未成年裁判第1話あらすじネタバレ感想。非行少年を憎むシム・ウンソク判事。

『未成年裁判』は、2022年2月に公開されたNetflix独占配信中のリミテッドシリーズです。

非英語圏でのグローバル視聴時間ランキングで一位に輝いたことから、韓国ドラマの中でも特に注目を集めています。



『未成年裁判』とは?未成年犯罪に焦点を当てた注目のヒューマンドラマ。

少年犯罪を描いたこの作品で、主人公のシム判事を演じる女優はキム・ヘス。彼女は『シグナル』や『キングダム』での演技も話題になっていましたね。それ以外にも名の知られた俳優陣が並ぶ中、少年犯を演じたのはなんと女優イ・ヨン。

ベテランと若手が作り上げる法廷ドラマに期待が高まります。

 

そんな未成年裁判に出てくる犯罪は、世間を騒がせた実話を元にしたもの。

実際の事件は作中に描かれているよりもショッキングだという声も。この生々しさと不気味さが面白いと言われる所以かもしれません。

今回はそんな『未成年裁判』の第1話感想レビューをお届けします。

『未成年裁判』第1話あらすじ

ヨンファで8歳の少年が殺され、切断されて貯水タンクに遺棄された事件。
その犯人として13歳の少年が自首してきたことで、世間ではこの事件に注目が集まっていた。
そんな中、判事のシム・ウンソク(キム・ヘス)は、ヨンファ地方裁判所に着任する。
ここでは犯罪を犯した少年少女たちと食事をする習わしがあった。
子どもたちに親身に接するチャ・テジュ(キム・ムヨル)左陪席とは異なり、無表情で食事を進めるウンソク。
一行が店を出ようとすると、退所して間もない少女が盗みを働いたと騒ぎになる。
少女の話を聞こうとするテジュに対し、ウンソクはすぐに警察を呼ぶよう言い放つ。
後に客の財布は座席で見つかり、少女ウンソクに謝罪を求める。
しかしウンソクは、彼女が他の財布を盗んだところを目撃していたのだった。
後日、例の小学生殺人事件の審理が行われた。
ウンソクは始終厳しい態度で審理に臨むが、犯人のペク・ソンウ(イ・ヨン)は反省した態度を見せない。
ソンウは少年法で守られているだけでなく、統合失調症を患っていたのだ。
被害者の母親が悲しみ憤る様子を見て、決意を新たにするウンソク。
そして、ソンウの供述の矛盾点を指摘し、第三者の少女も犯罪に関わっていることを見抜く
少女を捕まえるため、事件を警察に差し戻すよう訴えるウンソク。
しかし、部長のカン・ウォンジュン(イ・ソンミン)は事件を無難に処理するよう指示。
途方に暮れるウンソクの元にテジュがやって来て、部長を説得するために少女を捕まえようと言う。
少女を探すため、テジュの情報でネットカフェへ向かうウンソク。
そこで目的の少女を発見するが、彼女はウンソクを振り払って逃げ出した。
必死の逃亡劇の末、ウンソクは遂に彼女を追い詰めたのだった。

感想レビュー1:非行少年を憎むウンソク。その理由は?

インタビューを受けるウンソク。

「なぜ少年部の判事になったのか?」と聞かれ、ウンソクは「私は非行少年を憎んでいます」と答える。

衝撃的な登場シーンでしたね。無表情で淡々と述べていることによって、嫌悪の深さが伝わってきました。過去に非行少年絡みでなにかあったのでしょうか?

 

少女は無実を主張するが、左のポケットから財布が出てきたことにより、盗みを行っていたことが判明。

そんな彼女に対し、ウンソクは「だからあんたたちが嫌いなの。更生なんてできないから。」と冷たい表情で告げる。

テジュのフレンドリーさが描かれていた分、このウンソクの態度は際立って見えました。

“更生なんてできない”って、かなり強い言葉ですよね。

ウンソクに言われたのが自分だったらと思うと…多分心が折れて大泣きしてます。笑

キム・ヘス迫真の演技に感服です。

感想レビュー2:矛盾点を指摘し、真実を暴くウンソク。

法廷にて、ソンウは自分が統合失調症であるという診断書を提出する。

病気のせいで人を殺してしまった、と反省する気のないソンウ。そんな彼をじっと見つめ、ウンソクは「あなた、嘘つきね」と言い放った。

 

ソンウが抱えている病気は、長い間集中するのが難しく、殺人を犯しても証拠隠滅ができず多くはその場で捕まってしまうという。

犯人が精神疾患や何らかの病気を患っていて、結局無罪釈放になってしまう…遺族にとって、これが一番納得できない結末でしょう。

今回の場合、ソンウが刑を受けないことは変わりませんが、犯行に関わっていた少女を炙り出すことに成功しました。

ウンソクの執念の勝利ですね。

非行少年に対してはかなり厳しい態度ですが、被害者側には寄り添う姿勢を見せたウンソク。

ここからも、彼女がただの非情な人間ではないということが分かります。

感想レビュー3:判事なのに犯罪捜査?そして必死の逃亡劇!

テジュを通じて情報を得たウンソクは、少女がよく過ごすというネットカフェにやってきた。

そこで目的の少女と思われる人物を見つけ、話を聞くために連れて行くことに。

しかし、彼女はウンソクの隙をついて逃亡。街を舞台にした逃亡劇が始まったのだった。

個人的に一番のツッコミどころ。判事自ら捜査しちゃうのね…!と。

ネットカフェのオーナー?を脅しともとれる言動で黙らせてしまうのも面白かったです。笑

 

その後も、体力では明らかに分が悪い少女相手に街を駆け抜けたり、車に衝突されたり、廃墟に忍び込んだり…。

フィジカル面でも有能なスーパーウーマン・ウンソク。

このタフさはただの判事とは思えません。

最後に少女を追い詰めたシーンはベテラン刑事並みの迫力でした。今後の展開でも派手なシーンが期待できそうでワクワクしますね。

『未成年裁判』第1話まとめ

未成年裁判、第1話では小学生殺人事件とウンソクの人となりが描かれました。

ウンソクの活躍っぷりが光る話でしたね。

自分で「非行少年を憎んでいるから少年刑事合議部の判事になった」と言ってるだけあって、非行少年少女たちへの厳しさはゾッとするほどでした。

今後の展開によって、彼女が非行少年たちに対する考えを変えることはあるのでしょうか?

また、ウンソク役のキム・ヘスとソンウ役のイ・ヨンの演技が絶妙で引き込まれました。

海外ドラマを観ていつも思うんですが、表情だけで感情を視聴者に分からせる(+声優さん)って凄いですよね。

特にウンソクは微妙な感情の変化も読み取れ、さすがと言わざるを得ません。

さて、今回共犯者が捕まった小学生殺人事件。ウンソクは事件を差し戻すことはできるのか?

そして彼女らにウンソクはどういった判決を言い渡すのか?気になる点が盛り沢山の第2話をお楽しみに!

 

\おススメのキム・ヘス/




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