イギリス一のお裁縫名人を決める大人気の裁縫バトル番組『ソーイング・ビー』の新シリーズ、『ソーイング・ビー2』。
5回戦、準決勝のテーマは『扱いにくい生地』。
MCやこれまでの『ソーイング・ビー』をまとめているので、こちらの記事もぜひ読んでみてね。
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Contents
ソーイング・ビー2 準決勝1作品目は『タイトスカート』対決
【10日夜9:00】
新番組 ソーイング・ビー2
(1)「婦人用パンツ対決」英BBCの大人気の裁縫バトル番組「#ソーイング・ビー」。日本語版の第二弾がいよいよスタート!アマチュアいちの裁縫名人の座をかけ、新たなメンバーが次々と課せられる難題に挑む。
[Eテレ]https://t.co/iOizHyEXJj— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) September 9, 2020
向かって右端から、前列はポール→アマンダ(4回戦で脱落)→クローディア→メイ→ニーラ(3回戦で脱落)→デボラ→アレックス(2回戦で脱落)→アニー(1回戦で脱落)。
向かって右端から、後列は、ローナ→ライアン(4回戦で脱落)→パトリック→ニール→マット。
- 放送 NHK Eテレ
毎週木曜 午後9:00~9:30 - 準決勝 タイトスカート対決
2020年11月5日(木)午後9:00~ - 【再放送】 NHK Eテレ
毎週水曜 午後0:25~0:55
※放送翌週の水曜昼に再放送があります。 - 第2回 再放送
2020年11月11日(水)午後0時25分~ - 見逃し配信
放送翌日から「U-NEXT NHKオンデマンド」にて見逃し配信の視聴が可能。
第4回戦「タイトスカート対決」は11月22日(日)午後23:59まで視聴できます。
MCは『ソーイング・ビー1』に引き続き、司会進行のクローディア・ウィンクルマン、審査員のパトリック・グラント、メイ・マーティンの3人。
いよいよ準決勝。
審査員たちはとびっきり厄介な生地を用意して出場者たちを待ち構えています。
3つの課題が終われば、2人がコンテストを去り、3人が決勝へ進みます。
準々決勝では…ポールは持ちこたえ、落ちたのはアマンダとライアン。
ニールは4回戦で型紙の課題、リメイク、優秀作品のキルトと番組初の完全勝利。
『ソーイング・ビー2』新シリーズ準決勝のテーマは『扱いにくい生地』。
決勝戦へ進むための大一番、1作品目はレースとサテンを合わせたスカートを作ります。
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準決勝1作品目 『タイトスカート』対決 順位
1位 マット
2位 ローナ
3位 デボラ
4位 ニール
5位 ポール
1位 マット
ブルーのレース、薄いブルーのサテン生地。
良かった点
- うまく縫えていてシルエットがきれい。
- ラインが美しい。
- 裏地の裾が水平、表のレースともピッタリ合っている。
- ファスナもスムーズで上出来。
海外ドラマちゃん的!ここに注目。
ここへ来て、マットが見せる追い上げ。
「柄合わせのことよりも、とにかく着られる服を作る」とパトリックに宣言していたマット。
パトリックにも「いい心がけだね」と言われていたね。
過去の課題では、柄合わせに苦戦してタイムアップしたメンバーもいたし、ソーイングの技を競うというコンテストにおいて、ソーイングの技術を追求するのは大事。
で、ずっと気になったんだけどさ。
マットって青好きだよね?
ドラえもんのオマージュみたいな鮮やかなブルーのポロシャツに同じくドラえもんカラーのスカートでしたがw
それに、デボラとシュミ合いすぎじゃない?今回も色が一緒でしたねw
2位 ローナ
オレンジのレース、濃いオレンジのサテン生地
良かった点
- 柄合わせが完璧。
- 均等に縫えている。
- ファスナーがまっすぐに付けられていて、動きも良く上出来。
良くなかった点
- ウエストラインが上がったり下がったりよろよろしている。
3位 デボラ
ブルーのレース、濃いブルーのサテン生地
良かった点
- 生地の色合わせが美しい。
- 脇の模様、縫い目が真っすぐ。
- 裏地のおかげでレースの柄が引き立っている。
良くなかった点
- 裏地が少し余ってフィットしていない。
- 全体に裏地の方が大きくて内側でシワが寄っている。
海外ドラマちゃん的!ここに注目。
デボラたんの配色センスが眩しい。
レースとサテン生地に選んだ生地の色と質感をほめられまくっていたデボラたん。
出場メンバーたち全員の完成した作品を着たマネキンがズラっと並んだ時に、デボラのタイトスカートは際立って素敵だったよね。
「デコボコが少ないレース生地を選びます」と、縫いやすそうな生地を選んだようだけれど、見た目に美しいスカートでした。
4位 ニール
黒色のレース、アイボリーのサテン生地
良かった点
- ウエストが水平でキレイ。フィット感も良い。
良くなかった点
- 脇の縫い目が波打っている。
- 裏地がレースより大きくて余っている。
- 後ろの柄合わせができていない。
5位 ポール
パープルのレース、ラベンダーのサテン生地
良くなかった点
- レースと裏地の裾の幅が揃っていない。
- ファスナーの下がデコボコして歪んでいる。
- ファスナーずれている。
準決勝1作品目 『タイトスカート』対決 課題内容と審査のポイント
勝ち残った5人は準決勝へと進みました。
課題内容
- 表にレース、裏地にサテン生地を使ったタイトスカート。
- 後ろにダーツを入れ、コンシールファスナーと裏地をつけること。
- 制限時間は3時間
審査のポイント
- 繊細な生地は高い技術と手際の良さが求められる。
- 全く異なる生地にうまく対処してしっかり縫い上げてほしい。
- レースは伸びやすくて縫いにくいので、しっかり織り上げた生地とは別のアプローチが必要。
『タイトスカート』制作工程
- レースと裏地に型紙をとめ、前後のパーツを裁断する。
- スカートはレースと裏地のサテン、2種類の布を重ねます。
- パーツはそれぞれ、前が1枚、後ろが2枚。
- 後ろにダーツを入れます。
- 2枚の脇とダーツを合わせ、しつけかピンでとめる。
- 脇を縫い合わせたらレースと裏地を仮縫いでとめ、2枚一緒にコンシールファスナーをつけます。
- 後ろ中心を縫い合わせます。
- 裏地の裾の折幅をレースのフチ飾りに合わせ、裾を処理します。
- ウエストラインに見返しをつければできあがり。
ソーイングの歴史。レース人気復活の火付け役はキャサリン妃のウエディングドレス。
レースは何世紀もの間、庶民が縫いたくても縫えない憧れの生地でした。
レースがイギリスで作られるようになったのは16世紀ごろ。当時は手編み作られ、とても高価な生地でした。
19世紀、ヴィクトリア女王がウエディングドレスにレースを使ったことでその人気は一気に高まり、その後、機械編みが発明されました。
工場で量産できる機械化により、レースは庶民の手に届くものになりましたが、その人気に陰りがでたのは20世紀。
第一次世界大戦のさなかレースは贅沢品とみなされ、庶民は生活出需品にお金を回すようになるとレースは流行遅れの生地になりました。
レースの人気が復活したのは60年代、そしてその人気をさらに加速させたのは21世紀、キャサリン妃ウエディングドレスでした。
時代を超えて、人々に愛され続けるレースは今後なくなることのない定番生地の1つなのです。
海外ドラマちゃん的。「タイトスカート」対決 考察まとめ。
いよいよ闘いの舞台は準決勝へ!
1作品目のタイトスカート対決が終わりましたね~。
今回のレースとサテンの縫い合わせのポイントは…レースは縫い目が全部見えてしまうので
- 普通に縫って、後ろを片側に倒す縫製にするのか、
- 袋縫いにするのか
どちらを選択するのかで仕上がりが大きく変わるというところですね。
ちなみに型紙には縫い方の指示まではかいていなかったそうで、
普通に縫って、後ろを片側に倒す方法を採用したのは、ポール・マット・ローナ。
袋縫いにしたのは、デボラ・ニール。
審査員のメイ・マーティンは
- 縫い代の処理は、切りっぱなしでもいい。表からもそれほど目立たないと思う。
- 厚手のレースを使うなら、かなり分厚くなるから袋縫いは避けるべき。
とコメントしていたのでこれは切りっぱなしつまり普通に縫って片側に倒す縫製が正解。
この縫製については、ポールが袋縫いとシンプルに普通に縫う方法を試して、マットに「見て。袋縫いは厚みが出る。シンプルに縫った方がいい。」とアドバイスしていたんだよね~。やさしい!!
そして自分最下位!マット1位!!
扱いにくい生地では、縫製方法によって出来栄えに大きな差があるので、残り2作品にも注目です。
さてお次はクロウディアの大好きなリメイク!お見逃しなく!
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