クイーンズ・ギャンビット6話あらすじネタバレ感想。ジョリーンとの再会。

今話題沸騰中のネットフリックスオリジナルドラマ、「クイーンズ・ギャンビット」。

チェスのルールが分からなくても面白い!と絶賛されています。


そんなクイーンズ・ギャンビットの第6話ネタバレ感想をお届けします!

 

\原作やkindle版もあるよ。/





クイーンズ・ギャンビット 第5話では…

良きパートナーであった養母アルマ(マリエル・ヘラー)を亡くし、悲しみに暮れるエリザベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)。

ベスが初優勝した時の対戦相手、ベルティック(ハリー・メリング)とベスは同棲することになる。

直感型のベスは、ベルティックから対局を研究することの重要性を教えられた。

ベスの才能に圧倒されたベルティックは家を後にするが、去り際、薬や酒に依存するベスを心配するのだった。

 

オハイオの大会では、ラスベガスで敗北したベニー(トーマス・ブロディ=サングスター)と再会する。ベスは、ベニーでさえ対戦相手を研究していることに驚く。

決勝でベニーに勝利したベス。

モスクワの招待試合に参加するか迷うベスを説得し、ベニーは自分がコーチになると申し出たのだった。

クイーンズ・ギャンビット 第6話 あらすじ

ベニーのマンションについたベス。ベスは、ベニーの部屋が想像と違い薄暗く殺風景であることに顔を顰める。

酒もない状態で、何日もひたすらチェスの特訓をするベスとベニー。ベニーは、ソ連(ロシア)が最強なのはチームで戦うからだとベスに伝えるのだった。

 

ある日の夜、ベニーの家にチェス仲間の男性2人と女性のクレオ(ミリー・ブレイディ)がやって来た。ベスは、お洒落でどこか退廃的な雰囲気のクレオに魅了される。

3人との同時対局をし、苦手だった早指しでも全勝するベス。様々な助言をしてくれるベニーに感謝しながらも、セックス中ですらチェスのことを考えていることに対してベスは呆れ果てるのだった。

 

1967年、パリの国際大会。ここではボルゴフ(マルチン・ドロチンスキ)も含めた全員と総当たりすることになっていた。

チェスとは関係のないことをインタビューされ、自信に満ちた皮肉で返すベス。大会開催中は、ボルゴフに勝つため常に対局を研究していた。

 

ボルゴフとの対決が明日に迫った夜、クレオから電話がかかってくる。一度は誘いを断ったベスだが、クレオに根負けしてバーに行き、羽目を外してしまう。

昨夜の酒も残る不完全な状態で薬を飲み、ボルゴフに挑んで敗北したベス。

意気消沈したまま自宅に帰ると、養父オールストン(パトリック・ケネディ)から家を返すよう言われる。

 

家を買い取ったベスは、レストランにてアルマの死を悼む。自暴自棄になり、酒に溺れてベルティックに心配されるが、ベスは彼の言葉に耳を貸すことはしなかった。

その後も自堕落な生活をしていたベス。

そこに、養護施設での友人ジョリーン(モーゼス・イングラム)が訪ねてきたのだった。

 

感想レビュー1 ベニーとのチェス修行。禁欲生活の中で、ベスは更に強くなっていく。

到着したベニーの部屋は、地下にあり薄暗く、チェス盤と生活必需品しか置いていなかった。
ベスは予想外の様子に驚き顔を顰める。
「酒はないぞ」というベニーに、「期待してない」と答えるベス。

ベニーはもっときらびやかな所に住んでいるのかと勝手に予想していたので、これには私も驚きました。

ベスが思っているより、ベニーはずっとチェス漬けの生活を送っているようです。

ベスが道を踏み外さないよう、意識的にチェスの話題しか出さないようにしていたのかもしれません。

同時対局をしようとベニーに持ちかけられ、「早指しがいい」と答えるベス。

ベニーは前回ベスが早指しで全敗したことを気にするが、結果はベスの全勝。

何回か対局した後、「もう一回」と言うベスの申し出をベニーは断ったのだった。

しかし、酒も飲まずセックスもせず一日中ずっとチェスを学んでいた成果か、ベスは更に腕を上げていました。ベニーも、ベスがこんなに早く上達するとは思っていなかったのではないでしょうか。

対局後、ベスが得意げに「裁判官並みに素面だった」と言っているのも、ベスの負けん気が表れていて痛快です。

感想レビュー2 クレオに魅かれるベス。彼女と過ごした一夜をきっかけに堕落していく。

ベニーの家にやって来たクレオ。

挨拶として頬にキスされたベスは驚くが、すぐさまクレオの元へ行き質問攻めにする。

当時のチェスプレイヤーは男性が多かったため、登場人物も男性がほとんどだったのですが、久々の女性、しかもベスがなりたい女性像を体現したような人物が現れました。

ベスの良き友人になってくれればいいな、と思う反面、どうしても嫌な予感が拭えません。

ボルゴフとの対局前日、クレオに誘われバーにやって来たベス。

一杯で切り上げるつもりが、クレオとそのまま一夜を過ごし、気付けば酔いつぶれて眠ってしまっていた。

嫌な予感的中です。一度誘いを断った時は、ベスも流石にこれまでの準備を無駄にするようなことはしないよな、と思って安心していたのですが…。

ちなみに、このシーンが第1話の冒頭で使われていたんですね。

 

この後の対局でも、薬を服用したベス。

対局中、異常なほど水を飲むベスを見て、普段無表情なボルゴフも怪訝な表情です。

途中でボルゴフの子どもを眺め、駒を動かしかけて止める、というベスにしては珍しい動作があったのですが、それだけ次に指す手を熟考していたということでしょうか?

感想レビュー3 養父オールストンからの理不尽な要求。ベスは思い出の詰まった家を購入することに。

家に帰ってくると、オールストンが住宅の譲渡を渋っていると知らされる。

話が違うと主張するベスだが、オールストンは弁護士を連れて家へと戻って来たのだった。

第4話では確かに、家を譲渡すると言っていたオールストン。

「あなたの娘よ」と言うベスに対しても、仕方なく養子にしたと答える彼に対しては怒りを覚えますね。

アルマのことを「うるさい女だった」と言い捨てたオールストン。

ベスは、「惨めなのは、私の目の前にいるあなたよ」と吐き捨てた後、言い値の7000ドルで家を購入したのだった。

アルマに対しても酷い言い様のオールストンですが、それをベスが叩きのめしてくれました。

恐らく、オールストンは釈放されてお金が必要だったのでしょうが、それにしても家族に対しての情が希薄ですよね。ここからもベスがアルマという「家族」を大切に思っていたことが感じ取れます。

今となっては、どちらがベスを養子にすると言ったのか分からないままです。

もしかすると、ベスがオールストンを嫌わないように、アルマが嘘を吐いていたのかもしれませんね。

クイーンズ・ギャンビット 第6話 まとめ

今回は、ベニーとの特訓やクレオとの出会い、そしてベスが急速に転落していく様子が描かれていました。

 

ベルティックやベニーの助けでこれから順調に立ち直っていくのかと思いきや、なかなかうまくいきませんね…。そんなベスの人間らしさが一層このドラマを面白くしているのだと思いますが、彼女見ているとヒヤヒヤします。

それにしても、ベスに邪険に扱われても心配し続けてくれるベルティックがいい人過ぎて…。最初にベスと対戦した時とは随分印象が変わりました。最終話でも結局助けてくれそうな予感がしますね。

 

一方、チェスが分からない私にでも対局の優勢劣勢を理解させる俳優陣の演技には毎回驚かされています。特にベス役・アニャの表情や仕草からは目が離せません。

 

最後には、久々にジョリーンが登場しました。彼女の来訪は一体何をもたらすのでしょうか?最終話もますます見逃せませんね!

 

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