最終回ブリジャートン家8話あらすじネタバレ感想。ダフネとサイモンの愛とホイッスルダウンの正体。



もう一人の主人公!?エロイーズの行方も気になるブリジャートン家。

Netflixで話題沸騰中の「ブリジャートン家」。登場人物みんなが主役級の働きで、中でもエロイーズの友情と調査の行方は必見です。

原作はジュリア・クインの小説。

19世紀のロンドンを舞台に、ブリジャートン家の8人兄弟姉妹がそれぞれ結婚相手を見つける騒動を描いた作品です。

この投稿をInstagramで見る

 

Bridgerton(@bridgertonnetflix)がシェアした投稿


\日本語版も/


今日はブリジャートン家、最終話のあらすじやネタバレ、感想をお届けします!

 

7話のあらすじネタバレ感想レビューはこちら。

ブリジャートン家 第7話では…

コリンがスキャンダルに巻き込まれたことを知り、ロンドンに戻るダフネ(フィービー・ディネバー)とサイモン(レジ=ジーン・ペイジ)。

ロンドンに着いても、2人の関係は険悪なまま。

 

ダフネは、サイモンが子どもを作りたがらない理由が“父親への復讐のため”だと知る。説得を試みるが、頑ななサイモンに落胆することに。

一度きりのチャンスで子どもが宿ることを願うも、叶わず泣き崩れるダフネ。

 

一方、エロイーズクローディア・ジェシー)は新聞によりペネロペ(ニコラ・コクラン)の名誉が汚されたことに憤慨していた。

そのため、エロイーズはホイッスルダウンの調査に本腰を入れ、上流階級相手の仕立て屋ドラクロワ(キャサリン・ドライスデール)が怪しいとアタリをつけるのだった。

ブリジャートン家 第8話「嵐のあと」 あらすじ

回復したマリーナ(ルビー・バーカー)の元に恋人の弟が訪ねてくる。

ダフネの手紙によりマリーナの場所を知った彼は、兄が戦死したこと、責任を取るために自分がマリーナと結婚することを申し出た

一度は断るマリーナ。しかし、子どもがまだ生きていたことや、フェザリントン男爵(ベン・ミラー)が亡くなるという事件もあり、その申し出を受けることに。

 

一方、サイモンから父親に宛てた手紙を発見し、彼が必死に吃音を克服したことを知ったダフネ。態度を和らげ、自らが主催するパーティーで“愛していないフリはできない”ことを告げる。

そのダフネの態度に考え直したサイモンは、ダフネと一緒に問題を乗り越えて行こうと決めた

 

今回のことを受け、コリン(ルーク・ニュートン)は夢だった世界旅行へと旅立つことにした。

長兄のアンソニー(ジョナサン・ベイリー)は、恋人に手酷く振られ結婚相手を探すことを決意する。

エロイーズは、公爵家のパーティーで王妃(ゴルダ・ロシューヴェル)がホイッスルダウンを潰そうとしている情報を手に入れた。慌ててその場に向かい、彼女の馬車に警告したエロイーズ。

しかしその晩、ドラクロワが兄のベネディクト(ルーク・トンプソン)と共にいたことを知る。ホイッスルダウンへの手がかりがなくなってしまい、エロイーズは困惑する。

 

ホイッスルダウンは『正体を明かす時を決めるのは私だ』と新聞で宣言。その記事を手にして意味深な微笑みを見せたのはペネロペだった。

 

その後、公爵家では待望の第一子が誕生し、皆に祝福される。

子どもにブリジャートン家伝統の“Aから始まる名前”を付けようと言うサイモンと、それを幸せそうに見つめるダフネの姿。

公爵家には幸せな時間が流れていたのだった。

感想レビュー1 自分が愛されていたことを知ったマリーナ。愛のない結婚をすべきか悩む。

恋人のジョンが戦死する前、妊娠したマリーナに向けて“愛している、一緒になろう”と手紙を書いていたことを知ったマリーナ。

ダフネに「私が間違ってた。私は愛されてたの。」と涙を流した。

 

ジョンはマリーナと結婚するつもりだったんですね…。

ダフネのお陰で、彼の想いが伝わったのは嬉しいことなのですが、恋人にもう二度と会えないマリーナの気持ちを思うと苦しくなります。

「私の兄が貞節を汚した以上、責任を取るのが私の役目です。」という結婚の申し出をされるマリーナ。

しかしマリーナは「愛していないから」という理由でその申し出を断った。

 

今のマリーナにとっては、またとない申し出だったことでしょう。

これを断ったのは、彼女なりの矜持と“愛”に対する考えがあったからだと思います。

この後、結局マリーナは結婚することを決めるのですが、愛のある結婚か、それとも安定した結婚がいいのか、これは現代でも意見が分かれる問題ですね。

お見合いの原型は江戸時代にあり。恋愛と結婚は別物。

前回に引き続き、今回も昔の婚活事情についてお話ししたいと思います。

これまで日本の婚活事情を辿ってきましたが、それでは江戸時代はどうだったのでしょう?

調べてみると、私たちが時代劇から想像する江戸と少し違うことが分かりました。

令和時代はスマホで完結するオンライン婚活♪
専属サポーター付きで安心婚活!スマホの結婚相談所 【naco-do】

 

このように、
江戸時代の結婚はあくまで家と家のものであり、お互いの家を存続させるため、または経済的に困窮しないためのもの
だったようですね。

これは「命令婚」とも言われ、親からの命令に従って結婚したため、結婚相手の顔を知るのは結婚式当日、ということも多かったとか。
これが後々、今の「お見合い」に発展したそうです。

当然、恋愛の入る余地はなく(庶民は多少自由が効いたようですが)、婚活というものも存在しません。

あったとしても、銭湯などで“良い人はいるかな”ではなく、“この人は身体が丈夫そうか”といった観点から見ていたそう。かなりシビアです。

実は離婚率が高い⁉︎江戸の女性は強かった。

江戸では圧倒的に女性が少なく、確実に結婚できる男子は長男のみだったようです。

それより下は働き手として外に出されます。

しかし江戸時代の寿命は30歳前後。結婚する前に亡くなる男性も…。

そんな中でも、離婚率は脅威の11%

結婚の権利は男性にありましたが、江戸の女性は経済的にも自立していることが多く、離婚してもすぐさま困窮することはなかったのでしょう。

女性は経済的パートナーで、夫婦が共働き。多種多様な現代の結婚スタイルに通じるものを感じますね。

入会者に婚活支援金3万円(毎月10名)プレゼント中です。※キャンペーンは予告なく終了する可能性があります。
結婚相談所比較ネット

感想レビュー2 ブリジャートン家、そしてダフネの愛の形。

「私はもう二度と会うことはできない。毎朝起きるたび、お父様の枕を触るの。」という母バイオレットの言葉を聞くダフネ。

母親の言葉に背中を押され、自分の気持ちをサイモンに伝えることを決意する。

ブリジャートン夫妻は本当に愛し合っていたんですね。

そんな姿を見て育ったダフネが、ある意味現実味のない結婚生活に憧れるのも納得できます。

今不満に思っていることも、相手がいるから文句が言えるわけで、いなくなってしまった後では全てが遅い。そんな大切なことを気づかせてくれるシーンでした。

雨の中、サイモンに自分の心の内を打ち明けるダフネ。

「あなたが恥だと思っているところも、何もかもまとめて愛してるの!」

ダフネの言葉に心を打たれたサイモンは、改めて自分と向き合い、ダフネと共に苦難を乗り越えていくことを決めたのだった。

 

王妃の前でのサイモンの言葉を彷彿とさせる告白シーンでした。

“愛してないフリはできない”“あなたの全部が好き”…書いてしまうと少し照れ臭くなりますが、これを目の前の相手から本気で言われたら響かない人はいないでしょう。

サイモンに“1人になりたくない”という正直な気持ちを吐き出させたダフネ。

結局のところ、小手先の策略よりも正面から気持ちをぶつけるのが何よりも有効だったということですね。

ブリジャートン家 第8話「嵐のあと」 まとめ

ブリジャートン家最終話では、2人の愛の行方が描かれました。

最終的にこうなるだろうなとは思っていたのですが、実際に見終わるとやっぱりハッピーエンドが一番ですね!

 

この作品では、始終“愛について”がテーマになっていたように感じます。

ブリジャートン夫妻とフェザリントン夫妻が対照的に描かれ、それと同じようにダフネとマリーナも対比されていました。

ダフネとマリーナはそれぞれ自分の愛を貫きましたが、次回作で2人の行方が描かれることはあるのでしょうか?

 

次回作といえば、最後にアンソニーが結婚相手を探すことを明言していましたね。

ということは、シーズン2はアンソニー中心の話になるのかも…と期待しています。

フェザリントン男爵の死や遺産の行方はまだ謎に包まれていますので、こちらもどうなるか楽しみです。

 

しかし、ホイッスルダウンの正体が彼女だったとは…。

マリーナの妊娠報道の辺りで引っかかるものはあったので、予想通りではありました。

ただ、物語の中でエロイーズと一緒に調査をしている気分になり、こちらも非常にわくわくしながら観ることができましたね。

 

さて、既に制作が決定しているブリジャートン家シーズン2。

今作の出来を考えると、続編への期待が膨らみます。気になった方は、原作の小説も是非読んでみてくださいね!

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事