちゃんだったらやっぱりこども服にリメイクするかな。

だからマットの選択は良いと思った。

 

そんななか、ライアンの新しい作品づくりへの柔軟な発想力はすごい。リメイクの課題で男物のシャツに挑戦した人って今までいなかったような？

史上初の作品をバンバン出してくるニールとライアン、観ていてかなりワクワクする。

海外ドラマちゃん的にはアマンダとポールのブリッ子リメイクはいただけなかった…。

リメイクって足していけばいいってもんじゃないと思う。

 

足したら引こう、これ大事。

 

さて、次回は３回戦最後の戦い。うすぅーい生地に挑戦です。