ソーイング・ビー2|2‐3立体的なコスチューム結果。こどもモデルの動きを考える

イギリス一のお裁縫名人を決める大人気の裁縫バトル番組『ソーイング・ビー』の新シリーズ、『ソーイング・ビー2』。2回戦3作品目はこども用の立体的なコスチュームを製作します。

 

MCやこれまでの『ソーイング・ビー』をまとめているので、こちらの記事もぜひ読んでみてね。

ソーイングビー2見逃し配信はコチラから。



ソーイング・ビー2 2回戦3作品目は『立体的なコスチューム』対決

向かって右端から、前列はポール→アマンダ→クローディア→メイ→ニーラ→デボラ→アレックス→アニー(1回戦で脱落)。

向かって右端から、後列は、ローナ→ライアン→パトリック→ニール→マット。

 

番組スケジュール
  • 放送 NHK Eテレ
    毎週木曜 午後9:00~9:30
  • 第2回戦 立体的なコスチューム対決
    2020年10月1日(木)午後9:00~
  • 【再放送】 NHK Eテレ
    毎週水曜 午後0:25~0:55
    ※放送翌週の水曜昼に再放送があります。
  • 第2回 再放送
    2020年10月8日(水)午後0時25分~
  • 見逃し配信
    放送翌日から「U-NEXT NHKオンデマンド」にて見逃し配信の視聴が可能。
    第2回戦「こども服にリメイク対決」は10月18日(日)午後23:59まで視聴できます。

MCは『ソーイング・ビー1』に引き続き、司会進行のクローディア・ウィンクルマン、審査員のパトリック・グラント、メイ・マーティンの3人。

 

『ソーイング・ビー2』新シリーズ第2回戦のテーマは『こども服』。

前回は基本的な縫製の技術が求められましたが今回は精密さが求められます。

新シリーズの出場者は10人で、2日間で3着の作品を作ります。そのなかの1つが優秀作品に選ばれ、1人が脱落。

 

ソーイングビー2見逃し配信はコチラから。

第2回 3作品目 『立体的なコスチューム』対決 結果と脱落者

次の課題が終わると「こども服」3本勝負の優秀作品と、1人の脱落者が決まります。

優秀作品はポールのゾウのバレリーナ

ポールがついに優秀作品に選ばれたよ!

前回あたりから本来の調子を取り戻している様子だったポールが悲願の優秀作品の座をゲット。

ポールって編み物が得意だったり、女装趣味の友人に服を作ってあげたりと、乙女チックな一面があるからこういう課題は得意なのかもしれない。

審査員に絶賛されて「このショーは僕の金メダルだ」と嬉しそうだったポール。今回は、選んだテーマ、立体的なコスチュームに沿った課題へのアプローチ、時間配分、どれをとっても余裕がありそうでこれはもしや…?という感じでしたね~。

脱落者はアレックス。脱落者候補2人のうち、アレックスが選ばれてしまった理由。

今回は、海外ドラマちゃん的超絶悲しいお知らせが…。

第1回戦アニーに次ぐ2人目の脱落者はアレックス。

海外ドラマちゃん
なんということでしょう。
いや~…アレックスってここで落ちていい人じゃなかったと思うけどね。
しかしながら、事実としてはほとんどの作品を未完成で提出しているから、そらそうなるわな~という気持ちではあります。

 

今回実は、「立体的なコスチューム」の課題が始まる前段階のパトリックとメイのコメントでは、ニーラとアマンダが脱落者候補の筆頭だったんだよね。

それが、課題が終わったあとには脱落候補はアレックスとマットになっていたね。

 

アレックスは元々「最後まで仕上げることに集中すべき」と言われていたから、これをクリアできなかったのが大きな決め手になったのかな~。

海外ドラマちゃん的にはマットの、ハングライダーですか?というようなクジャクは作品としては酷かったけどね。

パトリックもマットの立体的なコスチュームに関しては

パトリック
この衣装には惹かれない。ワイヤーがむき出しで安定感がない。

 

とハッキリいっていたよね。

 

一方で、脱落者候補だったニーラは、立体的なコスチュームのテーマに選んだ本が良かった。

細部に気を配って、立体的な衣装を作った、と審査員からの評価も上々だったね。

 

アマンダの作品は正直、立体的なコスチュームとは言えないんだけど、メイがとにかく気に入ったのが功を奏してこちらも命拾い。

メイ
アレックスは几帳面だけど時間がかかっってしまう。アイデアが光るだけに残念ね。

パトリック
彼女の本当の実力を見たかった。完成した作品でね。
「アイデアはあるんだけど、時間が足りなくて形にできないんです。」と涙顔でコメントしていたアレックス。
最後の立体的なコスチュームの課題では見るも無残な未完成だったもんね。
視聴していても「そこはいいからもう次の箇所を縫おうよ~」って思うシーンもあったしなあ。几帳面で自分が納得するまで作りたいゆえにコンテストには向いていなかったのかも…。
もっと観ていたかったけれど、アレックスがここで脱落です。

第2回 3作品目 『立体的なコスチューム』対決 審査内容詳細 

優秀作品 ポール

ゾウのバレリーナ

  • フリース素材にネット素材のチュチュをつけ、ゾウの鼻と耳を合わせます。
  • 外側はグレー、内側はピンクの生地を使用します。

良かった点

    • 細かい部分まで丁寧に作られている。
    • しっかり縫い上げられている。
    • モデルの体型にピッタリ合っている。
    • フードのサイズ感が絶妙。
    • 耳が立ちやすいように部分的に硬くしてある。
    • 鼻がすばらしい。先っぽまで丁寧に作られている。

    パトリック
    見事な作品だ。

    海外ドラマちゃん的!ここに注目。

    タトゥーサンタクロースことポールが今回の優秀作品!おめでとう!

    毒舌すぎる猫の赤ちゃん
    “タトゥーサンタクロース”とは当ブログでしか浸透していないアダ名です。

    作業中に「鼻には詰め綿を使っています。軽さと柔らかさを出したくって。何回か練習してコツをつかみました。」とコメントをしていたポール。

    事前準備が功を奏した典型的なパターンだね。予習、大事、ゼッタイ。

    しっかり準備していたせいか、モデルの子にも話しかけたり終始和やかな雰囲気での縫製となりました。

     

    「立体的なコスチューム」というこれまでにない課題だったためか、どんな作品がでてくるんだろう?と全く読めなかった今回のテーマだったけれど、審査員に求められていた作品のイメージをうまく表現できたポールが優秀作品に輝いたよ。

    ライアン

    キツネ

    • キツネの顔をフェルトで作り、詰め物をした耳としっぽをつけます。
    • フェイクファーのズボンを作ります。

    良かった点

    • 顔のアップリケがキレイに仕上がっている。
    • 耳やしっぽに立体感がある。

    パトリック
    手が込んでいるわけではないけれど、よくできている。

    海外ドラマちゃん的!ここに注目。

    着々と腕を上げてきているライアンボーイ。

    今回のも良かったね。「僕はシート状の綿の方が形を作りやすいです。」とコメントしていたから、ポールと同じくこちらもきちんと事前準備してきたみたいだね。

     

    審査員の要望によく応えられていてかつ作業スピードが速い。今回も製作作業時間10分を残してフィニッシュ。

    パトリックからも「君(ライアン)とニールは手が早くて集中力があり、安心して作業を見ていられる」と絶賛されていたよ。

    「フェルトはほつれないし、色が鮮やかでいいよね。」と言いながら楽しんで作業したライアンボーイ。

     

    ライアンボーイの作品自体は正直地味だったのだけれど、とにかくキツネの顔のアップリケがウマかったww

    なにあれw 絵を描いたりが得意なタイプだねきっと。

    あとモデルの子のキツネのマネが超ウマかった。鼻を動かすしぐさ、ライアンからレクチャーを受けたっぽかったんだけどとっても上手で、作品の良さを際立たせていたよ。

    ローナ

    カツオドリ

    • 頭にはフードをかぶって、身ごろとくっつけます。
    • フェイクファーの被り物に、詰め物をした翼と足ヒレを合わせます。
    • 足ヒレのカバーに切込みを入れて、足が入るようにします。

    良かった点

    • フェイクファーの生地のつなぎ目がつぶれずにうまくできている。
    • 翼の作りは美しい。
    • くちばしもきれい。
    • 足ヒレも歩きやすそう。

    良くなかった点

    • 部分的にたるみがある。

    海外ドラマちゃん的!ここに注目。

    「ガラパゴス諸島にいるカツオドリを作るわ。歩き方が面白くてとっても変わったダンスをするの。」と張り切っていたローナ。

    ちなみにカツオドリとはこちらです↓

    海外ドラマちゃんは鳥類がダメなのでゼッタイ選びたくないテーマなのだけれど、

    海外ドラマちゃん
    別物っぽい首の動きがマジムリゲー。
    ローナの立体的なコスチュームはハッキリ言ってめちゃくちゃ可愛かったww
    フワフワのフードとブルーの足ヒレ、ピタッとした白い身頃など、本当に良くできていたよ~!
    モデルの子の動きも

    海外ドラマちゃん
    マジカツオドリ。
    としか言いようがなかった!
    カツオドリの才能あるよあの子。

    アマンダ

    1920年代のモダンガールファッション

    • 帽子のみ立体的にデザインしたワンピース。
    • ターバン風の帽子に羽とビーズで作った帽子にクジャクのモチーフをつけたワンピースを合わせます。

    良かった点

    • 花飾りは完璧
    • 肩の羽や身頃の装飾が素敵。

    良くなかった点

    • 他と比べると立体感がない。

    ニール

    スマートフォン

    • フェルトで作ったアップリケを正面に並べ、ジャージー素材のパンツを合わせます。

    良かった点

    • コネクター付きのヘッドフォンなど、細かい部分にまで心配りが感じられる作品。
    • 画面が丁寧に作られている。
    • アップリケの縫い目がとても美しい。

    パトリック
    アイデアが素晴らしい。

    海外ドラマちゃん
    この課題に対して動物やスイーツではなく、スマホを選ぶところがニールの強さ。

    デボラ

    クジャク

    • 綿素材のワンピースにフード付きのマントと羽飾り
    • クジャクの足に詰め物をして靴に被せる

    良かった点

    • 骨組みが入っていて、立体感はある。
    • くちばしや頭の飾りは見事。
    • フードの形はきれい
    • ジャージ素材の扱いがうまい

    良くなかった点

    • もっと飾りが欲しい。

    パトリック
    良い作品だけれど少し主張が足りない。

    ニーラ

    • パットが入った本と、その中に住んでいる芋虫。

    良かった点

    • 前身ごろがいい
    • アップリケの演出が上手い
    • パーツをしっかり組み立てている
    • すべてのフチがかがってある
    • 側面につけられたページや節になったしっぽも楽しい

    マット

    クジャク

    • ジャージー素材で上半身を、サテン生地でスカートを作って合わせます。
    • 骨組みを入れた尾羽を作ります。ガーデニング用のワイヤーを使って羽を作り、ウエストベルトに固定します。

    良くなかった点

    • 安定性がない。
    • 他と比べると工夫が足りないように思える。

    パトリック
    目をつつかれそうだwモノにぶつかりやすかったり、後ろが見えない作品は好きじゃないね。マットは扇型に広がる羽が上手く立つか事前に考えておくことが必要だった。

     

    アレックス

    カップケーキ

    • プリーツを付けた深紅のサテン生地の土台をサテンやチュールを使って飾りをつけ、ふんわりと仕上げます。
    • 硬いシートを裏側に貼ってカップケーキを立たせます。

    良かった点

    • カップの部分はいい。プリーツが際立つよう上手く仕上げている。

      メイ
      生地が芯で固くなったから、ステッチを入れるのにずいぶん時間がかかったわね。

      『立体的なコスチューム』 課題内容と審査のポイント

      9人の出場者たちが扱うテーマは引き続き『子ども服』。最後の作品となる今回は「立体的なコスチューム」の縫製に挑みます。

      課題内容

      • マネキンを使わず、こどもモデルにフィットさせる。
      • 服の構造を考える力を見ます。
      • 作るのは立体的なコスチューム。
      • 出場者たちは前もって用意した素材で作ります。
      • 制限時間は4時間

      審査のポイント

      1. 構造をどう組み立てるか。
      2. ネットや詰め物を使って形をつくり、キレイに仕上げなければならない
      3. 扱いが難しい弾力のある素材をどう生かすか。
      4. 詰め物の技術 。

      海外ドラマちゃん的。「立体的なコスチューム」考察まとめ。

      推しメンアレックスが早々に脱落。もっと脱落しそうな人いたよね~?海外ドラマちゃん的波乱の展開「こども服」回です。

       

      ここまでで審査員の評価が高いのが、クオリティとアイデアを形にできるニールどの課題でも時間配分の上手さや技術の高さを見せてくれるローナ

      評価が上がってきたのは、作業の速さと作品の面白さでワクワクさせてくれるライアン

      海外ドラマちゃん的にはポールも落ち着きを取り戻して持ち味を発揮しだしていると思う。

       

      ヤヴァイのはマットかな~。ちょっと雑なんだよね。ツメが甘いというか、基本的に出たとこ勝負w

      ニーラとアマンダも作品にムラがあるよね。

       

      今回は難しいテーマでしたね。まず最初に思ったのはさ、マットって自分の子どもたちに人魚や恐竜の着ぐるみ?作ってあげてたよね?なんでアレにしなかったんだろう…今回の作品はクジャクという名のハングライダーだったよw

       

      アマンダは「わたしの作品は立体的じゃないから審査の対象外でしょうね。」とサラっと言っていて、本当に普通のワンピースだったから見上げた根性だなと思ったよwでもめちゃくちゃ可愛かった~今までのアマンダ作品の中で間違いなく1番良かった。

       

      アマンダの作品はメイがとにかく気に入っていたね。今回は他の人で完成できなかったり、できあがりが酷い人がいたし、アマンダとしては助かったよね。

       

      そして今回の勝敗を分けたのはズバリ「事前の準備」と「こどもモデルの動きを想定する」だと思う。

      アレックスは「詰め物の綿は見たこともないわ」っていってたから、事前に準備する期間はなかったんだろうなと思っていたのだけれど、作業の後半の方で、ライアンやポールが、「事前に詰め物を入れて練習してみた」ってコメントをしていたよね。

      アレックスは、作業時間残り10分でまだ詰め物が入れ終わっていなかったし、これは明らかに準備不足だったね…。

       

      それから、今回はモデルがこどもというのもあり、「着てもらったあとの動きを想像する」っていうことも大切だったように思う。

      • ライアン
      • ローナ
      • ニーラ
      • アマンダ
      • ニール

      の子どもモデルは動きも楽しげで観ている方も楽しかったよ。

      進行役のクローディア・ウィンクルマンもローナのこどもモデルのカツオドリの動きに「ンフッ…かンわいい…」って喜んでいたよねww

      製作終了後のインタビューでマットは「こどもの動きまでは想像していなかった。」と反省していたけれど、モデルの動きで作品の見栄えが変わってくるんだなと感じた今回の課題でした。

       

      次回はあの名物企画が登場!

      タイムスリップして当時のミシンを使う課題だよ。お楽しみに。

       

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